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劇場版「響け!ユーフォニアム」を観た。


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久しぶりの更新です。menehune、生きてます。

劇場版「響け!ユーフォニアム」を観た。

(ネタバレあります)





















祝!鎧塚みぞれ、初台詞です!
シチュエーションとしては、優子が麗奈に再オーディションの際の不正を懇願するカットの前段に挿入される形。
朝の挨拶を交わし、みぞれが優子の変調に気づき、「どうかした?」と訊ねる、というカットです。
ここで、みぞれが練習しているパートは間違いなく(すでにアナウンスされている)続編への布石です。
【4月25日追記】
しかも、みぞれが練習しているのは「三日月の舞」のオーボエ・ソロの箇所じゃないですか!
ハイ、お気づきですね。TV版1期でも、今回の劇場版でもその箇所は巧妙にカットされ、舞台袖のカットが挿入されています。嗚呼!なんて確信犯的なんでしょう。石原監督、最初から狙ってましたね。この一連の構成。やっぱり、TV版1期の製作決定から、続編ありきで企画されていたとしか思えません!
つまりは「オーボエの覚醒」が続編では実現するわけです!【追記了】

ただし、みぞれの中の人のクレジットはありません。〈吹奏楽部員〉とクレジットされた6名ほどの中に声をあてた役者はんが含まれるのでしょうけど。
※ただしTV版13話で登場した希美はカットされてました。。。

また本作は、カットつなぎだけを施した過去の京アニはんの総集編的劇場版と異なり、全編再アフレコされているそうだが、結果、TV判に軍配が上がる結果となったと思う。
それは宇治大橋の久美子、「上手くなりたい」の件での黒沢はんの演技に如実に現れている。
【4月25日追記】
これも先入観で、TVアニメでの黒沢はんの演技が頭に残っていたので、今日の2回目の鑑賞でやっと気づいた。泣きの演技がまずあって、「上手くなりたい」って言うモノローグを被せてきてるのね。鈍いね私って。それにしても、演出上上手くいっているとは感じなかったけど。【追記了】
全般、久美子の声をあてた黒沢はんの演技がぼやけていた、と感じたのは私だけだろうか。
TV版13話でのモノローグ「全国に行けたらいいな・・・絶対全国に行く」は、どうしてこうなった、と。
抑揚つけ過ぎなんですよね、劇場版の久美子は。

そして、劇伴もいただけない。これはTV版・1期のOSTの出来がよすぎたので、一概に攻められないのだが、自称「神の繋ぎ」と私が勝手に賞賛している再オーディション会場で優子が駆け出し、夏紀の背中を借り、そこからの久美子と麗奈のやり取りまでのことを指すのだけど、TV版の印象が強烈過ぎて、乗れないのだ。※ただし、劇場内、このシーンで泣いている人は結構いた。

さらに相前後するが、縣祭りの一連のシークエンスでは、失恋した葉月が宇治大橋でサファイアとその妹に抱擁されるシーン。TV版がそのまま使われているのに、JR宇治駅前でのシーンはカットされているので、ここも乗れない。※ただし、劇場内、このシーンで泣いている人は結構いた。

つまり、TV版の8話は、あれ単体で、無駄な要素は何も無いのに、削っちゃうとこうなる、という典型。だから、総集編は難しいんだよねえ。
ただし、TV版で、オンエアされた楽曲はほぼカット無く入ってます。
※ちなみに、葵に関するシーンは全カットです。サンフェスで演奏しているシーンはあるけど、台詞は無かった。モブの声で日笠はんの声は聴けるけど、〈吹奏楽部員〉にクレジットすらされていない。
【4月25日訂正】
日笠はんはTV版・1期で、モブである沢田樹里の声を充てていたんだけど、今日、本作2回目の鑑賞で気づいた。先入観て信じちゃ駄目だね。沢田樹里の声自体、違う役者はんが充ててんじゃん。
だからエンドロールの〈当たり前だけど〉吹奏楽部員に日笠はんのクレジットが無いわけ。つまり劇場版には関わっていない、ということです。【訂正了】

片や、いい追加点としては、劇場版最初のシーンが久美子と麗奈の中学時代のコンクールで演奏シーンが追加されている点。ここではちゃんと梓もインサートされている。
続いてサンライズフェスティバルでも北宇治のマーチングシーンに追加カットあり。
ブラシのエフェクトも追加されていて、金管楽器に映りこむ公園の緑などが反射している。
さらに、京都府コンクールでも新規演奏シーンが結構大幅に追加されている。
全般、追加された演奏シーンは作画のトーンが変わってしまっているのが新鮮でもあり違和感でもあるのだが。

