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「ワン・デイ 23年のラブストーリー」を観た。


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「ワン・デイ 23年のラブストーリー」を観た。

ネタバレしてます。ここを覗いてくれる方で、今作を観る方がいるかは置いといて、ああ、決して非難しているわけではありませんよ。





ネタバレめいたことを最初から言っちゃうけど、エマが自転車に乗って、街頭を走るシーンの本作冒頭、そして、エンディング近くで冒頭と同じショットに戻るくだり。
大方は気付いたと思うけど、あの展開、観ながら予想してました。

大体、意図的すぎるカメラのブレやバイクに煽られるようなカット繋ぎ。
あれはどう見ても悲劇の前触れでしょう。というか、そう思わせるように撮影しています。

そして、案の定、というか。。。

男女の恋愛関係って、何?
そんな根本的な前提を提示しつつストーリーは展開。
ホントに23年前からの「振り返り」を見せながら物語は展開します。
見せ方を工夫した年代の説明字幕と往時の懐かしい楽曲をBGにしつつ。

劇場は9:00の回、横浜ブルク13
けいおん!」のときも書いたけど、ホントここは音のレベルがイイ。オススメ。
入りは「映画の日」にもかかわらず、20%くらいかな。カップルは見かけなかったレベル。
しかも男女比1:9で女子(女性)が多い。ちょと恥ずかしい。

物語の出来としてはどうなのでしょうか。
夢想と現実。
このウェイトの按配がすべてなのかと思います。
リア充かそうでないか、とはまた違った基準。

「生活」するにはお金が必要です。同棲するならなおさら。
インカムが同じなら、支出が1/2になるから却って楽じゃん、というのはちょっと誤解です。
子供が出来たならなおさらに。

そんな現実的な説明は本作ではもちろん省かれますが、正直、観ててきつい。
おそらく、大方の社会人は本作を観ても共感はしないんだと思う。
だって、そんな夢想に浸れないほどの「現実」を生きていいるんだから。

だったら、今日、これを観てる人って、、、
断言しますけど、現実を生きていない人ですね。

早いところ、リアルな世界で「いい人」を見つけてもらいたい、と思います。
わたしも含め。

「映画」としての画は綺麗。無条件にお勧めする。
主人公(オス)と、その娘との関係を描いた終盤は、正直泣ける、

でも、やり直しがきかない、というのが人生、ということも気づかせてくれる本作。
恋愛に不器用な人には、むしろ観て欲しい作品かもしれません。





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