アニメ『けいおん！！』雑感（6）＃11 暑い！を見た印象です。

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さて、6月15日、関東では「けいおん！！」#11 『暑い！』がオンエアされました。
私的にはもちろん神回ってことで。

以前から申している通り、スプーン一杯のエロ要素をちりばめつつ今回も展開。
しかも当社比1.5倍くらいの勢いが今回はあったかも。
さて、#11『暑い！』で印象に残ったのは、 ※以下ネタバレ含みます。


ハイ、いきなり爆笑です。
でも、練習曲が「ふわふわ時間」だったのは正直微妙。売る気あるのかしら？


この暑苦しさ、たまりません。
今回は夏真っ盛りの軽音部がナニをゲットするまでのドタバタ劇。
もっとも、この展開、唯たちが3年のいま、突如勃発するのも何なんですが、細かいことはいいんです。


澪の髪くくりツインテールヴァージョンです。とても素敵ですが、
もっともこの件は、再来週（と勝手に妄想）オンエアされる紬のそれの前哨戦に過ぎません。
私的には原作回の紬のあの髪型を作画陣がどう描いてくれるか楽しみで仕方ありません。


原作どおりやってくれました。しかも掘り下げてくれているのがイイデスネ。


キマシター！


このあたりの描き方は京アニオリジナル。お礼を申し上げます。


若干尺埋めの感は無いとはいえませんが、ここまでサービスしてくれるとは。
「けいおん！！」2期のサブタイトルで『紬の大冒険』とつけてあげたいくらいです。


サウナスーツ・・・演劇部に返却した着ぐるみ、早くも復活です。ここでの変なプログレ風演奏もイイ！


このあたりの描写は気心知れた同士のリアクションで、ノープロブレムです。
むしろ、ムギのノリで笑うとこです。


フィルムの傷エフェクトキマシタ。


今回のたんこぶ・その１


1期OST未収録の合宿回サントラ、キマシタ！ 2期のOSTへの収録をお願いします。


今回のたんこぶ・その2
今回のこの描写、好きですね。律にそっぽを向いている澪。しばらくこの体勢が続きます。


部室内の備品の件でもそっぽを向いたままw。


そして、製造物責任法に抵触するシーン（作中のギャグだからなんら問題は無いですよ）の後、さわちゃんに協力を仰ぎ、なんと「紬の家」へ向かう件。
原作回にも無いこの展開。まさか今後アニオリでムギ自宅回がある？
さわちゃん、スモーク貼ってますよね。。。さすがDD！！


この夏色の色彩、好きです。


はい、キマシタ。「琴吹 紬の冒険」
運転席･助手席から見える世界はまた違うのだと。
とりあえず、ムギ見せときゃいいんじゃね、なんて言い分もあるかもしれませんが、ムギスキーの私は満足じゃ。もちろん「冒険」のクライマックスは律とのデート回へ集約されていくのだが。
そこまで想定してらっしゃるのだとすると、制作陣に頭下がります。

以前のエントリでも書いたとおり、紬は右側通行のエイデン（らしきもの）で修学院下車、皆と合流して、白川通を下り、京都造形芸術大あたりにある（と思われる）桜高に通学しているのだから、こっちの世界では「茶山」あたりで下車したほうが近いですよお、てな話になるのだが、こんな細かいことはどうでもいいんです。


この頬杖ついたさわちゃんのカット、好きです。


ここの描写は「指ぱっちん」という単語が唐突に出てきた感。若干萎え。
さらに事切れる前の唯のアップ描写を入れて欲しかったなあ。若干萎え。
でも、「唯ー！！！」と叫ぶ佐藤さんの演技はとても好き。

ドア開閉のあたりの描写どうでもよくて。

このあとのカットで、澪に襟首つかまれた律、唯描写も若干萎え。猫の手ポーズまでしておきながら、原作の描写をカット。何でだろ。


今回のたんこぶ・その3


このシーンでの紬と梓の「反論」は少しブラック。でも真実ではある。


この律の描写も好き。若干反省していると見える。


ここで律に助け舟を出す唯の台詞に「部長だし、お姉ちゃんだし、ドラマーだし」というのがある。
・・・まさか、ホントに聡の再登場回来るのか？


そして部長会議の席で。律の隣の彼女、#1の柔道部部長キマシター！


晴れて、例のブツをゲット。得意顔の律。


でもこの体たらく。そしてここで唯の顔が動かないのは激萎え。


今回のたんこぶ・その4

今回はなんと劇中4回も律が澪に鉄拳制裁を加えられ、たんこぶをこしらえます。
いままでが嘘のようです。
やはりこれも来る「たんこぶと私」回への布石と考えたいところです。


そして、次回は#12『夏フェス！！』です。最後の合宿回、楽しみ。
この猿人は初の合宿地となる「山」を想像した唯の勝手な妄想の産物かな。


ハルヒ1期OPを思い出してしまいましたw

２期はいままで、何かと「教訓」めいたものや、こちらを深読みさせる気にさせる回が多かった気がしますが、今回を見た限り、、、無いかな。もちろん無くちゃいけないってことではないんです。

ほぼ忠実に原作回をトレースした今回、過剰すぎるサービスもあったし、物足りない描写もあったり。総合としては満足ですとも。これも二十数話の中のアジとして大切なものです。



©かきふらい・芳文社／桜高軽音部