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ダイワロイネットホテル京都テラス八条東口に泊まってみた。気になる点と良かった点。


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ダイワロイネットホテル京都テラス八条東口

宿泊日 2019年12月
ホテル名称 ダイワロイネットホテル京都テラス八条東口(2023年4月1日「ダイワロイネットホテル京都テラス八条PREMIER」に名称変更。)
開業 2019年7月
URL

https://www.daiwaroynet.jp/kyoto-terrace/

住所 京都府京都市南区東九条東山王町14-1
電話番号 075-682−0855
部屋番号 702→713
客室グレード スーペリアダブル
客室面積 約20平米
Pの字レイアウト
ベッドサイズ 154×203
客室スリッパ 〇ウォッシャブルタイプ

 2019年7月にオープンしたばかりの〈ダイワロイネットホテル京都テラス八条東口〉に泊まってみました。開業記念プラン、素泊まりで9,450円です。今回はこのホテルの気になった点、優れた点をまとめておきます。

ダイワロイネットホテル京都テラス八条東口チェックインで部屋を割り振られ、ルームキーのカードで自動精算を行う仕組みは、他のダイワロイネットホテルと同じです。外国人のフロントスタッフを擁した、インバウンド仕様のホテルのようで、館内はアジア人の言語が飛び交っています。2階のフロントへつながる階段はことのほか急なので、無理せずエレベーターを使ったほうがいいかもしれません。

ダイワロイネットホテル京都テラス八条東口702号室からの眺望ついボンヤリして全く気づきませんでした。老いるって嫌ですね。通された部屋は京都駅の新幹線ホームや東山が望めるエクセレントな空間です。

ダイワロイネットホテル京都テラス八条東口702号室からの眺望バスタブに湯を張り、この間、部屋のインプレを書こうとして予約メールに目を通し直すと、そうです。予約したのはダブルルームなのです。眺望は良くても、この部屋はツインルームです。ベッド幅は110センチ。これではお話になりません。でも、色々いじっちゃってるしなあ。しかしこれはいけません。フロントに連絡し事情を話すと、すぐさま誤りに気付いてくれ、部屋の交換と相成りました。京都駅の新幹線ホームを一望できて、東山まで拝めるこの702号室はベッド幅さえ気にならないならおススメできます。

ダイワロイネットホテル京都テラス八条東口改めて通されたのが713号室。角部屋です。バゲッジラック付きです。この7階は喫煙部屋フロアなのでしょう。

ダイワロイネットホテル京都テラス八条東口〈ダイワロイネットホテル京都テラス八条東口〉の713号室からの眺めはJR京都駅八条口を俯瞰できる、贅沢なものです。予約の際はリクエストを出すといいでしょう。

ダイワロイネットホテル京都テラス八条東口20平米という、大きなダブルベッドの割には狭い客室は、浴室に皺寄せを来していて、クローゼットの凹みの分だけ、洗い場の面積が食われているのです。バスタブは140×78センチ。実内寸は114×65センチと広くはありません。

ダイワロイネットホテル京都テラス八条東口というか、〈ダイワロイネットホテル京都テラス八条東口〉も洗い場には風呂椅子はないため、洗い場として想定しているのか若干疑問ではあります。こんな風にバスルームに壁面が食い込んでいるホテルの造詣は初めて見ました。正直言って閉塞感があるので、好きではありませんね。赤カビが洗い場(シャワーブース)の四隅に発生しているのも今後が心配ではあります。清掃オペの見直しが必要でしょうね。ここに限らず、洗い場付きのホテルの今後の課題だと思います。

ダイワロイネットホテル京都テラス八条東口
〈ダイワロイネットホテル京都テラス八条東口〉の客室マットレスは若干硬さが足りない印象。しかしこの環境で喫煙可能な客室をデフォルトで用意している姿勢は喫煙者としては高く評価したい点で、京都に数軒あるダイワロイネットチェーンの、他社との差別ポイントとして今後機能して行くと思います。当然防災上のリスクはあるだろうが、ホテルの飽和状態が予想される京都のホテル戦争における、一つのアドバンテージ・ポイントを標榜していると言えるでしょう。開業から5ヶ月ほどの経過ですが、現状タバコによるくたびれや匂いは感じられませんでした。
デュベスタイルのベッドカバーは足元だけの巻き込みで、楽にカバー(掛け布団)を剥がせます。ベッドスロー(上からかけてある帯状の布)がかけてあります。

ダイワロイネットホテル京都テラス八条東口LEDデスクライトの色温度を変更できるのは出色の仕様です。2700K(ケルビン)と4200kをスライダーボタンでシームレスに調光できます。住宅用ダイニングのLED照明でも同様の機能を持った電球がありますよね。寒色系と暖色系の色味を調整できるので、デスクワークははかどるでしょう。

