地震でそれどころではない状況となっている、2011年冬アニメ。
2011年春アニメ以降にも悪影響を及ぼしそうな状況ではある。
私の守備範囲だけでの俯瞰で見るなら「まどか」が突出している感もあるが、個人的なアベレージで感想を述べるなら、「放浪息子」が今期ナンバーワンではないかと。
作画、色彩、背景とどれもが新鮮。主人公たちの成長を苦しいほど丁寧にエロ抜きで描き、演出、脚本も素晴らしい。
サブキャラを含めたほぼ全員が輝いている。
奇を衒った「まどか」が時勢に流されるのに反し、通常営業できたせいもあるだろうが、そうした外的要因に左右されないテーマで、ここまで描ききったタイトルを見ることができたのは幸せだ。
それでは他のタイトルは、というと。
IS・・・萌え要素を保持しつつ、ラスト1話。最後まで観るでしょう。心のビタミンではあるが。
フラクタル・・・試聴を止めました。何話のころ止めたのか思い出せません。画も萌えなければ話もつまらんではお話になりません。
メリー・・・作画に萌えないでもなかったけど、引っ張るチカラが感じられず、これも途中から観ていません。
以上、目をつけていた4タイトルでしたが、最後まで残ったのは放浪とIS。
この二つで言うなら断然、放浪だったということです。
私の中ではね。