2013年秋アニメ総括。そして2013年ベスト作は、
2013年秋アニメ。結局、ラストまで付き合わせてもらったのは、「境界の彼方」と「勇しぶ」、そしてワンクール目の「キルラキル」の3作。
「境界の彼方」は視聴していた上司が「なんで、未来ちゃんは生き返ったの?」と至極まともな質問をぶつけてきて、返答に困るという。「2期で解明されるんじゃないですかね」と妥当な返事をしておいたけど。
実際、どこかで2期あるんじゃないですか。
キャストはんの演技は総じていい感じだし、新堂 愛のキャラをこのまま放置するのは惜しい気がする。買ったままで未読の原作3巻には温泉回もあるみたいだし。
「氷菓(古典部シリーズ)」どころか、「ハルヒ」も完結しないんじゃ、角川はん物には手を出せないでしょう。
「長門有希ちゃんの消失」のアニメ化が先月発表されましたが、「 涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」「にょろーん ちゅるやさん」同様、京アニはん制作なのかは不明ですしおすし。
そもそも、キャリア、DOCOMOじゃない私はどうすれば。。。
「境界の彼方」の話を戻すと、やはり白眉は6話の謎の1週間を経て完成した、アイドル・パフォーマンスに尽きるでしょう。物語の筋とはまったく関係ないけど。でもアレでいいじゃないかとも思います。つまり「腑に落ちる」必要はない、ってことです。小説だとこうはいかないんでしょうけど。栗山未来はんには十分萌えさせてもらったので、オッケーです。
「勇しぶ」はほんの少しだけど、実体経済、というと大袈裟だけど、社会人少し経験したヒトならわかるお話がスパイスになっていて、接客や、衰退した産業を復興せんと暗躍する組織なんて、あまり深夜アニメじゃ見かけないと思ったから。そこに王道の主人公成長物語を散りばめた制作の勝利でしょう。少なくとも「たまこまーけっと」では描かれなかった部分。そこを描いてるのがいいです。
エロについてはあまり好みの作画じゃなかったけど、それは置いておく。ヤマダ電機はんは同社の広報はんがアレなのか、上手く話しに乗ったつもりが、印象落としちゃった気がしますね。それと、スフィアはんの使い方が下手。実際ヤマダの屋上であんなイベントやってるなら何も申しませんが。
「キルラキル」は以前も書いたけど、恐らく2クール目からもっと鬱要素が加わるはずなので、そこからの面白さに期待します。現状、その欝を主人公が乗り越えるところまで行ってないからね。
と、ここまで書いてきて、2013年、私的ベストは、、、「琴浦さん」と「有頂天家族」かなあと。
先に書いておいてまったく逆の事言うけど、両作とも筋的に「腑に落ちた」。その必要はないんだけど、腑に落ちた方が感動の度合いは大きいわけで。
特別賞で「境界の彼方」。6話のあのパフォーマンスが観られただけで、もうBD買う気満々ですし。