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映画「インサイドヘッド」を観た。


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映画「インサイドヘッド」を観た。

いろいろ書きたいことはあるけど、まず、「インサイドヘッド」本編上映前に、最近ラジオでもよくかかるドリカムの本作日本版のテーマ曲? がフルサイズ!でかかります。子供たちの表情をコラージュしたスライドショー的PVです。

。。。ええと、何で私はこの曲と映像を見せられなければならないのでしょうか。

日本版タイアップ企画で、こうなることは予想して、横浜から新宿バルト9まで、わざわざ足を運んだというのに。
だって、神奈川じゃ字幕版上映館が皆無だったから。
字幕版を選んだのは、ドリカムの楽曲が、吹替版のエンドロールで使われると予想したからなんだけど。。。冒頭に持ってくるとは!
配給の姿勢を疑います。

また、本編前に、短編の「LAVA」(溶岩)が、上映されるので、件のPVを見たくない方は、予告編上映を含め、開始後15分後に入場すればいいと思う。

にしても、この連休中に、吹替版も観て、再度ここに感想を書きたい。

【7月20日追記】

※若干ネタバレあります。

今日2回目聴かされて。まず、言っとく。
こういうオファー、断らないと、あんたら駄目だよ。ドリカムはん。

先ほど、日本語吹替版を観てきた。

あさ9時の回にも拘らず、劇場の入りは上々。幼児含めた親子連れが目に付く。

本編前に、短編の「南の島のラブソング」だっけ(忘れた)が上映。
これ自体、最近のお約束なので、いいのだが、評価はできないなあ(上から)。
正直、つまらないです。ご都合過ぎ。
※字幕版はまだまし。

本編だが、
それにしても、やはり、子供には本作のテーマは届かないだろうなと。

そして親の側はボロ泣きという。
あちらは泣くことはないけども、「バケモノの子」と作品性は同じです。子供向きじゃない。
よって、笑いが起こらなかったですね。もっとも、笑わせようとする演出が少ないのも原因だが、上映中、ほぼ観客の子供たちの笑い無し。
これは、夏休み映画として、どうなんだろう。
※字幕版は英語がわかる観客も相まって、笑いの数は多かった。

しかし、つまらないかといえばそんなことはない。むしろ、大人が観て楽しめて泣ける佳作。
「ヨロコビ」吹き替えの竹内結子はんは、寿 美菜子はんに聴こえなくもないし(褒めてます)、「カナシミ」に声をあてた大竹しのぶはんは、もう貫禄だね。

字幕版と、吹替版で見せ方を換えてきたのは、ブロッコリーがピーマンになっている点。
かの国でブロッコリーが同じ扱いなのかは判らないが、少なくとも、日本では味覚的に癖のないブロッコリーよりもピーマンを選択しわざわざ作画変更までしているのは、鑑賞する子供たちを考慮してのことなのか。

ヒトの感情を5つにカテゴライズしてそれぞれをキャラ付けし、彼らの連携によって、個人の感情や人格を表現し形成するっていうアイディアは悪くないし、ヒトの感情はそんなに単純なものじゃない、とかいうつもりもありません。
ただ、気になったのはエンディング近くで登場する二つの生き物の「インサイドヘッド」にも同じく5つのキャラが存在すること。
目くじら立てんなよ、という突っ込みも入りそうだが、あれはやりすぎじゃないかな。

あと、エンドロールの最後に流れる、監督からのメッセージが若干痛くて笑えたので付しておく。

「この作品を我々のKidsに贈る。頼むから成長しないでくれ。」

子供はいない身ですが、解る気がします。

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