平行取れてないですが。
SONY A900
minolta AF17-35 F3.5G 1/40 F5.6 +2.0EV
7月13日、関東では「けいおん!!」#15『マラソン大会!』がオンエアされました。
「ぽかーん。。。」
オンエア後の素直な印象はこんな感じ。
この回の状況を勝手な憶測を交えて書き連ねてみると、
※進行中は山田監督も堀口総作画監督も石原アドバイザーも、恐らく2期OP/EDに掛かりっきりで、本編は現場一任という状況だったのではないか。
※さらに次回#16『先輩!!』以降の2期後半、物語が大きく動き始めるようなので、主要スタッフは併せてそちらに動員された。
※加えて、内海、池田(和)両女史とも、新OP/EDほかの作業に駆り出され、重鎮・北之原氏と取締役・池田(晶)女史が面倒を見ることになった。
※スタジオとして「けいおん!!」の次に取り組まねばならない。
※2期から脚本に参画した横谷氏の脚本回(#7お茶会!および#13残暑見舞い!)トリオはコンテ・演出内海女史、作監池田(和)女子であり両回とも私的には神回。
※そして、横谷氏、北之原氏という組み合わせの相性。原画は7名クレジット。2期では#9の5名に次ぎ少ない。
※上記、#7お茶会!および#13残暑見舞い!の特徴として、現在と過去の話をクロスさせる、または現在と夢の世界をクロスさせることでストーリーに幅を持たせることに成功している。そこに嵌った私はこの2回を神回と感じた。ただ今回#15では現在の話のみで構成されている。後述するような物語転換の引き金として数日前の回想を機能させてはいるが。
※キャストのスケジュール事情も絡み、7月新クールの端境期でもある今回の制作環境自体がとてもタイトだったのか。
※さわちゃんの車中でのやり取り、真田さんの台詞が浮いて聴こえる(巧拙の話ではない)。別録りかなあ。
※公式HPの「スタッフコメント」で、15話にして初めて作画監督、コンテ・演出以外のスタッフコメントが載ってる。逆に見れば、北之原氏と池田(晶)女史のコメントがない。撮影・友藤氏のコメントがいくらでもその方向に読むことができてしまう。。。
以上すべて勝手で不躾な推測なのですが、こう何か、悪いほうへ勘ぐりたくなるような印象を15話からは受けました。
作画・演出は紬のポニテや、踏ん張り顔に微笑したり、澪パイ大きすぎとか、律ちゃんの「ふわふわ」とか、同じく律の「佐々木さんだっけ?」とか、ビデオ編集のジョグ&シャトル風を用いた巻き戻し演出(これは新EDの澪の登場と退場シーンでも使用されています)に微笑とか、オチ?のさわちゃんが可哀想で劇萎えとかです。
皆に迷惑かけたので唯は謝っているけど、嫌なものは嫌なんだなと。ここでも頑張らないと大学合格もおぼつかないって訳でもないし。ここでも頑張ってしまう和と、ドロップアウトする唯をもってして、なに後退してるんだよ唯、という見方は違うと思う。今まで成長する過程が描かれてきた反動だろうけど、ゆうてもまだ高3なんだし、流すところは流すでOKかと。問題があるとすれば(唯がこけるシーンはわずかに描かれている。1回観ただけじゃわからないかも)ドロップアウトした先なんですよね。
9月、まだ暑い盛りのマラソン大会のフィニッシュ後にお汁粉って、、、今回のめりこめなかったのはやっぱりここかなあ。これが物語りすべての前提になっちゃってるからなあ。
次回#16『先輩!』から学園祭に向けた動きが活発化してきそうな、少なくとも予告ではw
今回#15で原作・憂看病回の冒頭梓だけ使っちゃったので、それ以降がどう描かれるか楽しみです。