映画(OVA)「ストライクウィッチーズ Operation Victory Arrow Vol.1 サン・トロンの雷鳴」を観た。
ネタバレあるよ。
ショートストーリー3部作の初回。
カールスラント組で構成されるストーリーなので、主な登場人物はミーナ、バルクホルン、エーリカにハイデマリーが加わる形。そして今作ではエーリカの双子の妹、ウルスラが(結構物語に関わる形で)フィーチャーされる。
公式にはクレジットされていないけど、宮藤芳佳と旧友の山川美千子もでてるよ。
メカヲタには堪らん回でもある。
TVアニメ版2期で試作機として登場したMe262の改良型をバルクホルンがテストしたり、He162なんていう、往年の松本零士はんの傑作「戦場まんがシリーズ」で活躍した機体が出たりもする。
さすがカールスラント回。
さらに、ミーナ・ファンの方にはさらに堪らない、「ミーナ虐め回」でもある。
圧倒的な防戦に置かれる彼女の本作での(ズボンを含めた)描かれ方ったらもう。。。
だがしかし、エーリカの心根の描き方が何となく釈然としないのも率直な印象。
あの日なのか? そうなのか? 的に、なに剥れてんだよって思ってしまいます。
そんなエーリカなのだが、ミーナがあれだけの状況なのに、知らん振り。
彼女は、妹が持ち込んだ試作機のせいで出撃できず、基地待機。
でもバルクホルンが危機的状況となると、伏線使って動いちゃうところ。
一応ここで腑に落ちるんですけどね。
そして、ウルスラの懐の深さと言ったら。
特別鑑賞券で1200円。おおむね35分の尺ではあるが、OVAなんだから仕方ない。3部作まとめてBDで観るか、劇場に足を運ぶかは各自の判断。
本作においてもシリーズを飽きさせないための仕掛けが施されているので、それらを確認するのも良いのではないかと。