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『たまこまーけっと』先行上映会へ参加&京都聖地巡礼の旅(3・了)2013年1月6日


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2013年1月6日、京都への旅。正月休み最終日であることをすっかり忘れて聖地巡礼。お陰で帰りの新幹線の切符が取れないという不覚をしでかしたのは以前のエントリで書いた通り。旅の最終日、この日は藤森まで下って、京都聖母女学院の本館の写真を撮影しました。朝9時過ぎ。京阪藤森駅下車。『たまこまーけっと』1話冒頭(ほんとにファーストカット)でいきなり出てきた「堀田橋」のシーンをカメラに収める。アニメでは、PVでも出てきたとおり、たまこたちは橋を向かって左から渡って(既出)、さらに右折(初出)、そのまま(左折した方にある藤森駅舎には入らず)、運河沿いの小道を北上するルートを採ります。

f:id:sepyas:20200119174028j:plainあれっ、ってことは、電車には乗らないってこと、でしょうか。ってことは、以前のエントリで妄想した電車通学って線は設定から排除されてる可能性がありますね。

f:id:sepyas:20200119174037j:plainひとつの可能性として、駅舎と列車は描かない、という目が出てきました。2話以降観ないと流石にわかりません。実際、今朝見てきた駅舎周辺はそれほど魅力的なロケ地として、私は感じませんでした。ちなみにPVでも出ていた、あの橋の左側の建物は集合住宅兼、クリニック的な建物でした。

f:id:sepyas:20200119184244j:plainそして、聖母学院。ここに至る狭い路地には古い京風建築物が意外にも散見されます。
それらをカメラに収めつつ、3、4分も歩くと「京都聖母学院」にたどり着きます。
お互い、いやな気持ちは嫌なので、守衛のおじちゃんに「聖母学院本部の写真が撮りたいんですが」と訊きました。「ああ、いいですよ、、、」。恐らく制作サイドと学校とで井つ巡礼についての申し合わせがなされているんでしょう。
以下、守衛はんの言いつけに則り撮影です。撮影できるエリアも限られますが。

京都聖母学院煉瓦でデコレイトされた本館は朝日を背にして、目に眩しいです。実際、朝日が昇る東を背に建っているので、現時点では撮影条件的には不利。

画面左のクスノキと校舎のコーナーの箇所は、アニメEDでたまこたちが佇むそこかも知れません。

時間が許せば夕日を浴びてさらに紅く輝く同物件を撮りたいものだ。もっとも、私も今朝気づいたのだが、本館の公開は随時行っていいるようなので、遠慮せず公式ウェブサイトで調べて行ってください。今後アニメで登場する、内部の描写も楽しめるかもしれません。

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出町柳まで戻って、今度は出町商店街を散策。10時を回って、殆どの店が開店もしくはその準備をしている。

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〈たまこ〉よろしく、商店街をコロッケをほおばりながら散策するなら、豆餅で知られる「出町ふたば」の並びにある「岡田商会」がオススメ。

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自家製コロッケ1枚50円。いまどき珍しい、注文してから揚げてくれる熱々のコロッケをお試しあれ。

地元だろうと、遠方だろうと、巡礼で商店街を訪れるなら、そこで売ってるものを買って帰る。京アニはんもそのあたりは貴方やわたしに期待しているはずなので。

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「清水屋」のモデル、「いづもや」の店先にも美味しそうな豆腐、厚揚げ、がんもなどが並ぶ。カメラをぶら下げたわたしに、店のお母さんが「いらっしゃい」と声を掛ける。この時点でお互いの利害は一致している。そう、向こうも解っているのだ。
「厚揚げ2枚ください」とわたし。商談成立。1枚140円。お母さんに代金を渡しながら、「撮影いいですか」と訊く。「どうぞどうぞ」となる。280円でお互いすっきりできるならしめたものだ。横浜に帰ってからこの厚揚げ、焼いて生姜と醤油でいただいたが、旨かったですよ。

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「みやこうどん」のモデル、「満寿形屋」。鯖寿司が旨そうだったが、4,000円近くするので、今回は見送り。

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「トキワ堂」のモデル、「イトカワトーイ」。

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「フローリスト・プリンセス」からたまこに投げ捨てられた「鳥(デラ)」が放り出された場所。

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乾物屋の「ふじや」はんがモデルです。

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市場の関係もあるのか、「さしみ」のモデル店、「さが喜」は休業。

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公式ウェブサイトのイントロで表示されるカットです。

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唐揚屋さんは登場するか。

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公式ウェブサイトのトップ、たまこが浮遊(ジャンプ)している場所。巨大なサバ?が吊るされています。

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たまことあんこが銭湯に向かう、商店街の設定上の表玄関。実際は寂しい印象です。

巡礼対象が学校などなら、それほど気を遣うこともないが、商店と店主が相手となるとそうも行きません。お互い気持ちよくなれるよう、小額でもお金を落とすことを私はオススメします。

出町商店街は北へ行けば「カナート洛北」があるけど、ここの周辺には「フレスコ」がある程度で、昔で言う大店法物件がないことが幸いしているのだろう。確かに現地に赴けば、活気がある一方、疲弊も見て取れます。短い商店街の中にもシャッターを下ろし、店名を消した軒がいくつもある。
それでもここが、「まだまし」に見えるのは、御所が近く、寺社も多く、周辺に大規模店舗を開業しようがない、とか、隣接する地下駐車場が買い物客に利便性を与えているとかの理由があるのだろう。
郊外への遠慮ない大規模店舗の進出と、高齢化に伴う「買い物難民」の発生がここではかろうじて食い止められているんだな、と感じた次第です。

以上、京アニ新作アニメ『たまこまーけっと』先行上映会へ参加&京都聖地巡礼の旅の模様をお送りました。これから毎週のオンエアを楽しみです!

 


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