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menehuneの写真旅の記録。お気に入りの映画、書籍とアニメのインプレ、ライフハックもたまに更新。


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パスタ好きにおすすめ!湯河原温泉のランチで使えるトラットリア3件を紹介


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lunch de yugawara

〈bistro(ビストロ)〉はフランス語で大衆食堂だし、イタリア語で〈trattoria(トラットリア)〉とは、大衆向けのレストランのことを指します。比較的リーズナブルでドレスコードもないお店です。これがもっと高級で、ドレスコードがあったりすると、〈ristorante(リストランテ)〉と呼ばれたり、名乗ったりします。

湯河原の何がいいかって言うと、まだ神奈川県なこと。ラジコ大好きなmenehuneにとって、ラジコを聴きながら散歩するのが何よりの楽しみ。ここ湯河原の温泉街は、ぎりぎり神奈川県なので、プレミアム会員でなくとも、関東エリアの放送局が受かるのです。これが、熱海に向かうトンネルを抜けるとアウト。東海エリアの局しか受からなくなってしまいます。
前置きが長くなりましたが、今回は、パスタも大好きmenehuneが利用した、湯河原温泉の洋食屋、どちらかといえばビストロとか、トラットリア系のお店を紹介します。

  

 

TORTINO(トルティーノ)~湯河原の老舗イタリアン

トルティーノ外観
JR湯河原駅から、奥湯河原方向へ名店街を進み、土肥一の交差点を左折し神奈川トヨタとローソンの交差点を桜木公園方面に進むと、公園奥の路地に〈TORTINO(トルティーノ)〉があります。駅からは徒歩10分程度です。
14時を回っての入店ですが、ほぼ満席です。地元の人気店のようです。ニンニクと唐辛子のパスタは、8%の税込で1,050円ですが、大盛をお願いすると、プラス600円(!?)となります。

トルティーノのニンニクと唐辛子パスタ
見た目多そうに見えますが、お皿が浅いので、実際はさほどの量ではありません。炒めたニンニクとスープたっぷりで美味いのですが、いかんせん味が単調なので、後半飽きます。そういう意味で、レギュラーでよかったですね。粉チーズは提供されません。
ミニサラダと、ドリンク、デザートのアイスクリームが付きます。

トルティーノのたらこクリームスパゲティこれは〈TORTINO〉のたらこのクリームパスタ。8%の税込みで1,250円。大盛でないと量は少ない印象です。ほとんどスープスパの様相ですが、美味しいけど塩分が気になるのでスープの完食はやめておきました。

湯河原トルティーノのサラダ

野菜を別途摂りたくて、サラダを単品でオーダー。こちらも食べ応えがあります。左に見えるのがランチ標準のミニサラダ。〈トルティーノ〉のランチメニューは、肉料理や、ピッツア、パスタの豊富なメニューから選ぶことが出来ます。
カウンター席はなく、テーブル席はほぼ4人掛け。半月状のラウンドテーブルを囲む形で、一人客に相席対応しています。

給仕のお姉さんがテキパキとサーブを行い、空き皿の回収も行っているので、案外ランチ時の回転も速そうだが、調理はほぼワンオペなので、タイミングによっては待たされます。着席したすぐ後ろはWC入口だったが、芳香剤系のスメルを感じない点は高評価。再度挑戦したい気にさせる良店だと思う。

【2019年3月17日追記】
週末など混んでる正午ごろ、団体の先客がいると、空席があっても入店を断られます。長時間待たせることを見越した判断なのかもしれないけれど、いやな思いをしたくないなら、念のため事前に電話をしましょう。

〈ランチ営業〉11:30-15:00(LO14:30)
〈住所〉神奈川県足柄下郡湯河原町土肥5-17-17
〈定休〉特になし

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Salute(サルーテ)~湯河原の新進気鋭トラットリア

2018年10月にオープンしたてのお店〈Salute(サルーテ)〉。同名の有名店があるようで、「湯河原のサルーテ」として名を売っていかねばならないルーキーだ。JR湯河原駅から、奥湯河原方向へ名店街を進み、土肥一の交差点を左折し一つ目の路地左側の新築ビルです。駅からは徒歩5分。オープンしたてのせいもあるのか、13時を回った入店だったけれど、ほぼ満席でした。カウンター4席と、テープル席が20席ほどの店内。
お店の売りはPIZZAのようだけれど、パスタ大好きのmenehuneはここでもパスタ一択です。

 

湯河原サルーテのサラダ

サラダはもち麦やサツマイモ、豆がフィーチャーされて今風だけれども、サラダ全体の量はお上品的に少ない印象。バルサミコ酢ドレッシングがかかっている。

湯河原サルーテのパスタ

〈Salute〉の「ツナとブロッコリー、キャベツのペペロンチーノ・すだち風味パスタ」は8%の税込で1,000円。大盛可能かどうかは訊かなかった。サラダとドリンク付きです。パスタはもっとペペロンチーノ的なパンチがあってもいいと思いました。鼻には自信があるが、すだちの印象もなし。粉チーズは提供されません。特段の印象には残りませんでした。チーズに限らず、新しい店ほど、客席に調味料の類を置かないところが増えました。経費削減、悪戯防止などあるとは思うが、必要に応じて提供できる体制は整えて欲しいと思う。今度は何かリクエストしてみよう。

キッチンの様子がカウンター越しに観察できるのだけれど、サラダ、ドリンク以外の調理はマスターのワンオペなので、ランチ時のこの時間、それなりに待たされます。
店舗設計と、実際のオペレーションとの摺り合わせもこれからという印象で、グラスを収納する場所と会計の場所の関係など、改善する箇所は多いと思いました。実際、不慣れな給仕がグラスを落下させていたり、食器類の収納にはひと工夫必要かもしれません。

