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menehuneの写真旅の記録。お気に入りの映画、書籍とアニメのインプレ、ライフハックもたまに更新。


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映画『氷菓』を観なかった。


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映画・実写版『氷菓』を観なかった。

11月の3連休、11/3(金・祝)から上映が始まった米澤穂信はん原作の『氷菓』実写版。
結局、この3連休、観る気が起きなかった。
一日の行動を本作を軸に練っていたのに。
他所に行動のメインを譲ってしまった。
正確には、観る気はあったのだが、予告編を観て、その気が失せた。

誰が悪い、とか言うつもりも無いが、製作委員会が悪いんだろうなあ、KADOKAWA
はん。

アニメ版の出来が良すぎたんですよ。側込みで。
しかも、『遠回りする雛』までこっちはズッポリなんだから。

円盤が売れたとか、そういうことじゃない。実際、驚くほどは売れてないし。

その出来が良かった割には、結局、全般、局地的なムーブメントだったことに気づかなかった、もしくは、それを含めて企画進行をよしとした判断の結果なんでしょう。

1960年代の学園紛争を題材にしながら、2017年の今日において、その現実感を再現する(ここではそもそも実写のテーマとして扱うこと)わけで、これはアニメ版ならともかく、実写でやるのは違うよねえ、ということになる。
恐らくは原作未読の若年層には届かないでしょ。「氷菓? アイスの話なの?」とか、マジで思っていそうな気がする。

よねぽも、つくづく、かわいそうだなあ、という。

テーマを選択した原作者として、これが映像化された際、異なる媒体でどんな風にアウトプットされるのかっていう責任は負えないもんね。

『メイドラゴン』の双葉社KADOKAWAとは資本関係はないのかもしれないが、京アニはんは最近、KADOKAWAと距離を置いているようなので、〈古典部シリーズ〉のアニメ続編の可能性もないのかもしれないなあ。原作も当面終わりそうもないし。

とか思っていたら、興行成績惨敗のニュースが。。。

気を取り直して、『米澤穂信古典部』でも読もう。積読(つんどく)状態なのだ。





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