今日、1回だけしか観ていない中で言うなら、若干各キャラの作画に修正入ってないですかね?
特に優子と夏紀。こればかりは初見で、比較のしようもないですが。
毎クール、作風の違うアニメを見ていると、かつて見た作品を見返した際にキャラ作画に違和感を感じることがありますが、あれと同じなのかな。

そして、EDクレジットの背景では何が起こっているかというと、TV版・1期のオーラスを飾ったトロフィーと賞状と共に、コンクール会場での北宇治吹部のメンバーの集合写真が撮影されるまでの出来事をポンポンと入れてきてくれてるんです。憎いね、このあたりは。
でも肝心の、あの集合写真は。。。劇場版では終ぞ表れず。このあたりのバランスの悪さは、初見の観客には消化不良で終わってしまった感は否めません。
【4月25日追記】
劇中では出なかったけど、集合写真はパンフレットにテキスト込み(※業者から有償で買って保存するやつ体)で掲載されていましたね。
このエンドロールのディゾルブで切り替わる挿入カットを良く観たくて、今日の鑑賞は前から3列目、しかもセンターたら左寄りに陣取った。
なんですか?「ここでの乗降禁止」ってカンペ頭上に掲げてるきれいなお姉さんは??
スタッフ証、首にかけてたから学生ボランティアじゃなくて、社会人の運営スタッフなんでしょうけど、可愛すぎる・・・。
首が疲れるけど、このエンドロールの出来事を確認するにはやはりこのくらい前に座って鑑賞すべし! それから、ホールでの演奏シーンで、無数に浮遊する細かい塵が確認できますよ。前のほうの席、侮れない!【追記了】

そして最後に、すべに赤十字はんがやらかしちゃったんでなんですが、2016年秋から続編開始、というクレジットが。※帰宅し、これを書いている時点で、京アニはんの公式で10月からオンエア開始と発表済み。

朝から午後少しまで出社。飯食って、温泉で和んで、すべての情報を遮断して、そのあと鑑賞。
横浜ブルク17時50分の回だったけど、8割がた埋まってましたね。しかも、女子、カップル、家族の割合多し。多分作品のテーマが奏功してるんだろうけど、結構、興行収入行くんじゃないですかね。※当社比的に
【4月25日追記】
ただ、劇場版、この作品、単体として成功(何を持って、という評価基準はあるにせよ)なんだと思うけど、それは、TVアニメ1期のビュワー向けなそれな訳で、それを目論んでいるかどうかは知る由もないけど、初見の(特にティーン)層を取り込めるのか、は判りません。
個人的には原作4巻まで含めた10-3月までという2クール展開を予想、希望しますが、どうなんでしょうね。書店を巡ると1-4巻までキャンペーンはやってるので、それ込みの展開、と予想しておきます。【追記了】

ブルクの音響は相変わらずGOODなので、演奏シーンを含め、特典目当てもあるけど、あと何度か足を運ぶと思う。気づいたことがあったらまた書きます。

【4月25日追記】
「エロ要素控えめ」への配慮、ってことで言うなら、劇場版では、あすかが久美子の太股にペットボトルを押し当てるシーンでは、あすかの悪魔顔がカリカチュア仕様でなく、素の表情プラス、キラーン!効果を充ててる。
また、「うまくなりたいーーー!」って久美子が宇治大橋上で絶叫するシーンでは、久美子の「見えそうな」部分の明度を落とし、生々しくならないようにしていますね。【追記了】

【5月2日追記】
特に他意はないが、石原監督はホントに映画「The Right Stuff」(1983)が好きなんだなあと感じた。
以前の「中二病でも恋がしたい!」の雑感でも書いたが、カントクはちょくちょく同作から引っ張ってきてる気がします。
本作冒頭の新規追加シーンで、久美子のユーフォニアムのベルの奥の方(黒味)からズームアウトしてそれがベルだと観客にわからせる、という見せ方は、「The Right Stuff」でアラン・シェパードが〈アメリカ初の〉有人宇宙飛行を成功させ、帰還した航空母艦で軍楽隊の演奏と共に歓迎されるシーンでも同じ演出が見られます。他意はないし、むしろ、上手くチューニングして活かしてます。



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