東屋から昇る朝日。ホテルサンルート京都木屋町〈リバーサイドデラックスツイン〉の窓からの眺め。
宿泊日 | 2019年11月 |
ホテル名称 | (2020年7月1日「ホテル京都木屋町」に名称変更。 2021年8月1日「SH by the square hotel京都木屋町」 に名称変更。) |
開業 | 2018年8月 |
URL | |
住所 | 京都市下京区西木屋町通松原下ル難波町403-1 |
電話番号 | 075-353-0101 |
部屋番号 | 1005 |
客室グレード | リバーサイドデラックスツイン |
客室面積 | 39.59平米 |
Pの字レイアウト | 〇 |
ベッドサイズ | 140×195 |
客室スリッパ |
〇使い捨てタイプ |
〈ホテルサンルート京都木屋町〉に泊まるのはこれで二度目。今回は「リバーサイドデラックスツイン」を指定して予約しました。部屋の扉を開けると見事な「P」の字レイアウトの象徴、長めの廊下が続いています。右側はすべてクローゼット。左側は手前からトイレ、バスルーム、洗面台が並びます。このグレードの部屋は9-10Fのクラブフロアに2部屋用意されています。
この部屋に限らず、最近のホテルは窓が開かないため、空調と換気(ベンチレーション)は大きな課題です。トイレを独立させるのはいいのですが、トイレの換気システムが貧弱なため爆撃後の匂いがなかなか取れません。また外廊下に近い位置のせいか、着座するやいなや、「擬音装置」(TOTOの商標でいうところの「音姫」)が結構な音で鳴りカモフラージュを始めます。正直言って煩いです。その都度手動で止めていましたが、なぜデフォルトが自動再生なのでしょうね。鳴らしたければ手動で鳴らすようにすればいいのでは? と思いますが、そうしない理由があるのでしょうか。このように気になる点もありますが、スペースの余裕はあまり他では味わえないものがあります。
独立した洗面台と、注文住宅用のユニットバスを応用した洗い場付きの浴室です。洗面台のシンクは水を張れない仕様です。水漏れ事故防止のためですから仕方ありません。タオル掛けにひっかけてあるのはドライヤーです。
リクシルのシャワーパネルを贅沢に奢ったユニットバスは、その気(体を洗う)にさせる仕様です。「エグゼクティブコーナーダブル」の記事にも書きましたが、あの部屋よりも長辺は長くない浴槽のため、完全に足は延ばせませんが、その代わり浴槽の幅が広くなっています。洗い場には風呂椅子が装備されています。
〈ホテルサンルート京都木屋町〉クラブフロアの客室には、〈NATURAL FUNDATION〉のシャンプー・コンディショナー・ボディソープ・ボディミルクおよび固形石鹸が導入されていますが、前回の宿泊の際にはなかった入浴剤が追加装備されていました。
客室内廊下と寝室を隔てる引き戸を開けると、さすがに広いですね。一人で使うのはもったいないです。デュベスタイルのベッドカバーは足元だけの巻き込みで、楽にカバー(掛け布団)を剥がせます。ベッドスロー(上からかけてある帯状の布)がかけてあります。
通常ライティングデスクにあるTVも、この部屋は小上がりにしつらえられています。こちらでお茶やお酒(ちゃ)け、コーヒーをまったりいただきつつ眺める東山。清水寺も遠くに望めます。TVに目がいかないので、ライティングデスクでは書き物は集中できますね。
内廊下の距離があるため、寝室の扉を閉めれば、プライバシーの確保は十分ですね。
ライティングデスクは広く、奥行きも十分。冷蔵庫とポット、食器入れも余裕をもってレイアウトされています。〈黄桜酒造〉の酒仕込み伏流水を詰めたペットボトルは、今回は二泊目も提供されました。前回利用した際、館内Wi-Fiは 常時SSL化していない(https://が付かないサイト)を弾く仕様のため、結構見られないサイトがありましたが、今回はそんなこともなかったです。
前回使用しなかった、コーヒーポーションを使った〈NESPRESSO〉のコーヒーマシンを使い、コーヒーを淹れてみました。思ったよりずっと簡単でした。
朝陽が差し込む、ホテルサンルート京都木屋町の〈リバーサイドデラックスツイン〉の部屋でいただく珈琲はまた格別。窓が開かないのは残念ですが。
やはり、〈ホテルサンルート京都木屋町〉の東山側の部屋を押さえるメリットは、この日の出を拝める点でしょうか。
事後。。。冗談です。でも仲のいいカップルだったら、こんな朝日を浴びてまどろむ幸せを感じることができる絶好の場所かもしれません。料金のバランスからしても、最上の選択に入るのではないでしょうか。
今回の宿泊は1階のブッフェ朝食をつけてみました。品数は多くはないけれど、バランスの取れたメニューだと思いました。実際、木屋町のこの界隈、コンビニはあってもおいしい朝食をいただける飯屋がありません。そんな立地なら、ホテルの朝食というのも悪くはありませんね。
今回の宿泊も〈ホテルサンルート京都木屋町〉のフロントスタッフの動きは満足です。でも部屋の掃除とリネンについては直接意見をさせていただきました。
いずれにしても、このホテルは、部屋指定で今後も利用したい、あまり教えたくないホテルです。ホテル周辺の静けさと価格のバランスも良く、東山側の部屋がリザーブできれば、上質なホテル時間を経験できるでしょう。
※2020年7月1日から「ホテルサンルート京都木屋町」は「ホテル京都木屋町」に名称変更して営業を続けています。ほかのグレードの部屋に滞在した際の印象もあわせてどうぞ。
【追記】
2021年8月1日、「SH by the square hotel京都木屋町」に名称変更し営業しています。記事執筆時とアメニティなどの変更が行われている可能性がありますので詳細はホテルまでご確認ください。