2012年8月4日の「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」での映画批評は「おおかみこどもの雨と雪」。そしてゲストは細田 守監督!
7月21日公開の同作は確かに賛否両論別れているように思える。
今回の特集で、「アンチ細田」に追い風が吹くとしたら、公開1週後の28日オンエアの特集予告で、 「なぜ細田作品には賛否極端が多いのか?」というエクスキューズを入れてきたところ。
これは恐らく、「おおかみ」に関しては擁護できない難点がいくつか散見されたが故の番組制作サイド、および宇多丸はんの判断が働いたからではないか、と思う。TBSは噛んでないしね。今作は。
よって、勝手な予想をすると、「おおかみ」のハスリングは若干従来の「ときかけ」「SW」と比して辛いものになるのではないか、ということ。
その上で、(恐らく収録の)細田・宇多丸対談では前述の「賛否両極端」の話に繋げるのではないかと。
宇多丸はんとしても、半分「他人」のせいにできるしね。
折角だから細田はんには「映画 けいおん!」のインプレあたりも語ってもらいたいものだが、無理だよね。
とにかく期待しています。
以前も書いた通り、細田作品はジャケット画、ポスター画がそのまま動かないアニメだから、その時点でアニメ作品として失格、という評価なので。
要は、キャラデザ担当が作監しないのはおかしい、ということなんだけど。
宇多丸はんもおっしゃっていたけど、これじゃアニメとしての映像の気持ちよさ(背景は除く)が全く伝わってこないのよね。
大半の観客はポスターのあのイラストが「動く」んだと思って観に来ている、と思うわけ。
だから、私はこれも以前書いた通り、「作画詐欺」だと書いているので。
このループから抜け出さない限り、この監督はんは駄目かしら、と思います。