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menehuneの写真旅の記録。お気に入りの映画、書籍とアニメのインプレ、ライフハックもたまに更新。


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京都糸屋ホテルに泊まる。その印象をまとめておきます。


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アニメ「響け!ユーフォニアム」と京アニはんのイベント参戦のため、宿泊したホテルがここ。〈京都糸屋ホテル〉です。烏丸通はチェーン系ホテルの比較的新しいホテルの激戦区。そんな烏丸通と松原通の交差点にこの〈京都糸屋ホテル〉はあります。昨今のアジア人観光ブームに乗り、宿泊費は強気の設定。一泊朝食付きで18,000円!今回は開業したばかりの〈京都糸屋ホテル〉に宿泊して気付いた点をレポートします。


〈京都糸屋ホテル〉のシングルルームにクローゼットはなく、壁面にハンガーを掛ける最近のビジネス・ホテルで多いケースです。喫煙部屋だが、施設が新しいためか、視覚、嗅覚的に特段の違和感はありません。空気清浄機つき。左の扉がトイレ。右のハンガー付きの扉がバスルームだ。ちなみに今回案内された部屋は3Fなので、客室の窓向こうは隣のビルの壁。こういう立地だし割り切るべきでしょう。眺望を望むからハナから対象から外すべきでしょう。シングルルームとして販売されていますが、二人で宿泊することを前提にベッドメイクはなされており、タオルやパジャマは二人分用意されています。このあたりが、ビジネスホテル・ライクじゃない美点です。
※2019年現在、〈京都糸屋ホテル〉は全館禁煙となりました。


〈京都糸屋ホテル〉シングルルームの独立したトイレは使い勝手良好なるも、画面右側のスペースが若干狭く、体格のいい宿泊客は難儀するかもしれません。動体感知で照明が自動消灯する仕掛けつきだ。


比較的新しい試みなのが、洗い場付きバスルーム。これは〈京都糸屋ホテル〉の美点のひとつ。要するに洗い場付きのユニットバスで、建売住宅のユニットを応用しているんでしょう。横幅が広い浴槽は浸かり心地抜群。入浴剤はアメニティとして用意されていないけど、持参してじっくり浸かることをオススメ。
ただし、バスタブに出入りする際の手すりを兼ねるシャワーのスライドレールはなく、2点式のシャワーヘッド受けなのは残念。バスタブが広いと、案外役立つんですよね。スライドレールって。

 
〈京都糸屋ホテル〉でもうひとつ特筆するのは、このライティングチェアです。公式ウェブサイトで客室案内を見たとき確信しました。そしてその確信は当たっていました。入室して椅子をひっくり返して確認すると、座面裏に「柏木工」製のシールが貼られていたのです。岐阜県高山市の家具製造会社、柏木工はアニメ「氷菓」の聖地巡礼の際その存在を知り、その後、自宅のダイニングセットを導入したメーカーです。すわり心地はすこぶる良く、クッションが必要なら、客室にあるタオルや枕を拝借しましょう。胡坐もかけます。経年を経ないと判断できないけど、染みだらけの布製座面より相当の好感が持てます。
画像を見てお分かりの通り、使い捨てのスリッパと消臭剤、湯沸しポットが整然と配置されている辺りは、結構工夫している感があってこれもマル。


ライティングデスクも奥行きに余裕があり、ラップトップPCを広げても手元に余裕があります。もはやビジネス、シティホテルの標準装備となった無線LANの繋がりも問題なし。


〈京都糸屋ホテル〉のベッドはシングルルームにしては破格の1500ミリ幅! とても贅沢な仕様です。もっとも、「二人で寝る」ことも想定した設計なのでしょうけど。17平米の部屋は比較的快適でした。意匠としてデコラティブな木目調をアピールしたいようなんだけど、多分「本物」は椅子だけ、という印象。実際、すでに経年(施工ミス)でベニヤが剥がれていましたしね。
あと残念ですが、絶対的な部屋数が少ないのでさほど気にはならないでしょうが、廊下の音は盛大に響きます。隣室の音は気になりません。


若干の違和感とともに、洗面台が独立して部屋の中央にあります。しかし使い勝手は良好。でも清掃は面倒そう。茶器や茶葉は拘っているそうだが、今回試さなかった。持ち帰りもしませんでした。


〈京都糸屋ホテル〉の朝食の提供は7:00から。起床して一旦京都駅まで戻り、新横浜までの切符を手配してからホテルへ戻る。画像はその帰り、五条通の朝焼け。京アニはんのイベント、監督座談会でも出た話題だけど、スマホを見ないで周りを見よう、の例えとしてmenehune 的なアンサーを載せておきます。人生、折り返し点を越えると、こういう景色が愛おしく思えるようになります。自然に。


御池大橋から見た「空」です。東京や横浜では、都市の仕様とスケール的視点からして、このような開放的な光景はまず味わえません。筆者が常々京都に移住したいと思うのはこういうことです。空が広いんです(ザックリ纏めてスマン)。地方都市は。

話を元に戻しアドバイスすると、京都から帰りの新幹線の切符を当日手配するのは至難の業なのです。「さあ、帰ろう」と16時くらいに京都駅に到着し、券売機もしくはみどりの窓口で買おうとしても、その時点で切符は買えませんからね。お土産も弁当も買わないので、16時5分くらいの列車がないかしら、というのは甘いです。
下手すりゃ、当日の列車は買えませんよ。グリーン車を除き。もちろん、自由席の選択はありますけど、座りたいでしょ。よって、ベストな選択案として、「予め旅程を立て、『えきネット』で帰りの列車も予約しておく」というチョイスをお勧めします。東京から出向くなら、京都駅に降り立った時点で速攻帰りの列車を予約しておくことです。
「なにを当たり前のことを言ってんだ」という指摘はあるでしょうが、聖地巡礼を含め京都へ行くなら、行き当たりばったりの行動は慎むべし、ということです。今回、私は帰りの新幹線の予約をしていなかった。しかし、朝6時の時点で切符を押さえ、そこから逆算して本日の行動プランを練らないといけない、というわけです。


〈京都糸屋ホテル〉の滞在。今回は朝食付きのプランを選んだが、ご覧の通りの定食です。スタートは7:00から。御飯のお代わりは出来ますが、それ以外は無理でしょう。上品だけど、この規模のホテルならこれでいいのかもしれません。しかし、厨房は女の子が一人で、給仕も女の子一人だけ。日曜の朝なのに。もっとも客席自体、20席もない食事処なので、仕方ないのかもしれませんが、若干待たされるのは覚悟したほうがいいかも。
メインが味噌汁っていうこの定食。たっぷりの油揚げとワカメ、九条ネギという構成です。これにお好みで黒七味を振り掛けるOPつき。おひたし以外は普通に暖かく、美味しいです。


烏丸通りの通り向かいには7:00からオープンしているコメダ珈琲店がありますし、ホテルのほぼ隣はファミマです。しかし、コメダのそれはトースト+アルファですからね。そんな朝食じゃ味気ない、とお考えならオススメできる選択です。また、そういう選択を厭わないなら、敢えて朝食付きプランを選ばなくてもいいのかもしれません。この辺りはここの今後の課題かもしれません。

地下鉄の四条と五条のちょうど中間。繁華街ではないので夜も静かでした。その代わり周辺に飲食店を含む娯楽施設はほぼありません、というローケーション柄、今後、設備の割りに高い料金設定が出来ない良いホテルとして人気が定着していくかもしれません。ホテル・スタッフの物腰が柔らかいのも〈京都糸屋ホテル〉の美点として挙げておきます。

www.itoyahotel.com


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