ダイワロイネットホテル京都テラス八条東口
〈ITOKI〉のライティングチェアは書き物、ネット閲覧にはマッチしています。座面の経年による汚れが課題でしょうね。702号室の兼用椅子とは高さ調整できる点でも段違い。かの部屋のキャバレーみたいな丸椅子とは段違いです。あれでは高さがたりません。この椅子なら、座面の高さ、シートバックの固定と沈み込みの変更が可能です。アームレストの高さは変更できません。そして、このアームレストのため、胡座をかくことはできません。ホテルの部屋ならアームレストはなくてもいいと思うのですが。

ダイワロイネットホテル京都テラス八条東口角部屋ということもあり、外廊下の騒音は今回の滞在に関してはありませんでした。
こんな感じでタバコをくゆらせながら部屋飲みできます。このホテルチェーンは、外国人観光客に積極的に営業をかけているようで、四条の店でもここでも様々なフォリナーを見かけました。この辺りの評価は、読者の方にお任せします。menehuneは目に余るようなら、選択基準の一つにしています。この辺りのバランスですよね。ここ「京都」の観光地の宿泊施設の課題は。

〈ダイワロイネットホテル京都テラス八条東口〉は、スタッフの練度は足りない印象を持ちましたが、新幹線改札から近い(ホームでは歩くことになるけれど)、新しい、タバコが吸える、比較的安価、という点で、おススメできるホテルです。


【2020年4月3日追記】
このホテルですが、手放しでおススメできない状況になっていたので付け足しておきます。2020年3月に、このホテルには都合3泊したのですが、世界的に広がる危機のため、インバウンド需要はおろか、国内観光客の激減が続く中、ちょっと考えさせられることがありました。

ダイワロイネットホテル京都テラス八条東口
この画像は2019年11月に〈ダイワロイネットホテル京都テラス八条東口〉へ滞在した際のものです。〈ダイワロイネットホテルズ〉は、アメニティのひとつ、ドリップコーヒーを〈ビター〉と〈マイルド〉の2種類用意しています。部屋はダブルルームですから、二人分で4パックあるわけで、クリーム&シュガーも同様に4パックとなります。
これは持ち帰ってもいいアメニティとして一般に認識されています。
急須と湯飲みのスペースには煎茶のティーバッグが二人分、2パック用意されているのがわかりますね。

ダイワロイネットホテル京都テラス八条東口
同じく2019年11月に〈ダイワロイネットホテル京都テラス八条東口〉へ滞在したときの客室です。ダブルルームですから二人分のミネラルウォーターのペットボトルが用意されています。

ダイワロイネットホテル京都テラス八条東口これも2019年11月に滞在した際のものです。リネン関係も御覧の通り、バスタオルとハンドタオルが二人分、計4枚あるわけです。

これが今回滞在した際、同じダブル/ツインのシングルユースでも、ゲストの数に応じたアメニティに変更されていました。タオルは一組。煎茶は1パック。ドリップコーヒーに関しては、チェックインの際に、フロントで手渡しされる仕様に変わっていました。しかもフロントマンによって〈ビター〉と〈マイルド〉の2種類を支給するヒトと、どちらか選ばせる人もいる始末。細かい話ですが、こんなところをケチってどうするんでしょうか。そんなに経営苦しいのかしら、と勘繰ってしまいますね。このご時世、実際大変なんでしょうけれど。お茶の類は室内に置かず、フロント横にご自由にどうぞって、アメニティバーを設置するやり方もあるでしょう。これなら興味がない人はハナからとらないし、マナーの悪い人はごっそり持っていきそうです。

それから、2020年3月の滞在時、「ロイネット クラブ メンバーズ」カードを作ってもらったのですが、研修中と思しきスタッフから、「カードは、アウトの際にお渡しします」と告げられ、「はあっ?」となりました。ゲストに向かって「アウト」はないだろう。身内で使う言葉なんでしょうけどね。

公式でうたっているアルコール類の自販機も今回確認したら設置されていませんでした。そもそも、〈ダイワロイネットホテルズ〉のウェブサイトは、各ホテルの情報量が乏しく、なる早で改善が必要でしょう。

という感じで、スタッフ全体でルールの徹底ができていないのと、アメニティの配布方針はチェーン全体で揉んだらどうでしょう。コーヒーなんか、1種類に統一すればいいのに。以前書いたとおり、同じ京都でも〈ダイワロイネットホテル京都駅前〉では2019年11月に滞在した際も、ゲスト数に応じてアメニティも一組だけという方針でしたしね。
【追記了】

【再追記】
2023年4月1日、「ダイワロイネットホテル京都テラス八条PREMIER」に名称変更し営業しています。記事執筆時とアメニティなどの変更が行われている可能性がありますので詳細はホテルまでご確認ください。


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