大磯プリンスホテルの温泉〈THERMAL SPA S.WAVE〉に浸かってきましたので、その印象をまとめておきます。大磯プリンスホテルの温泉〈THERMAL SPA S.WAVE〉へは、JR大磯駅から大磯プリンスホテル行きのバスが出ていますが、本数が多くないのと朝早い時間は運航していないので、その他の系統でも停車する、「大磯プリンスホテル入口」で下車して歩くという手もあります。バス停からは10分もかからずホテルに到着しますい。ちなみに大磯駅からTAXIだと1,400円ほどですね。上の画像の手前がSPA・温泉棟、奥が従来のホテル宿泊棟となっています。
大磯プリンスホテルのSPA・温泉棟の1階入口を入ってすぐ右側が宿泊用のフロント。SPA・温泉の受付は画像左手にあるエレベーターで3階に上がったところにあります。3階は温泉。4階がSPA、サウナ、プールといった施設が奢られていて、通常料金だと、4,500円とそれなりの料金が必要です。しかし、「温泉割」と称して、2019年3月末まで、3階の温泉のみの利用なら1,500円で利用できます。さらにプリンスクラブカードの提示で入湯税150円込みで1,000円。つまり、お風呂は実質850円で堪能できるのです。ハンド・バスタオルが付いて、館内着は提供されません。4階のプールやサウナ、ラウンジを利用はできませんが、3階にもあるラウンジでくつろげるのでこれで十分という気もします。オフシーズンを乗り切るために、こういったプランを打ち出さざるを得ない事情があるのでしょう。
【2019年5月11日更新】
この「温泉割」プランは西暦だけ書き換えられ更新されました。2020年3月末まで延長です。
【2021年6月更新】
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止等に伴う営業内容変更方針により、〈THERMAL SPA S.WAVE〉は一般の利用ができません。今後の動向については大磯プリンスホテルの公式サイトを参照してください。
脱衣所はあまり頻繁に清掃が入らないようで、タオル返却BOXがあふれていたり、マナーの悪い客がビショビショに濡らした床に遭遇したりしますが、全般ウィークデーでも土日でも空いている印象です。大磯プリンスホテルの宿泊客は原則利用できるので、週末のチェックアウト前は比較的混むけれど、午前9時から正午くらいの間ならかなりのんびりできることは確かですね。
〈THERMAL SPA S.WAVE〉の内湯と洗い場は清潔に保たれています。若干床が滑りやすいかもしれませんので注意されたほうがいいですね。先に書いた通り、水風呂代わりのプールやサウナは3階にはありません。
大磯プリンスホテルの温泉〈THERMAL SPA S.WAVE〉の露天風呂の解放感は、晴れて日が差すと気持ちいいです、外部からの覗き防止のための目隠しが邪魔をして、浴槽に浸かっても、浴槽の縁に座っても相模湾を望むことはできません。加温、循環されている湯ではあるが、温泉は多分に塩分を含んでいるのだろう。浴槽に身を委ね、大きく腹式呼吸をするとフワッと体が浮きます。広々とした浴槽をほぼ独占できる時間帯は宿泊客のチェックアウトが済んだ9時から13時ごろの時間帯でしょうか。
〈THERMAL SPA S.WAVE〉の脱衣所に給水機はありますが、3階のロビー周りに自販機の類はありません。施設側からうるさいことは言われないはずなので水分補給できる用意をしていきましょう。因みに宿泊棟の1階に売店があるのでドリンクは(ホテル価格で)入手可能です。もちろん湘南の土産物も取り揃えられています。
〈THERMAL SPA S.WAVE〉の施設内では大磯プリンスホテルのWi-Fiが利用できます。Wi-FiのPWと、ネット接続の認証キーはスパのフロントへ申し出れば印字されたメモパッドをくれますよ。箱根プリンスに滞在したときに渡されたのと同じ書式のプリンス仕様のものですね。一度アクセスすると31日間有効なので、館内で書き仕事や調べ物ができるので何かと便利です。
大磯プリンスホテルの温泉〈THERMAL SPA S.WAVE〉3階ラウンジからの眺めは素晴らしいです。交通費がかかることを考慮しても、たまの息抜きで大磯まで行く価値はあるでしょう。正直、1,000円でこの静かな環境を堪能できる。湯に浸かってWi-Fiが通じて書き物にも集中できる。ちょっと不思議な場所かもしれません。
大磯プリンスホテルの前庭からは天気が良ければ富士山も拝めます。さて、こうして大磯に一箇所しかない温泉を堪能した後のランチ処をご紹介しましょう。プリンスホテルのレストランを利用するのもいいのですが、ここ大磯には意外な名店が数多くあり、箱根湯本あたりよりも選択肢が多いくらいです。次回は大磯のランチで使えるお店をいくつかご紹介します。