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menehuneの写真旅の記録。ヨコハマ、京都、北九州など、SONYの一眼レフデジカメα900、α99、そしてミラーレス一眼カメラα7で撮影した写真とインプレッションを紹介します。お気に入りの温泉、映画、グルメ、アニメのインプレもたまに更新します。


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アニメにおける交通手段の果たす役割


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アニメにおける交通手段の果たす役割

などと、論文風に書いてみたが、簡単に言うと、交通手段が演出上効果的に用いられるアニメは名作、というざっくりとした印象をまとめたもの。

一般的に、夢診断で出てくる交通手段とは、新しい出会いや、人生の転換点を意味する要素として解説されている。

単純にアニメの主人公たちを「此処ではない何処か」へ運んでくれるものであり、環境の変化のみならず、登場人物の気持ちの移ろいや変化を暗示する演出上の小道具としてこれらの交通手段は生かされているのである。

京都アニメーションのタイトルなら、「けいおん!」ではエイデンや、タンゴ鉄道が挙げられる。
境界の彼方」でも栗山未来の過去と現在を繋ぐ役割を与えられている。
氷菓」では濃飛バスや自転車が非日常へ奉太郎を誘っている。
Free!」や「日常」でも電車やバスが同様の役割を与えられている。

それでは「たまこまーけっと」はどうだろうか。臨海学校の回でバスは登場したが、乗降だけの描写だったと記憶している。「チョイ」が商店街を去るシーンでは魚屋さんのワゴンがかろうじていい味出していた程度だろうか。
京阪本線藤森駅は効果的な演出的役割を与えられずに終了してしまった感は否めない。
全般、TVアニメの「たまこ」は商店街の描写に拘るあまり、「京都」という舞台装置や、前述した交通手段を用いた演出がいまにして思えば希薄だった気がする。

片や、今月末に公開される「たまこラブストーリー」の予告を見る限り、ついにその藤森駅が頭角を現しそうな予感がする。たまこともち蔵の別離を想わせるシーン、(東に向かう)京都方面行きのホームに立つもち蔵、、、であろう、そのカットで、ついに京阪本線が登場するかどうかが、筆者の関心事に挙げられる。

このような演出上の描き方は、新海 誠はんの作品でも同様のことが言える。
しかしながら、他のスタジオ作品を並列して眺めてみても、押しなべて交通手段が描かれているわけではないこともまた事実であり、演出上のマスト・アイテムではないことは指摘されるまでも無い。

ただ、演出的な効果と同時に、実在の路線を登場させることは聖地巡礼にも繋がるため、検討するに値する表現手法なのかもしれない。

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