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京都と滋賀を巡る旅レポ〈琵琶湖博物館と草津の街・草津ラーメンと近江ちゃんぽん〉 2011年8月17日(水)


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滋賀県立琵琶湖博物館京都と滋賀を巡る旅レポ五日目です。京都から草津へ拠点を移します。今日から滞在する駅前の「ホテルボストンプラザ草津」へ荷物を預け、「滋賀県立琵琶湖博物館」行きのバスへ乗り込みます。琵琶湖博物館はとても規模の大きな施設です。

f:id:sepyas:20210808104500j:plain琵琶湖の海運の歴史と琵琶湖疎水の工事など興味深い展示が行われています。

琵琶湖のまわりに人間がすみはじめて以来、人間は湖と共存し、湖を利用し、また開発してきましたが、ときには湖の脅威にもさらされてきました。 この「人と琵琶湖の歴史」では、今日まで続いている人間と琵琶湖とのかかわりの深まりを時間を追ってみていきます。 そして現在の琵琶湖とその周辺にくらす人びととのつきあいかたを考えるための基礎材料を提供します。

展示にあたっては、湖底遺跡、湖上交通、漁撈、治水・利水という4つのテーマを設けました。 これらを追っていくと、原始・古代から近代まで、おおまかにたどることができます。 具体的には、湖底遺跡が原始・古代を、湖上交通が古代から中世・近世を、漁撈が近世以降を、治水・利水が近代以後をそれぞれ代表するテーマとして展示しています。

また、これら4つのテーマにくわえて、琵琶湖や水にまつわる伝統的な祭りや行事を天井部で環境映像として紹介し、彩りを添えています。

展示室の中央部のくぼみは琵琶湖をイメージし、四つ手網が置かれた部分は、琵琶湖にそそぐ川とそれにかかる橋をイメージしています。※公式サイトから

 

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実際の家屋をそのまま移築して展示しています。スケールの大きな博物館でした出来ないですね。

f:id:sepyas:20210808104527j:plainそのまんまの住居ジオラマです。

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これはあまり関係ないような。高度経済成長の始まりから平成の初めごろまでのカルチャーを紹介しるコーナーです。

人は、自然にはたらきかけ、利用することによって暮らしをなりたたせてきました。 しかし自然は、わたしたちの暮らしにさまざまなゆたかな恵みを与えるいっぽうで、ときとして、くらしや命までをもおびやかす恐ろしい存在にもなりました。 自然がそのような存在であるからこそ、人は、自然を完全に制御しようとはせず、自然を畏怖し尊ぶとともに、そのような自然の持つ循環やリズムに、うまくよりそうようにしながらくらしてきたのです。

ところが、日本の社会は、1955(昭和30)年ごろをさかいに高度経済成長期とよばれる時代に突入することになりました。そして、大量生産・大量消費こそがゆたかな社会や幸せな暮らしを実現するのだという考えかたが社会のなかで一般的になり、人びとは、便利で新しいものを求め、くらしは、さまざまなものであふれるようになりました。 しかしそのいっぽうで、人と自然の関係はおおきくかわってしまっていたのです。この時期、公害が全国的に発生するようになり、自然の破壊が進みました。 琵琶湖でも、1970(昭和45)年ごろからその水質が悪化するようになり、1977(昭和52)年には大規模な赤潮が発生し、大きな社会問題となりました。

この展示室では、高度経済成長期の前後で、人と自然との関係がどのように変化したのかをたどっていきます。導入部分をすぎると、かつての農家のくらしを忠実に再現した生活ジオラマや、そのようなくらしの背景にあった里山などの自然を表現した原寸大のオープンジオラマがあらわれます。 そこでは、かつての人と自然の関係にみるさまざまな工夫や代表的な自然の姿が紹介されています。 そして、高度経済成長期に始まる水利用の変化、またそれらにともなう人びとのくらしかたと生活感の変化、さらに琵琶湖やその周囲の生態系の変化をたどります。 そのような展示をとおして、環境とはなにか、望ましい環境とはなにかということを来館者とともに考え、湖や、湖に代表される自然と人間との、将来にわたる望ましい関係を探っていきます。 ただし、この展示室では、これが唯一「正しい環境」であるなどという主張の押しつけはしていません。 来館者自身が、それぞれのくらしのなかから、そして身近な自然に接することのなかから、発見していただくための、さまざまな情報やヒントを提供することをめざしているからなのです。※公式サイトから