【2019年3月27日追記】
およそ半年ぶりに〈Salute〉を訪ねたが、サービスの質、提供される料理の質ともに向上した印象です。ランチ時の1230過ぎ、春休みのせいか若い女性の姿が目立つ店内は満席。

湯河原サルーテのランチサラダ再再訪した際、〈Salute〉のサラダは進化していました。量は増え、野菜の種類も増えました。若干の塩味が加味され食べやすくなった印象です。

湯河原サルーテのランチパスタ

〈サルーテ〉の「ツナあえプッタネスカソース 」は香草とパン粉をまぶしたパスタで文句なしにうまい。最初に訪れた時よりも、パスタの仕上がりの質も上がった印象。しかし量は足りない。訊くと150円プラスで大盛にしてくれるので、次は大盛だね。

湯河原サルーテの大盛パスタ

その大盛りがこれ。〈サルーテ〉の「鶏もも肉とほうれん草のピリ辛トマトソースパスタ」。
アラビアータ系トマトソースは確実に辛く、満足の汗が頬を伝う。税込1,150円で実現するこの大盛り。男子は迷わずこちらを選ぶべし。

サルシッチャ(豚ひき肉ソーセージ)とパプリカのパスタ

サルシッチャ(豚ひき肉ソーセージ)とパプリカのパスタ

サルシッチャの絶妙な塩加減が相まって絶品。

新玉ねぎのナポリタンスパゲッティ

新玉ねぎのナポリタンスパゲッティ

このお店〈サルーテ〉のイタリアンな味付けのパスタに慣れてくると、日本的なナポリタンがひどく甘口なものに思えてしまう。悪くはないけれど、この店でわざわざ食すものでもないなという印象。横浜の山下町あたりの有名店にここは譲って、もっとこの店らしいパンチの効いたパスタを楽しみましょう。

自家製じゃがいものニョッキ ゴルゴンゾーラチーズのクリームソース トリュフ風味

自家製じゃがいものニョッキ ゴルゴンゾーラチーズのクリームソース トリュフ風味

ニョッキは団子状のパスタの一種で、ジャガイモと小麦粉との組合せで作られるイタリア料理。実は初めて食したが、もういいかなと。どうしてもぱさぱさした食感が好みではないのと、この団子自体が持つ甘みが苦手だ。

豚ひき肉と赤玉ねぎのトマトソース西洋ワサビ風味

豚ひき肉と赤玉ねぎのトマトソース西洋ワサビ風味


最近はチーズ削り器でチーズを振りかけてくれるようになりました。パスタに絡めると溶けていく様は楽しいし美味い。

 

湯河原サルーテ外観

〈Salute(サルーテ)〉は駅から至近なのと、新しい内装で食すランチというものは気分の良いものなので、一押しの人気メニューを模索する途上だと思う。機会があれば再訪したい。

〈ランチ営業〉11:30-14:00
〈住所〉神奈川県足柄下郡湯河原町土肥1-16-6
〈定休〉月・第1第3火
〈公式〉https://salute-yugawara.amebaownd.com/

salute-yugawara.amebaownd.com



Bistro le tablier du chef(ビストロタブシェ)~贅沢サラダでコスパよし

ビストロタブシェ外観

今回紹介する3店の中で、最もコスパが良いと感じたお店。〈Bistro le tablier du chef(ビストロタブシェ)〉。JR湯河原駅から、奥湯河原方向へ名店街を進み、土肥一の交差点を左折し神奈川トヨタとローソンの交差点を桜木公園方面に進むと、公園の左向かいの駐車場奥の長屋にお店があります。駅からは徒歩10分程度です。

店名は「シェフの前掛け」という意味だそうで、ビシッと決めたマスターが迎えてくれます。14時前とはいえ、他の来客はなし。カウンター7席、テーブル席も20席ほどあり、今回訪問した3店の中で店舗面積は一番広そうだが、少し寂しい印象。

ビストロダブシェのランチサラダ

〈ビストロタブシェ〉の前菜はランチタイムのサービスサラダとは思えないほどのボリューム。スープは濃厚なオニオンスープだ。

ビストロタブシェのアラビアータ

「アラビアータ」とメニューにあったパスタはソーセージや玉ねぎがたっぷり入っていて、そのくせほとんど辛くないという、上品なナポリタン、もしくはポモドーロのよう。だからタバスコもサーブされたのかしら。

ビストロタブシェのパスタ
こちらは、〈ビストロタブシェ〉の「チキン、きのこ、キャベツのクリームソースパスタ」。パスタとたっぷり具材のバランスが絶妙だ。粉チーズも提供される。「クラフト」だけれど、無いより余程いい。これで8%税込1,000円なら相応のお得感を満喫できる。

ただし、ドリンクは別オーダー。くわえて、お水のピッチャーが各テーブルに無い割りに、追加のサーブが来ない。ワンオペだから仕方ないのかもしれないけれど、こちらは温泉帰りで、水分を欲していることもあるので、ピッチャーはセルフサービスでも用意すべきでしょう。
にしても、美味いスープが付くのは3店のうちここ〈Bistro le tablier du chef(ビストロタブシェ)〉だけなので、こちらも通いたいお店ですね。


〈ランチ営業〉11:30-14:30(LO14:00)
〈住所〉神奈川県足柄下郡湯河原町土肥4-8-14
〈定休〉水・木

 


【追記】
湯河原からアプローチしたほうが便利な、〈カフェ エフェメラ(Cafe Ephemera)〉を以下に掲載しました。

www.menehunephoto.net



湯河原の旅のご参考まで。

 

 





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