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GOOD NATURE HOTEL KYOTO|グッド ネイチャー ホテル キョウト に泊まってみた。


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GOOD NATURE HOTEL KYOTO|グッド ネイチャー ホテル キョウト

宿泊日 2020年3月
ホテル名称 GOOD NATURE HOTEL KYOTO
開業 2019年12月
URL

https://goodnaturehotel.jp/

住所 京都市下京区河原町通四条下ル2丁目稲荷町318-6
電話番号 075-352-3712
部屋番号 924
客室グレード ガーデンビューテラスダブル
客室面積 約33平米
Pの字レイアウト
ベッドサイズ 180×200
客室スリッパ ×木製サンダル

2019年12月にオープンしたての〈GOOD NATURE HOTEL KYOTO|グッド ネイチャー ホテル キョウト 〉に泊まってみました。良い点と気になる点、色々感じたことをまとめておきます。

「京都河原町の好立地にありながら、食、肌に触れるものから空間まですべてにおいて、 GOOD NATUREを体感することができるホテル。心地よい空間や香りで、自然を感じる豊かな時間をお過ごしください。」というのが、〈GOOD NATURE HOTEL KYOTO〉の主張であり提案です。河原町が好立地かどうかを含め、この提案に乗れるかどうかが、このアトラクションを楽しめるかどうかの分岐点でしょうけれど、この提案の前提として、ゲスト側にある程度の「予算」が必要になる点は大きいでしょう。
2020年3月中旬、桜が開花するハイシーズンの情報ですが、開業記念宿泊プランで、朝食込み、32,000円を超えるルームチャージを支払っているわけですから、こちらも相応の期待を求めていけないわけがありません。

GOOD NATURE HOTEL KYOTO|グッド ネイチャー ホテル キョウト〈GOOD NATURE HOTEL KYOTO〉のフロントは4階です。贅沢な空間が広がっています。枯山水を模した坪庭があります。

 

GOOD NATURE HOTEL KYOTO|グッド ネイチャー ホテル キョウト中庭をつぶして客室に充てるホテルもありますが、こちらは別。一般にも開放された空間では飲食ができるほか、日々育つ在来種のつる植物を愛でることができます。

GOOD NATURE HOTEL KYOTO|グッド ネイチャー ホテル キョウトホテルスタッフの説明によると、〈GOOD NATURE HOTEL KYOTO〉のロビーの造形は貴船川あたりをイメージしてデザインされたそうです。

GOOD NATURE HOTEL KYOTO|グッド ネイチャー ホテル キョウトチェックイン後、予約した部屋へ。エレベーターはカードキーをかざして、かつ宿泊階を押さないと動きません。しかもそれ以外の階には止まりません。ボタン周りの材質がご覧の通り汚れが目立つ素材で、少し気になりますね。

GOOD NATURE HOTEL KYOTO|グッド ネイチャー ホテル キョウトエレベーターを降りると、よくある客室案内表示に目が留まります。遊び心があるとも言えますし、奇を衒っていているようで、却って見づらい印象ですね。

GOOD NATURE HOTEL KYOTO|グッド ネイチャー ホテル キョウト〈ガーデンビューテラスダブル〉の部屋は、ここ9階には4部屋あるようです。
公式サイトには、テラスにソファとテーブルを配し、とありますが、この部屋にはありません。中庭の向こうの反対側の同グレードの部屋にはセットされているようです。ないからといって、menehuneは困りませんけれど、皆がそう思うとは限りません。記載には考慮が要るでしょう。

GOOD NATURE HOTEL KYOTO|グッド ネイチャー ホテル キョウト〈GOOD NATURE HOTEL KYOTO〉の室内は一応下足を脱いで、スリッパ代わりのサンダルに履き替える仕様です。皮膚に触れる部分は天然木ですが、甲の部材はビニール布です。menehuneは事前にこの仕様を知っていたので、持参した他ホテルの使い捨てスリッパを使用しました。よって、使い回しを是としないmenehuneの評価は×です。

GOOD NATURE HOTEL KYOTO|グッド ネイチャー ホテル キョウト入ってすぐ左側が水回りです。この画像を見て、何かに気付きませんか。

GOOD NATURE HOTEL KYOTO|グッド ネイチャー ホテル キョウト什器棚を経て客室に至るのですが、「P」の字レイアウトの「I」部分の幅が広いのがこの部屋の特長です。客室面積が広い恩恵ですね。バゲッジラックを広げても通路に余裕があります。

GOOD NATURE HOTEL KYOTO|グッド ネイチャー ホテル キョウト浴室は広いです。浴槽もおよそ160×78(内寸125×60)センチほどあり、足を延ばせます。アメニティは自社開発のブランド〈NEMOHAMO〉が使われていますが、入浴剤の用意はありません。どうやら「WELL認証」というものと関係があるそうですが、果たしてゲストとどのような関係があるのでしょうか。バスルームはドアを含めすべてガラス張りのため、

GOOD NATURE HOTEL KYOTO|グッド ネイチャー ホテル キョウト先ほどの画像の解答です。この客室、寝室と洗面を仕切る壁がありません。ブラインドの上げ下げとルーバーの向きは壁面の操作パネルで調節します。空調効率が悪い気もしますが、開放感を演出しています。テラスへ通じる窓を開ければ、風も通るかもしれません。これと同じような設計の客室は、箱根とハワイで経験したことがあります。
ホテルの提案ゆえ、洗面系のアメニティ、歯ブラシ、ヘアブラシ、シェーバーなどは用意されていません。※必要に応じフロントで販売。
カランの形状は、混合栓の調整感が分かりづらいです。また、シンクも狭く浅いため、床は結構びしょびしょになりますね。さらに、蛇口の首の向きを変えられるので、漏水事故のリスクがあります。