 


琵琶湖博物館の目玉は淡水魚メインの水族館です。

 

琵琶湖には現在50数種類もの魚類がすみ、またこの湖特産の固有魚種は15種類が知られています。 国内で固有魚類がこれほど豊かな水域は例がありません。 琵琶湖にはどうしてこんなにおおくの魚類がすみ、また固有の魚類がおおいのでしょうか。

水族展示では、まずはじめに琵琶湖とその集水域の生き物、とくに魚類を中心にかれらを環境とのかかわりで紹介しています。 琵琶湖の代表的な景観のひとつに沖合がありますが、その表層から中層には、コアユをはじめとして、ビワコオオナマズやゲンゴロウブナなどがすみ、また中層から底層にはイサザや冷水性のビワマスが生活しています。

また、北湖の葛籠尾崎や近江八幡市周辺の湖岸には岩礁地帯が発達しており、ここにはイワトコナマズやアブラヒガイなどがみられます。 これらはそれぞれ沖合や岩場の生活に適応した魚たちです。 これら沖合の魚の大部分と岩場の魚の一部は、琵琶湖の固有種(または固有亜種)なのです。

内湖や湖岸の水草地帯は、この湖にすむおおくの魚類の産卵場、および仔稚魚の生育場として重要です。 ここには琵琶湖固有種の祖先種またはその近縁種のほか、ギンブナやタナゴ類などおおくの魚類の生活の場になっています。

これら以外にも琵琶湖への侵入者であるオオクチバスやソウギョなどの国内外からの移殖魚のコーナーもあり、ここでは彼らが琵琶湖の魚類生態系へ与えた影響についても解説しています。 また、タナゴ類と二枚貝の関係や音をだす魚など、おもしろい習性をもつ魚類を映像とともに紹介しているコーナーもあります。 その後、展示は平野部、河川中流、河川上流というぐあいに集水域へとさかのぼり、個々の環境にはそこに適応したいろいろな生き物が生活していることを紹介しています。

近年、生息環境の悪化にともない、国内で絶滅に瀕している淡水魚がふえていますが、「よみがえれ! 日本の淡水魚」のコーナーでは、これらの魚類の現状を「保護増殖センター」と併せて紹介しています。

最後に「世界の湖の魚たち」では、琵琶湖の魚類と対照させ、タンガニィカ湖や洞庭湖など世界の4つの湖の特徴的な魚類を紹介し、「古代魚」水槽ではチョウザメ類やガーパイクなど古い時代に繁栄した魚類の特異な形態・生態を紹介して、私たち人間も含むせきつい動物の進化にも思いを馳せていただくような展開になっています。

 

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これは音を出す魚「ギギ」といいます。音は水中でもよく伝わるため、魚は音に対して敏感に反応します。ギギは釣り上げられると、ギーギーと音を鳴らします。この音がギギの魚名の由来です。胸ギレの蝶番(ちょうつがい・関節のつなぎ目)をこすり合わせて音を出します。

琵琶湖博物館は本当に展示が豊富で飽きません。琵琶湖観光のお勧めスポットといえるでしょう。食事はしませんでしたが併設のレストランも美味しそうでした。ブラックバスの天ぷらが有名だそうです。

※2020年10月に6年間にわたる改修を経てグランドオープン。大幅に展示内容が変わってしまったようです。改めて行ってみたいですね。

www.biwahaku.jp
改装前の展示内容は、旧ウェブサイト http://www.lbm.go.jp/  をWEB魚拓サイトで検索すると見ることができます。

