けいおん! カレンダー2010 7-8月は和&憂です。
そして、Happy birthday ムギ!!
近江鉄道・豊郷駅ホーム。すぐ脇に東海道新幹線の高架がある。京都までの新幹線の旅はいいものだが、こうしてすぐ近くに立ってみると、通過する新幹線の騒音はかなりのものであることに気づく。
正直この近辺には住みたくない。いろんな事情が過去あったのだろうけど、近隣の方はもう慣れてるのかな。
快適な旅の裏にもこんなことがある。
さて、6月29日、関東では「けいおん!!」#13 『残暑見舞い!』がオンエアされました。
私的にはもちろん神回ってことで。
第2四半期突入のゴタゴタで、時間が取れません。また改めて!
【7月3日追記】
やっと腰を落ち着かせて見れました。
京アニはんのスポット差し替えですな。「アイアンマン」または「ロケッティア」を髣髴とさせる描写に微笑。
編成上、月またぎのケースで、月またぎ週の最初のオンエア回から差し替えなのか、7月1日以降差し替えなのかは基幹局の方針に従うものなので、TBSさんの場合前者だったということですね。ということは少なくとも7月もう1ヶ月間は京アニはんの提供ということですな。
以前から申している通り、スプーン一杯のエロ要素をちりばめつつ今回も展開。
さて、#13『残暑見舞い!』で印象に残ったのは、 ※以下ネタバレ含みます。
今回は梓に焦点を当てたほぼオリジナル回。原作の2年生・水着シーンは描かれますが、あくまでシチュエーションだけの引用で、そこで起きる出来事は3年生も加えられ大幅に改変されています。いや、いい意味で。とてもいい意味で。
今回のトリオ、とても素敵な回に仕上げてくれた印象です。真夏の夜の夢。
過去のシリーズ中、殆ど使われてこなかった「夢オチ」※ 的演出を多用して物語に膨らみを持たせることに成功していると感じました。
※1期12話の「例の沢庵エピソード」くらいじゃないかな。
お話は受験生の唯たちともご無沙汰で、すっかり寂しい夏休み中の梓の描写から。
部屋のTVでは食べ合わせの特集をやっている様子。残暑見舞いのメールを打つかどうか迷いながら梓が食しているのはスイカバー。。。そして。。。
今回の梓の夢・その1
憂の家に遊びに行くシチュエーション。唯は部屋でギターの練習中。大好きな梓が来たというのに姿を見せない。その後、お土産のスイカをギターを弾きながら食べるという芸当をやってのけた後、このシーンのクライマックスへ。この間、唯の感情(普通~嬉しい~苦しいw)を表すのはすべて「ふわふわ」を奏でるギターの音色。
この一連の展開はもちろん夢でなければありえないわけ。
直後、現実の世界で梓は憂と合流、純がいると思われる学校へ登校。一応校則なんだろうけど、ご丁寧に制服に着替えてます。でも純は学校にはいないと。おいおい、最初に携帯で所在確認しなさいよとw
という突っ込みは置いといて。
音楽準備室で憂がもともと梓宅へのお土産で持参したゼリーを食すことに。部室の鍵をもらおうと訪れた職員室にはタイミングよくさわこ先生が。
そしてさわちゃんが行っている仕事をすばやく察知した憂がとった行動が笑えます。
すかさずゼリーをおすそ分け(付け届け)! あくまでライト感覚ですが、梓も言うとおり、ホンマ出来た妹です。
ここに至るまで、相当な退屈を経験した梓は2年生以下の軽音部員が自分しかいないことを恨んでみたりします。結局この日、純自身はつかまらず、梓と憂は新京極でホラー映画を見ることにしたのですが。その直後、二人して部室で落ちますw
今回の梓の夢・その2
すでに劇場でホラー映画を鑑賞中の梓と憂。ウナギフレーバーのポップコーン(これってMOVIX京都にはホントにあるのでしょうか?)
そこへ何故か澪が遅れて入場。梓の存在には気づいていない様子。案の定気絶してしまう澪なのだが、むしろこっちの顔のほうが怖いから。。。
再び舞台は現実へ。ホラーはやめて「Teto」なる映画を鑑賞することに決めたふたり。「テト」といえば思い浮かぶのは「風の谷のナウシカ」ですね。「ほらね、怖くない・・・」思い出したら泣けてきました。。。
今夏、ついにBD化されますね。
そして開映までの時間つぶしのため、新京極をぶらつくふたり。映画は見れるのに唯への残暑見舞い用はがきを買うお金を心配する梓なわけで、コンビニでアルバイト誌を立ち読み。そして再度梓は夢の中へ。。。
今回の梓の夢・その3
なんとなく、接客業には向かなさそうな梓ですが、夢の中ではがんばってます。そんな中、、、ハイ出ました。今回の「琴吹 紬の冒険」はガラガラでポケットティッシュをゲットする! というミッションです!
