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2010 京都紅葉前線レポ 11月25日(1)


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「関西セミナーハウス」の庭園は感動的な紅葉の美しさ。

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ひなびた山門と

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茶室まである。私のように利用しない者には被写体でしかないが。
この施設はもともと研修施設なので、全館禁煙、部屋には冷蔵庫とTVがない。
レストランもない。食事は朝食(950円)、夕食(2,000円~3,000円)とも宿泊3日前までに「予約」が必要。
しかも飲食物の持込は原則お断りだったり、門限があったりと、あちらの都合に客が合わせるという、何だか珍しいところ。
食事に関しては私は持ち込みましたけどね。

シティホテルでもまだ設置率の低い館内無線LANが利用できるというふれこみだったので、部屋にTVがなくてもiPhoneで動画サイトが見られるというのがここを選択した理由のひとつだったのだが、これが客室内ではまったく受からない。がっかり。

さらに施設の立地。パンフレットには修学院駅から徒歩20分とある。散歩がてらにちょうどいいなどと最初思っていたが、高低差が意外とあるのだ。これは地図を見ただけではわからない。
チェックインするときが一番堪えた。チェックアウト当日、修学院駅前のセブン・イレブンへの買い出し、行きは本当にまったくペダルをこがずに店までたどり着くことが出来る。
ただし、帰りの上り坂はやはりきつい。

結論。
自動車で行くこと。駐車場は30台対応で無料。
施設の庭園の紅葉は文句なくきれい。曼殊院まで徒歩5分なので、人手の少ない朝一番に拝観できる。
季節限定ではあるが、諸条件が平気な人にはお勧めです。

さて、2010年京都紅葉前線、旅の3日目だ。
まずは前日拝観できなかった曼殊院へ。ホテルは9時開門に余裕で間に合う好立地である点は前述の通り。

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東を背に庭園があるため、朝のうちは逆光になる。でもそれがまたいい雰囲気。

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洛北でもトップクラスの紅葉の名所。平日、木曜日。23日に訪れたときとは大違いで人もいなく静かなこと。
さて、これで洛北の目当ての寺社めぐりは終了。

私物をホテルに取りに戻り、修学院までの下り坂を自転車で快適に下り、再び修学院駅のロッカーに放り込む。そして朝の修学院駅界隈を視界に収めたあと、白川通りをひたすら南下する。目指すは永観堂(禅林寺)界隈。

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けいおん!」1期OPでおなじみの交差点や

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けいおん!」1期、2期を通じておなじみのマクドナルド北白川店など、おなじみの聖地も視界に入れながらの道中。白川通りも琵琶湖疎水に突き当たるまでなだらかな下り坂なので、自転車移動がとても楽。

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10時を回った辺り。平日でもこの人手。塀の外から雰囲気だけ楽しんで、拝観は諦める。
丸太町通を西へ進み、岡崎通を右に入る。

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向かった先は金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)。黒谷さんとして親しまれている。

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紫雲の庭は、平成23年法然上人八百年大遠忌記念として平成18年に大方丈東庭園に新たに整備、宗祖法然上人の生涯と浄土宗の広がりを枯山水の中で表現したらしい。
「大遠忌」を調べると、浄土宗では宗祖の法然はんの50年ごとの年忌をさす。
「幼少時代 美作(岡山)の国」「修業時代 比叡山延暦寺」「浄土開宗 寺門興隆」を三つの部分からなる。

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A900
SONY 16-35 F2.8 ZA 1/200 F5

今秋のJR東海そうだ 京都、行こう。」キャンペーンのモデルとなったお寺。
山門手前が紅葉の絨毯のようになっているあれだが、実際訪れてみると演出という名の嘘(葉が落ちているところには木が植わっていない)が行われていることもわかって興味深い。

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次に訪れたのは真如堂(真正極楽寺)。ここも紅葉の盛り。

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三重塔と大銀杏

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名物の涅槃の庭。1988年作庭と歴史は浅いが風情たっぷり。
東山を背景にして、釈迦が北を向き入寂(亡くなる)され、弟子や生類が嘆き悲しむさまを表している。


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