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午前中は琵琶湖博物館の見学に費やし、昼下がりの草津へ戻ります。草津ラーメン680円なるものをいただきます。草津駅前の商店街にある「金燕の家」。とんこつに魚介類のだしが入ったようなスープです。トッピングのほうれん草、叉焼もおいしいです。ラーメン自体あまり食べないのだが、久しぶりに旨いものに遭遇した感じ。全部スープを飲み干したい衝動を抑えるのも久しぶりかもしれません。
※2020年8月末で廃業されたようです。

 

f:id:sepyas:20210808104546j:plainJR草津駅の東側には東海道に沿うような形で「草津本陣商店街」というエリアが広がっています。こちらは「草津宿本陣」。江戸時代に大名や公家が宿泊した宿場で、現存する本陣では最大規模。往時の姿をほぼとどめています。

f:id:sepyas:20210808104553j:plain草津の街そのものには残寝ながらあまり魅力を感じませんでした。そこかしこに江戸の面影を残す建物があるが、しかしながら流れとしては衰退の方向へ向かっているようです。

 

f:id:sepyas:20210808104600j:plainモダンな意匠のファサードを持つおもちゃ屋さんの店舗です。元々は何か違うお店だったのかしら。

 

f:id:sepyas:20210808104606j:plain滋賀県といえば「飛び出し坊や」かもしれません。おもちゃ屋さんの店頭はこれでもかという数の花火が売られています。

f:id:sepyas:20210808104614j:plain本陣商店街からそのまま引き継ぐ形で東海道には「本四商店街」のアーケードが。高度経済成長の象徴、アーケード。そのうち撤去する費用にも困るようになるはずです。
※2021年現在撤去されていますね

 

f:id:sepyas:20210808104621j:plain草津の宿として今回宿泊した「ホテルボストンプラザ草津」について。テレビは壁に埋め込まれており、配線、端子関連には手を出せなくなっています。もちろん盗難防止のためでもあろう。デラックスシングル。22平米。160センチ幅のベッドと適度な奥行きと圧倒的な幅を誇る窓に面したデスクは快適です。このホテルをチョイスした理由はあるガイド本なのだが、ここまではガイドどおりです。たしかに草津駅から徒歩3分ほど。庇のついたバスロータリーを巡ればホテルにたどり着ける。「あおばな茶」のペットボトルのサービスもありがたい。これもガイドどおり。

ただし2泊したガイドには書かれていない印象を書いておくと、まずフロントマンの対応が最低です。ゲストに部屋の鍵を投げるように渡すフロントA。高度な潔癖症と思われます。またゲストに予約時の客室料金とは異なるそれを請求するフロントB。チェックアウト時、鍵を返し立ち去るゲストに「ありがとう」も、「行ってらっしゃい」もなし。無言。もちろんそいつは私に投げるように鍵を渡したフロントAです。

ゲストの導線を考慮せず、行列を生じさせるべくして配置された朝食ブッフェのレイアウト。ただでさえ狭いフロントに催し物の受付を配置しているものだから、関係者の素人がロビーをたむろし独占している状況をゆるしていること、などなど。まったくホスピタリティがなってないですね。あまりガイド本を鵜呑みにするのも考え物ということを痛感しました。

 

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気を取り直して夕食へ。夕食も麺です。草津駅前の「ちゃんぽん亭総本家 草津駅前店」へ。チェーン店だからといってなめては駄目らしい。どれどれ。。。旨い!だし、麺、具、ともに長崎チャンポンとは趣を変え、むしろこちら「近江ちゃんぽん」のほうが好き。ラー油とお酢で味のバリエーションを変えながらいただきます。草津の観光は課題が多いと感じましたが、今日いただいた麺類2種はお勧めですね。

chanpontei.com

京都と滋賀を巡る旅レポ。六日目は滋賀県高島市新旭町針江の生水の郷を訪ねます。

www.menehunephoto.net


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