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映画『ダンケルク』(原題:DUNKIRK)を観た。


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映画『ダンケルク』(原題:DUNKIRK)を観た。


※若干のネタバレあり

TBSで町山はんが褒めてたのと、予告編の出来が良かったのとで、今日、楽しみに観賞した。
結果、つまらなかったです。

ダンケルクからの連合軍の撤退戦を、登場人物からの視点を変えることによって尺を伸ばす演出法なんですが、凡人にはわかりづらい。
あっ、そういうことなのね、と気づくと、さらに退屈になっていく。

町山はんもおっしゃっていたけど、VFXが嫌いなクリストファー・ノーラン監督が、敢えて現存する、スーパーマリン スピットファイアや、メッサーシュミット Bf109、ユンカースJu87、ハインケル He111を撮影に使っていて、ミリオタは垂涎もの、なんて仰ってたんだけど、過度な期待はしないように。

かつて、『空軍大戦略』(原題:Battle of Britain)を観賞してしまった身としては、余りにも空戦の描き方はチープだし、ドイツ軍からの視点を(敢えて)オミットした結果、物足りないものとなっている。実際、被弾の様子は実写では再現できないため、最低限のVFXと墜落時のスモーク演出という、情けないものとなっている。
70ミリのIMAXカメラで撮影しているそうだが、画角が広いだけで、綺麗といえばそうだけど、ただ空疎に見えるんだな、これが。

ここは〈個人〉に的を絞って演出する、という手法を受け入れるかどうかなんだけど、ある程度の大空中戦を期待した御仁は駄目、という結論を出さざるを得ないかなと。

作品のテーマはそこじゃない、という制作側の意向を汲んだとしても、歩兵は途中から油まみれになるため、最早キャラが判別できないし、ある特定のキャラの心情をそれほど深く追いかけるわけでもない。

レジャーボートで歩兵を救うため、英国からダンケルクに向かう親子の、事故による一連のエピソードも、言いたいことはわからないでもないが、余りにも理不尽ではないか。
「それが戦争なのよね」では片付けられない。
軍属の人間は(個人的倫理で)撤退を主張するが、民間人が(軍属的倫理で)跳ね返す。
二人の間には〈幸い、武力〉が介在しないのだけど、ひっくるめて、この件は必要なのか?

ワーナーの、このご時世の、この映画。
何を訴えたいのか。政治的な啓発要素があるとも思えないのだが。

ちょっと、観て後悔する映画に久しぶりに当たってしまった感じです。
思えば、クリストファー・ノーランはんの(監督)作品って、いままで観たこと無いや。

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