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menehuneの写真旅の記録。お気に入りの映画、書籍とアニメのインプレ、ライフハックもたまに更新。


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2010 京都紅葉前線レポ 11月26日


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2010年 京都紅葉の旅も最終日。
夕方、東京の勤め先に出社しなければならないため、朝から駆け足の行程。
茶山のプリンツをあとにして、京都駅までTAXIを奮発。ここのロッカーに私物を預け、最終日の散策へ。
京都駅、朝7時。近鉄百貨店の跡地に、今秋オープンしたヨドバシカメラが。

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朝飯がまだなのだ。朝日を浴びて薄いオレンジ色に染まる東本願寺
ここに7時から開いている食堂がある。

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京都駅から東本願寺に向かい烏丸通を進み、下数珠屋町通を右に入り、一つ目の角にある大弥食堂。

大弥食堂のきつねうどん天ぷらうどんを注文すると、「時間がかかるよ」。いいね。正直なお母さんだ。
こちらも急ぐ旅。きつねうどんに変更。370円だったかな。安い、旨い。中央に盛られた山椒がとても辛い。
でもそれがいい。ご馳走様。

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エイデンで朝一番の鞍馬寺を目指す。
市原駅を過ぎた辺りから紅葉のトンネルが始まる。エイデンはサンルーフ風に車体上部に窓を設けた専用車両「きらら」を観光客のために用意している。トンネル通過時は走行速度を落とすサービス振り。

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鞍馬駅
山間のここはすでに紅葉は終盤。殆ど落葉してしまっている木も多い。

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鞍馬寺に向かう参道の途中にある、由岐神社。2本の杉の巨木と建物自体の珍しい意匠が否応にも厳かな気分にさせる。社殿の中央に配された階段を登っていく。

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京都三大奇祭のひとつ「鞍馬の火祭り」の舞台でもある。

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前回10月に来たときはケーブルカーが動いていた。しかし今日は9-10時のあいだ、整備のため不通ときた。
よって参道を歩くことになったのだが。結構堪える。この日は冷えたのだが、山頂につく頃は汗だく。
私は特段何かの信者というわけではないが、ここは訪れると何とも言えぬ晴ればれとした気持ちになることは確か。

さあ、あとは修学院エリアを散策して今回の旅も締めくくりだ。

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修学院駅前の「山ばな 双鳩堂」は「けいおん!!」律ムギデート回でも登場する。

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ここの名物が「鳩餅」
しろ、抹茶、ニッキの3種類。1つ120円だったかな。甘さ控えめのすあまといったところか。

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いつもの橋を渡り、

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再び足はそこへ向かう。

松ヶ崎大黒天参道旅の最後に再び松ヶ崎大黒天へ。

松ヶ崎大黒天今回の旅、ここの紅葉はほんまに発見であった。

松ヶ崎大黒天あまり教えたくない穴場です。

松ヶ崎大黒天

 

松ヶ崎大黒天松ヶ崎大黒天の初甲子大祭(きのえねたいさい)は2011年1月9日(日)。
諸願成就の祈祷が行われ、御幣が授与される。
大黒天そばなどの出店もあるという。。。。行ってみようかしら。

そして今回の旅の新たな発見。
ここ松ヶ崎東山は五山の送り火で「法」の字が焚かれるところ。という認識はあったのだが、それ以上の関心はなかった。
11月26日、改めて松ヶ崎大黒天を訪ねると、幼稚園児と引率の先生、総勢30名くらいかな。落葉した銀杏の葉を集めて遊んでいた。私は私で庭の銀杏の撮影にいそしんでいたのだが。
その園児たちが本堂裏の山道に消えていったのだ。
山道の存在は知っていたけど、墓地にでも通じているのでは、と思っていた。
園児が墓参り、、、そんなことは無いよねえ。  何かがあるのだろう。。。何が?
得体の知れない中年男が後をついて来たと思われるのも癪なので、しばらくしてからあとを追うように山道を進む。
山の上の方からは「ヤッホー」と園児たちの歓声が聴こえてくる。。。
 

松ヶ崎大黒天これだったんですね。
こいつはすごい。山腹からの眺めは絶景のひとこと。太陽が真正面なので、写真はアンダーで暗部を持ち上げたためノイジーになってしまったが。
必ず光線の加減のいい時間を計って再訪することを誓う。
向かって左側の大文字山が東となるので、来るなら明け方なのかも。

松ヶ崎大黒天山腹には薪を据える台座が等間隔に並んでいる。
五山の送り火をライブで見たことはないのだが、実際の舞台はこうなっているんだなあ。

名残惜しいが松ヶ崎大黒天をあとにし、京都駅に戻ることとする。
その前に昼食を一乗寺で、みやげ物を四条の高島屋で。

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一乗寺にある「そば鶴」 今日のランチはここと決めていた。

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ランチ限定の「そば点心」。限定30食。天ぷら盛り合わせと料理2品とライス、香の物に蕎麦がつく。
1,050円。
写真にあるように、先にライスと料理一式が供され、概ね食べ終えたころ蕎麦が提供される気のきいた配膳。
蕎麦は温かいつゆ蕎麦も選べるが、私は冷たいぶっかけをいただく。キリッと冷たく締められた細めの蕎麦は私好み。
同じ一乗寺の塩釜の上を行くと感じた。
夜は飲み屋としても営業し高い評価を得ているらしいので、次回は訪れたい。

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今回の旅、自分への土産は野呂本店の京漬物と一保堂のお茶。
会社へのそれは高島屋の地下で「出町ふたばの豆大福」とマールブランシュの「京サブレ」と「茶の菓」
出町ふたばは地元に愛される和菓子屋。豆大福は有名だがここ高島屋でも入手できるのが、当日中に食べてね的なお菓子なので、会社に戻るような場合はかえって好都合。

野呂本店出町ふたば近くの寺町通にある地元向けの漬物屋で支店を持たない。お店のお母さんが親切に買い物相談に応じてくれる。

「京サブレ」と「茶の菓」は北山マールブランシュのお菓子で、「京サブレ」は米粉のサブレに柚子チョコ、チーズ、白ゴマ、イチゴ、抹茶、和三盆をデコレートした6種の味が楽しめる。
「茶の菓」は抹茶のラングドシャでホワイトチョコをはさんだ和洋のコラボ菓子。

ラングドシャ」って最近の言葉のようで、あの「白い恋人」もこの部類に入る。
琴吹 紬の「Honey Sweet Tea Time」の歌詞でも登場しますね。なるほど、そういうことか。

そんな感じで、今回の紅葉旅は終了。
またいろいろな発見が出来た旅でした。



©かきふらい芳文社桜高軽音部


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