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港区立郷土歴史館(旧公衆衛生院)へ行ってきました。


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f:id:sepyas:20210404174856j:plain調べ物があって、港区三田図書館に足を運び、郷土歴史館が移転していることを知った。そこで地下鉄を乗り継ぎ、港区立郷土歴史館へ向かいました。石造りの立派な建物の存在に驚いた。1938年(昭和13年)に建設された〈公衆衛生院〉という施設だったそうだ。
受付を済ませ、自動ドアをくぐり進むと、2階にあたる中央ホールの吹き抜け空間が目に飛び込んで来る。ふんだんに石材を奢った空間が広がっています。

 

f:id:sepyas:20210404174851j:plain1階には旧食堂を改装したカフェ〈VEGETABLE LIFE〉が、開館の9時から同時オープンしている。壁面には〈泰山タイル〉が見て取れる。〈泰山タイル〉とは 池田泰山が率いる京都の泰山製陶所が、大正から昭和初期にかけて世に送り出したタイル(焼物)です。高い技術とその美しさで注目を集めた泰山タイルは、当時の近代建築に多数採用されたそうです。

f:id:sepyas:20210404174844j:plain3階に上がると、旧院長室がと次長室が通路を挟んで並んでいます。これは院長室。床は寄せ木細工が奢られており、壁面にはベニヤ材が多用されています。当時は高級な素材だったそうです。今はあまりいいイメージはしませんけれど。

f:id:sepyas:20210404174915j:plain4階の講堂はこの建物最大の見どころです。340席を配した階段状の講堂だ。

f:id:sepyas:20210404174834j:plain座面と背面にクッションが設えてあります。ほかにあるのかは知らないけれど、講堂の装備としては珍しいものではないでしょうか。

f:id:sepyas:20210404174830j:plain天板とクッション以外は建設当時の部材を残しています。港区立郷土歴史館は夕方5時閉館だが、土曜日は夜8時までやっています。夜の雰囲気も見てみたいですね。

f:id:sepyas:20210404174920j:plainこういった講堂を撮ったのは、旧豊郷小学校以来かな。以上、撮影はSONY A900とSAL1635Z2の組み合わせ。絞りはすべてF4


f:id:sepyas:20210404174910j:plain以下2枚は、SONY a7IIIと、MINOLTA MD ROKKOR 45mm F2の組み合わせ。絞りはすべてF4。

 

f:id:sepyas:20210404174901j:plain結局、menehuneの調べようとしていたものは見つからなかったが、建物自体の魅力と、常設展示は趣のあるものだった。建物については撮影OKなので、節度を持って撮影しましょう。三脚とかは持ち込まないほうがいいと思うぞ。

www.minato-rekishi.com
詳しい情報は公式を参照されたし。

 

 

 

 


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