確かに1期7話のガラガラではゲットできませんでしたw
見事ポケットティッシュをゲット!! って、何ですか、この大きさw
改めて憂が渡しているのがそうだとしたら、最初のものは一体。。。
そしてムギ繋がりである賞品をなぜかゲットしてしまった梓は、さすがに事の成り行きに疑問を感じ、、、
まさかの頬っぺたつねり描写。しかも両サイドからw 先週の予想は見事はずれましたw
いろいろ、夢の中だから何でもありって感じです。
そして現実に戻ってきた梓。すでに映画はエンディング。梓は夢の中でフィンランド体験も出来ず、現実で映画もろくに見れないというダメダメな状況です。
憂のなみだ目は#5のそれ同様カワエエ。。。
Bパート、別の日ようやく純と合流していざプールへ。
ここにきてAパートで梓がリストバンドをはめ、わざわざ長い丈のスカートを穿いている理由が判明するわけです。
#12の夏フェス回で梓が見につけていた服そのままのツートンカラー日焼け隠しだったわけですが、梓は恥ずかしかったのでしょうね。
私の家の近所には公立の中学と高校があって、運動部の女学生は夏場普通にツートン日焼けの脚をミニスカ制服からのぞかせています。そんな光景を毎年目にしていると、これってたぶん勲章みたいなもんだと思うし、恥ずかしいことなんかじゃないと思うのですけどね。
それにしても、例の注意書きがBパートで出るって初めてかも。送り手側もやっぱり場面を選んで挿入してるんですね。
そしてまったくエロさを感じないw 2年生のプールシーンは展開し、一人日焼け補完にいそしむ梓は。。。
今回の梓の夢・その4
ウォーター・スライダーに挑戦する梓たち3人。しり込みしている梓に背後から近づいたのは、なんと(というか最後に残った)律。彼の世界ではとんでもないスライダーが流行っているようであの怖がりの澪まで積極的です。
というか、ここにきて律以外の3年生水着描写キマシタ!
大方のけいおん!ヲタがあちこちで渇望していた3年生海合宿=水着回の要望を取り入れた形です。
もう完全にファンサービスですね。唯、紬、澪の順でスライダーを抜けていく描写はコマ送りで見ると爆笑ものです。特にムギの焼きそばに対する執着描写はここでも凄まじく、左右の眉毛の向きが上下逆!
そして律に無理やり滑らされる梓。ここもぜひコマ送りで楽しんでください。ある意味シリーズ最強の水着回といってもいいかも。
律以外全員のおでこが見られるのもイイデスネ。梓の頭に乗っけた焼きそばの中になぜか「いる」チビメンバー描写も含め、完全にファンタジーですw
ここでも夢の中だから何でもあり。夢という状況を設定することで、原作に無かった要素を持ち込み、ファンサービスも実現させた演出陣に感謝。
そんな梓の危機的状況を描きつつ、再度夢から覚める梓。
ここからしばらく原作に則ったお話が進行します。純が澪や唯に憧れるところはカットバックで二人の絵を入れて欲しかったけど、今夏、それ以上のものを見せてもらいましたから。
※除律紬デート回。ホンマ期待してまっせ、京アニはん!!
そしてプールの帰り、再びオリジナル展開へ。
久しぶりに再開した3年生と梓。お約束で梓に抱きつく唯。#4で唯のこの癖を知っている純も優しい眼差し。
この辺の澪パイ作画は珍しいかも。
夏祭り、いいものです。リアルの世界でもいち早くフィンランドから戻ってきたムギもようやく焼きそばにありつけたようです。実際食している描写あはありませんけど。
金魚をトンちゃんと同じ水槽に入れると、って件では律が結構グロイ台詞を喋っていますが、これってやはり某掲示板でさらされたマウスの映像から引っ張ってきている気がしてなりません。先ほどの3年生水着にしてもそうですが、制作陣にネットパトロール部隊がいるのではないでしょうか。
ちなみにここでも澪パイ・サービス作画が!
