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menehuneの写真旅の記録。お気に入りの映画、書籍とアニメのインプレ、ライフハックもたまに更新。


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PARANORMAL ACTIVITY(そこのお前、撮ってんじゃねえよ)


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※ネタバレあり

パラノーマル・アクティビティ」。大好きだった「Xファイル」のOPで散々見せられた単語ですね。

2010年1月30日、劇場にて鑑賞。

同棲中の彼女が夜な夜な奇妙な体験をすると彼に告白する。
誰かが私を見ている。耳元で囁く。そして黒い陰が見える。。。

そこで彼はビデオカメラを新調。ハンドル部に液晶画面の付いたSONYの厳ついプロシューマーHD機だ。
「それ幾らしたの?」と尋ねる彼女に「一日の稼ぎの半分さ」と軽妙に答える彼。
いったい一日いくら稼いでるんだよ? と突っ込みたくもなるが、彼が働かず、デイ・トレーダーであることが
程なく判明する。
だからプール付きの広々とした一軒家に彼が暮らせる訳ね。つまり運用成績も上々なわけだ。

しかし、日がな一日自宅にこもり、PCに向かってカタカタやっているせいか、この彼氏、イマイチ彼女の気持ちが理解できていない風に序盤描かれる。

ベッドルームにカメラを持ち込み、ファイヤーワイヤー経由でPCに録画し、彼女の身に何が起こるのか
観察を開始。そして、初日の晩、いきなり寝室のドアが僅かに動く画が撮れてしまったものだからもう大変。
彼は彼女の一挙手一投足を延々カメラで追い続ける「少し変な人」となってしまう。

片や彼女の方はというと、自分に纏わり付く「目に見えない何か」が、彼のこうした行動に反応することを恐れ、霊媒師の先生を呼ぶことを主張。しかしこの霊媒師の先生、彼女からヒアリングを一通り終えると、「これは私の専門外。憑き物専門の先生を紹介するから」との判断を下す。つまり一連の現象は悪霊、またはあ○まの仕業だというわけ。
さらに不安度5割り増しの彼女の気持ちも察してあげられない彼は、それでも親身に相談に乗ってくれた先生を陰で罵倒する始末。
自分の家、しかも自分の彼女に起こっている現象を自分ひとりで解決しようと、あさっての方向へ無駄な力使って奔走して入手したのがなんと「ウィジャー・ボード」(こっくりさんの盤ですね)。

これで彼女マジぶちきれて、家を飛び出してしまい、後を追う彼。そしてリビングのテーブルに残されたボードを撮影したカメラには盤の上をすらすら動くポインターが記録されていた。。。

映画中盤、ここまでは、この能天気なまでに彼女の神経を逆なでする無神経野郎の彼こそが「あ○ま」
なのではないか、または「あ○ま」が彼を操っているから、彼女を、いや見ている私の気持ちを逆撫でするのではないか、と思って見ていました。

そもそもベッドルームの定点カメラの映像なのだが、その撮り方が怖い。
何でドア開けっ放しなの?  普通閉めるでしょ。
それといつも彼女が寝室の入口側に寝てるって?   彼氏が入口側に寝てみるとかすればいいのに!

しかし程なく彼女と彼は何事も無かったかのように同棲を再開。そして毎晩ビデオに記録される映像もエスカレートしていき、ついに霊媒先生が紹介してくれた「憑き物専門家」先生に電話をするのですが、不在。。。
翌日心配で来てくれた霊媒先生は玄関を入ってくるや、「その存在」に気付き、二人を残して早々に退散してしまうのだった。

その後、ベッドルームの映像には決定的な現象が記録され、ようやく事の重大さいに気付いた彼はもっともらしい提案を。「このうちから逃げ出すんだ。二人でホテルに逃げよう」
しかし今度は彼女が拒否。だるいし動けないし、ここに二人でいましょ。。。

そして最後の晩、相変わらず回しっぱなしのビデオカメラが寝室で捉えたものとは。。。

それがスクリーン越しにこちらに飛んできそうな勢いで(3Dではないけど)、その瞬間、私は劇場の座席にめり込みましたよ。
「そこのお前、撮ってんじゃねえよ。・・・なに見てんだよ」

さっきも書いた通り、「憑き物」は彼女と彼のどちらに憑いたのか。私が鈍いだけかもしれませんが、最終カットまでわからないんですよ。
結果は実は男女逆でもありなのかもしれないと。観客を裏切る意味においても。

定点カメラと手持ち撮影による主観映像で進行する本作は、なんだかんだで結局家から一歩も出ない設定なので、彼氏のお間抜けぶりもあいまって、見るものに多大なストレスを与えます。
もちろんそれは作り手の意思ではあるのでしょうが。

リメイクの話も断念されたそうですが、この設定をトレースしようとしたら、さすがに「エクソシスト」的な要素を入れるわけにもいかないし。
「発見されたビデオテープ(動画データ)」というご都合で作品は作られているのですが、そもそもそんな証拠、「あ○ま」は残さないと思います。
あ、てもそれじゃ話が成立しないので。

でも、するめのように後から意外と恐怖が押し寄せてくる作品。「ブレア」や「クローバー」「REC」のように、手ブレで目が回ることもありません。その代わりグロも無いので、それは期待しないように。

皆さんも撮影するときはあ○まさんの肖像権を守ってしましょうね。そうでないと、上で書いたようなことになっちゃいますよお。

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