【公式より】
1930年代、欧州を中心に突如出現した人類の敵「ネウロイ」。
通常の兵器による破壊が困難なネウロイに対抗できるのは、ウィッチと呼ばれる、特殊な魔法力を持った少女たちだけだった・・・。
「ブレイブウィッチーズ」は「ストライクウィッチーズ」第1期と第2期の間の物語。
1944年9月、第501統合戦闘航空団「ストライクウィッチーズ」を中心とした連合軍の活躍で、ガリア共和国上空のネウロイの巣が消滅、欧州西部の安全が確保された。
これを機に、連合軍は本格的に欧州中央~東部方面への反抗作戦を計画。オラーシャ帝国ペテルブルグに基地を構える、第502統合戦闘航空団「ブレイブウィッチーズ」にも出撃の命が下されようとしていた…
人類の希望を背に、勇気あるウィッチ達が、東欧の寒空を駆け巡る。
12月26日『サトゥルヌス祭』翌日。
第502統合戦闘航空団に補給物資を持ってきたエイラ・イルマタル・ユーティライネン少尉とサーニャ・V・リトヴャク中尉は、年明けまでペテルブルグ基地にて休暇を過ごす事になった。502部隊のメンバー達と楽しく過ごす2人であったが、そんな折にネウロイ襲撃の報が入る。
「エイラさん、すごい気合が入ってます!」
「ひかり、攻撃はこうやってかわすんだ」
「芳佳ちゃんと初めて夜空を飛んだ時を思い出したの」
今、第501統合戦闘航空団・元隊員の2人と、第502統合戦闘航空団の
初共闘戦線『ペテルブルグ大戦略』が繰り広げられる!!
© KADOKAWA CORPORATION
雨降りの土曜日。余りにも暇だったので、ぶらっと立ち寄ったシネコンで、本作が初日なのを知った。で、1,200円だし、でも30分弱なんだけどね。そもそも、「ブレイブウィッチーズ」自体は余りに酷い3DCGに辟易し、3話切りしちゃってたのである。
でも、エイラと、サーニャがメインなんでしょ、といういい加減な思い込みで、観賞したのだが、わあい、なんて日常回だよ。何時までこんなの見せられるんだあ、という感じで、20分ほどが過ぎ、ネウロイ襲来による、戦闘シーンはほんのおまけである。
TVシリーズの延長、13話という設定らしいし、そんなこと言い出したら「ストパン」シリーズってそもそもそういうバランスだよね、という話になるのだろうけど、502のメンバーもろくにインプットされていない身にとっては、お話がわからないというのはやはり辛い。
それでも、〈エイラーニャ的〉なナニで盛り上げてくれるのだろうと期待したものの、〈ストライクウィッチーズ2〉6話のような奇跡の神回の再現など、早々出来るはずもなく、そもそも、エイラの大橋はん、声忘れとるんちやうか? と最初思った。唯一の当たり役なのに(失礼)大丈夫か。
お色気方面も、〈ブレイブ〉では出さないのが基準のようなので、本作でも期待しないように。作中、エイラが廊下を歩くシーンで、そのヒップをタイツ越しに斜め後方から追う、という美味しいシーンがあるんだけど、その作画のしょぼさといったら、「なんでこんなに美味しいカットなのに、ただ、布切れが動いているような動きになっちゃったんだろう?」と本気で悔しがった。
戦闘シーンでは、エイラの持つ〈予知魔法〉がクローズアップされるわけだが、「ここで?」と思った観客は多いのではなかろうか。そして、あのオチである。「エイラ、辞めちゃうの?」とこれも思ったのは私だけではあるまい。
という、若干のがっかり感を抱き劇場を後にしたmenehuneは、やはりというか、大方の「ストパン」FANが抱いたであろう、あの行動をしたくなったのだ。
〈ストライクウィッチーズ2〉6話をもう一度見たい。
白状すると、501関連のBDはすべて処分しちゃったんだよなあ。
今更汚い画質のネット動画じゃろくなもんもなかろうし、Amazonを覗いてみたら、ああ、あるのね北米版が。
思い出を買いなおす意味で、早速購入。 〈謎の彼女X〉もBD全巻買うほど嵌った作品だったけど、処分した後、これも北米版を買って今でも持ってる。もったいないというか、バカだなと自分でも思うが。