花火会場へ梓を誘う3年生。澪ですら、高校最後の夏休みの束の間の休息を積極的に楽しんでいます。
そして、唯の手を掴むことをためらう梓。掴んだところでこれは夢なのではないか?
この数日、何度も味わったように、ここで3年生とすごしている楽しい時間も、手を引く唯も、すべて夢なのでは。
そんな感情が彼女の中に沸いてきます。
そして人垣に吸い込まれる唯を瞬間、梓は見失います。このあたりの描写、往年の名作「フィールド オブ ドリームス」を思い出しました。あ、もちろん唯たちはこの世の人なんですけどね。
そして先輩たちとはぐれた夏祭りの帰り道、2年生の場面から梓のお風呂シーンは再び原作をトレース。
7月以降の2クール目山場、学祭に向け決意を固める梓なのでした。
オチは再び食い合わせネタ。
ちゃんと梓も残暑見舞いを出していたんですね。
基礎データである2年生プール回をここまで昇華させる横谷昌宏はん。。。ひょっとして天才ですか。。。
次回#14 夏期講習!です。#12の冒頭でさわちゃんが言っていたあれですね。それで登校しているわけですが、ちゃっかり梓もいたりします。
ケーキがひとつ余っているということは、さわちゃんも夏休みなんですね。
以前予想した律紬デート回が#13ではセット収録とはなりませんでした。原作での夏休みエピソードはふたりのデート以外残っていないので、次回も夏期講習ネタでオリジナルを展開し、それに絡める形でのオンエアを期待したいところです。
じゃらら、じゃらら、じゃらら、ちーん!
じゃらら、じゃらら、じゃらら、ちーん!
どこどこどこどこどこどこ!
じゃぴな・・・ドカーン!!!
6/30にリリースされた「Let's Go !」について。BD版を購入。
5.1ch 収録なので、ホームシアターシステムで再生すると、昨年の感動を臨場感一杯に楽しめます。
もっとも、大音量で鳴らしすぎて、隣家からクレーム入りました。。。
日本の住宅環境を考えると、同じようにフラストレーションを感じている人って多いのではないでしょうか。そこでポニキャはん、ムービーコンサートですよ!
シネコンのサラウンド大音量で追体験したいってFan、意外といるかもです。
この夏、やってくれたら、あっしゃあ行きまっせ。
。。。とはいっても「踊る」があるから駄目かあ。。。。
ドリフ世代の僕は、個人的に。。。和久さん(長さん=名ベーシスト)亡き後のそれにはまったく興味ありません。和久さんあっての「踊る」。。。
地上波版全般でウルル。。。
劇場版1)では号泣(例の敬礼。。。)
劇場版2)も号泣(これ以上若いもんを傷つけないでくれ・。。。)ただし、全体構成はダメダメ。。。
だから、「踊る3」は観に行きません。。。泣
それと、この夏、もう遅いけど、キャスト全色のTシャツあればコンプするけどなあ。
Tシャツの地色 +前面プリントはオリジナルのまま。後ろは襟足辺りに各キャストのネームがアルファベットで Tsumugi とか sawako とか入ってるわけですよ。
ばか売れしたかもしれないのに。。。まさか、考えてないですよね。TBSはん。。。
REGZA 42Z9000とBDプレーヤー、そして、ホームシアターシステムは、もとから集めていた映画BDを観るためでもあるし、もちろん、本作および今月から始まる「けいおん!!」BDマラソンのためでもある。
話は戻りますが、この「Let's Go !」ですが、 「ふわふわ時間」の歌詞間違いに修正が入ってるんですね。
ライブ会場のPA越しの歌声は概ね聴きづらかったりするもので、めいっぱいの感動とは別に、昨年12月30日も同様の感想を持ちました。今作ではライン録りしたヴォーカルを調整しているので、全般とてもきれいにまとまっています。ライブに参加された方も同様の感想をお持ちかと思います。
豊崎さんは「ろくおん!」イベントでも同じ箇所の歌詞間違いをしていて、ありゃあ、また同じとこ、間違えちゃったね、と当日思ったものです。
※「ろくおん!」の様子は、ご存知の通りYoutubeで聴けます。
※ ↑ 消されてしまったので追記 ここ で確認できます。
映像ではリップシンクの問題があるので、当該箇所は別の画をインサートしています。
ありのままを収録するのか、編集を加えて完全なものを出すのか。
このこと自体の是非をどうこう言うつもりは無いのですが、当日参加した者として、少し微妙な心持になったので、記しておきます。
©かきふらい・芳文社/桜高軽音部