以前から気になっていた伊豆高原の温泉〈赤沢温泉郷〉へ行ってきました。新横浜駅から伊豆高原駅まで新幹線を使うと乗車券は2,260円、特急券が1,680円。片道だけで合計3,940円かかるのは財布に優しくありません。
【2021年7月追記】現在はそれぞれ2,360円、1,760円で4,120円となります。在来線でも片道2,365円必要です。
JR熱海駅から伊豆急行線に乗り換え伊豆高原駅へ向かいます。
伊豆高原駅は人力改札が今でも行われています。やまも口(南口)から〈赤沢温泉郷〉まで送迎バスが出ています。送迎バスに揺られることおよそ15分。
DHCが運営する〈赤沢温泉郷・赤沢日帰り温泉館〉に到着です。休日の入館料は1,600円。館内着が別途400円です。※2014年1月現在
内湯も充実しているが、〈赤沢温泉郷・赤沢日帰り温泉館〉のお勧めはやはりこの露天風呂でしょう。この日は4階の大浴場が男湯。大浴場は3階と4階で男女湯が日替わりとなっています。赤沢温泉自体の質を感じるというより、こちらの場合アトラクション的に湯に浸かりリラックスするといった要素が私的には高いですね。
この海と浴槽との一体感が堪らないですね。快晴ならもっと気持ちいいんだろうな。
※2019年2月追記。こういう浴槽の縁と、その先の海原を視覚的に一体化した設計の温浴設備を〈インフィニティ風呂〉と最近は言うようになりました。記事を最初に書いた2014年にはこんな言い回しはありませんでした。
お風呂の縁に両肘を乗せ、お湯をベッドににうつぶせ寝する感覚で身体を伸ばすと、もう最高な気分を味わえます。因みに3階の露天風呂のほうが規模が大きいらしいので、次は狙って行ってみたいです。
別の日。〈赤沢温泉郷・赤沢日帰り温泉館〉3階のお風呂を利用した。先ほど書いたけれど、こちらは日替わりで3階と4階のお風呂を男女で入れ替えているのだが、いままで数回利用した際は4階のお風呂しか体験できなかったのです。だがこの日は3階が男湯。結論から言うと、断然3階のほうがイイ!上手く説明できないのだけど、温泉施設として、よりきれい、より上品と感じるのは3階の大浴場ですね。
〈赤沢日帰り温泉館〉のレストランは観光施設のわりに比較的リーズナブル。刺身定食を美味しくいただく。鰯の美味いこと!
これは活力みなぎりますね。リフレッシュしたいならお勧めの温泉です。
経営がDHCなので、アメニティも同ブランドで統一されています。好みや相性もあるでしょうから、気になる方はマイアメニティを持参するのもよいでしょう。平日なら1,200円でこの開放感は素晴らしいと思います。訪れたのは休日だったが正午に近づくにつれ客足がぐんと増えてきました。9時のオープンを目指し、昼には引き上げる、という愉しみ方がお勧めかもしれません。
【2016年9月追記】
伊豆高原、〈赤沢温泉郷・赤沢日帰り温泉館〉値上げしました。平日料金が1,200円→1,550円(350UP)、繁忙期、日曜祝日料金が1,600円→1,900円(300UP)。横浜や川崎のスーパー銭湯とほとんど変わらなくなっちゃいました。残念です。休憩どころの枕やブランケットも無くなってるし、サービスの質の低下が心配です。
【2021年7月追記】
現在の料金は通常期間(平日・土曜・休日※3連休最終日)が1,600円。繁忙期(年末年始、ゴールデンウィーク、夏期7/31~8/31、3連休)が2,000円となっています。料金的な魅力はほぼなくなったといっていいでしょう。2021年に入り、DHCという企業体質もニュースとなったこともあり、現在の公式サイトはあまり「DHC」というブランドを前面に出さなくなっています。こういった施設はイメージ戦略が大事でしょうからね。
また最近伺っていないので不正確な情報ですが、当時かそうであるように、現在でも〈赤沢温泉郷・赤沢日帰り温泉館〉館内にはWi-Fi設備は導入されていないはずです。公式サイトでも言及されていませんし、最近のネット口コミを散見しても一切記述がないことらの推測ですが、以前からあの辺りは4Gの電波も受からないようなことがあったので環境的に厳しいのかもしれません。割り切ってのんびりするのが吉でしょう。
(初出2014年1月26日・2016年・2019年・2021年追記)