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2019年、カナダグース(CANADA GOOSE)の真実をまとめておく。


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公開しようとして、なあなあになっているうちに、〈カナダグース〉のフェイク(今日に始まったわけはない。昔から偽物は出回っています)が、2019年初頭、NHKのニュースでも取り上げられるような事態となっているので、日本で現在流通している〈カナダグース〉についてmenehuneの経験をまとめておきます。



 

カナダグース商品との出会い

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menehuneが最初に購入したのはヤフオクで、しかも粗悪コピー(=上質コピーがあるということではない)が出回る前のことで、10年以上前のことです。
VANCOUVER JACKET(バンクーバージャケット)に始まり、CONSTABLE PARKA(コンスタブルパーカ)、モントリオールヴェスト、ドライビングコート、M65トラベルジャケット、とかなり入れ込んだ記憶があります。

正規品かどうかを心配することもなく、当時の輸入元であるグリフィンインターナショナルのタグが付いたものを購入できました。
※2016年3月末に輸入総代理店契約が終了されるまで、同社の〈カナダグース〉製品の取り扱いは16年に及びました。

コンスタブルパーカもベスト系も、カナダ本国仕様の「モコモコダウン」が奢られており、日本の、特に関東の平野部で着こなすには完全に「オーヴァースペック」でした。
銀座のSHIPSで買ったバンクーバージャケットは、東京のビジネスパーソンが普段使いするには役不足だったのです。日本人に限らないとは思うが、ヒトは引っ掛けた外套をそうそう脱がないものである。それは寒風吹き荒む屋外からバスや電車に乗ったときが顕著で、コート掛けの類も在来線の普通車両にはないものだから余計そうなります。

こうなると、〈カナダグース〉のダウンは着用者に牙を剥き、「あったか地獄」が待っているのです。首筋や額から汗が滲むようになり、かといって満員電車の中では容易に脱ぐこともできません。これがmenehuneのいうところの「オーヴァースペック」たる所以なのです。筆者(menehune)が知るだけで、グリフィン時代だけでもダウンの量を減らす「日本仕様」のマイナーチェンジが数度行われています。所詮カナダと日本とでは環境が違いすぎるのです。

 

輸入総代理店の変更とともに

そして、輸入総代理店が、2016年4月からにサザビーリーグに変わり、ダウンの量はさらに減り、販売価格はさらに値上がりするという状況となっています。価格のことは触れずにおきますが、ダウンの量は目を疑うほど減らされているのが分かります。それはここ2年くらいの〈カナダグース〉の爆発的ヒットにより、南極大陸のワッペンを付けた同社のジャケットを羽織る、特に女性が増えたことによるのですが、細身のシルエットを見るにつけ、いかにダウンの量が日本向けに減らされているかが分かります。

 

念のため書いておきますが、フェイクを掴まされないためにはネットで公式サイトを訪ね、正規販売店を確認することが一番です。再販制度並みに販売価格を譲らない「定価」的価格設定。それらは値崩れの状況を決して作りません。オークションなどでフェイクが跋扈している状況を見極める目を持つことは必要です。ネットオークションを利用するな、というわけではありませんが、どのみち一生ものガジェットを買うのですから新品が安心です。

www.canadagoose.jp

輸入総代理店が、サザビーリーグに変わったのと時を同じくして、公式サイトのデザインも奇を衒ったものとなり、モデルの名称まで変えてしまう始末で、私としては少し敬遠気味なこの頃となっています。

 

カナダグースのダウン購入に際してのアドバイス

現在手元に残っている〈カナダグース〉製品は、偶然にも2015年12月30日、京都駅ビルの伊勢丹で購入した、グリフィンインターナショナル時代の最後のモデルで、KAMLOOPS(カムループス)の日本向けモデルと、ヤフオクで落札したアーティクルワッペンなしのクルーベストです。
※ワッペンがついていない件については、当時の状況からして、作りと縫製がサンプル品であるという確信があります。あえて、ワッペンがない品物を入手出来て満足しています。それにその品物は、真冬の室内で使う分には暖房がいらないという利点も与えてくれるのです。横浜限定ですが。

大げさだがこれで残りの人生、最上のダウンは手に入れたのでもうよかろう。流行とは異なる次元の質実剛健、一生物を手に入れるとはこういうものです。ですから最近のスタイリッシュなモデル展開にはいささか眉をひそめていますが。

関東の平野部で、本当に〈カナダグース〉のダウンが活躍するのはせいぜい1月から2月の2ヶ月間程です。使う期間が短ければ材質が朽ちない限りモノは長持ちします。東京の平均最低気温は1月で2度、2月が2.4度なのに対し、〈カナダグース〉の本社があるカナダのトロントの平均最低気温は1月が-6.7度、2月が-5.6度なんですね。千駄ヶ谷の旗艦店にはマイナス10度の試着室があるそうですが、東京では、正直言って宝の持ち腐れです。冒頭で役不足と書いたのはこのことです。

大雪の白川郷これは2012年2月に訪れた白川郷です。御覧の通りの豪雪で、ここでは〈カナダグース〉の当時のモデル、コンスタブルパーカが大活躍しました。関東のように湿った雪でないため、ダウンに付属するフードを被っていれば、雪はパーカーに染みを作らず、表生地をさらさらと滑り落ちていきます。本来のダウン製品の使い道を証明した貴重な機会でした。

気軽に脱ぎ着ができない〈カナダグース〉のダウンは、日本のように生活のスケールが小さい地域にはそぐわないガジェットなのかもしれません。それでも、横浜ではない寒いどこかへ旅する貴方をサポートする、ベストバイであることは間違いないでしょう。

 

 




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