GOOD NATURE HOTEL KYOTO|グッド ネイチャー ホテル キョウトさすがに33平米だけあって、自由に行き来できるスペースが広いですね。

GOOD NATURE HOTEL KYOTO|グッド ネイチャー ホテル キョウト
天然木なのか子細な確認はしませんでしたが、部屋の質感はいいですね。

GOOD NATURE HOTEL KYOTO|グッド ネイチャー ホテル キョウト
ティッシュボックスは寝室側になく、洗面台にしかありません。180センチあるベッド幅は快適で、不満はありません。デュベスタイルのベッドカバーは足元だけの巻き込みで、楽にカバー(掛け布団)を剥がせます。ベッドスロー(上からかけてある帯状の布)がないのも好印象。

GOOD NATURE HOTEL KYOTO|グッド ネイチャー ホテル キョウト
ライティングデスクがないのは、部屋の見取り図が公式サイトにあったので把握したうえでの予約です。ビジネスユースは想定していないでしょうから、当然といえばそうです。

GOOD NATURE HOTEL KYOTO|グッド ネイチャー ホテル キョウトB to Bで提供されている〈ONKYO〉製のタブレットで空調や照明の操作ができます。
〈BOSE〉の小型スピーカーは、bluetoothで音を飛ばして、スマホの音楽などを鳴らすことができます。

GOOD NATURE HOTEL KYOTO|グッド ネイチャー ホテル キョウトカカオ皮をブレンドした有機煎茶などが楽しめます。1階に入居するスイーツショップ〈RAU ラウ〉のチョコレートも「試食」を兼ねて置いてあります。お茶の類も入居するショップで購入できます。

GOOD NATURE HOTEL KYOTO|グッド ネイチャー ホテル キョウト部屋にはご丁寧にお皿やフォーク、栓抜き付きワインオープナーまで用意されています。つまりこれは1階の〈GOOD NATURE STATION〉で販売されているケーキ類や惣菜、そしてワインやビールを自室で楽しんでくださいね、という提案です。
このホテルを運営しているのは、京阪HDのメンバー企業〈BIOSTYLE〉という組織で、自然由来の化粧品ブランド〈NEMOHAMO〉も企画・販売しています。ホテルが入居する〈GOOD NATURE STATION〉はこのほかにも、地元野菜や、こだわりのセレクトショップが展開されており、目の保養になりますが、これらの提案に乗るなら相応の「予算」が必要です。

GOOD NATURE HOTEL KYOTO|グッド ネイチャー ホテル キョウト〈GOOD NATURE HOTEL KYOTO〉の各階に製氷機は用意されているようですが、隣の空いたスペースには、現状自動販売機は設置されていません。宿泊した2020年3月の時点でホテル内に自販機の類はありません。これも一つの提案なのでしょう。

GOOD NATURE HOTEL KYOTO|グッド ネイチャー ホテル キョウト実はこのホテル、ホテル内に喫煙スペースはありません。4階のロビーを突っ切り、高島屋側の入口から駐車場の3階まで降りると、喫煙室があります。夜間などは少々怖いものがあるので、行動には注意したほうがいいでしょう。

GOOD NATURE HOTEL KYOTO|グッド ネイチャー ホテル キョウト最上階9階、部屋のベランダからの眺めはこのようなものです。東山方面に窓がある部屋をリクエストしていて、希望が通ったので、明朝晴れれば、朝陽が差し込むはずです。それにしても何でしょう、この虚無感は。

GOOD NATURE HOTEL KYOTO|グッド ネイチャー ホテル キョウト翌朝、晴れました。建物自体の縁越しではありますが、まぶしい朝陽が差し込みます。

GOOD NATURE HOTEL KYOTO|グッド ネイチャー ホテル キョウト春の柔らかな朝陽を浴びたベッドの様子。3月下旬の朝6時20分ごろです。

GOOD NATURE HOTEL KYOTO|グッド ネイチャー ホテル キョウト

GOOD NATURE HOTEL KYOTO|グッド ネイチャー ホテル キョウト朝陽を浴びるベランダです。まだ寒いけれど、こんなシチュエーションなら悪くありませんね。

GOOD NATURE HOTEL KYOTO|グッド ネイチャー ホテル キョウト〈グッド ネイチャー ホテル キョウト〉 の朝食は7時から。1階のレストラン〈ERUTAN〉が会場。食べ終わるまで、menehune以外のゲストには遭遇しませんでした。2020年3月時点、仕方ありません。ここでも件(コロナ禍)のおかげでブッフェは休止。それでもアラカルトで、好きなお皿をピックアップできるスタイルです。

GOOD NATURE HOTEL KYOTO|グッド ネイチャー ホテル キョウトサニーサイドアップが乗った、とろけるチーズ食パンは、出来立てのものを提供してくれます。お米と付け合わせもおいしい。質量ともに満足です。この施設全体で6件の飲食店を擁しています。

GOOD NATURE HOTEL KYOTO|グッド ネイチャー ホテル キョウト
画像右の建物は高島屋です。公式サイトでも一部うたっていますが、このホテルは西・南・北側を他のビルに囲まれ、ゆえに客室からの眺望はほぼ望めません。これは京都駅周辺のホテルも同様です。menehuneはホテル客室からの眺望を可能なら重視したい向きなので、客室の窓の方向を気にするし、相応の金額を支払うなら当然という考えです。2020年4月に入り、こちらも宿泊レートを下げてきているのが目視できます。

〈GOOD NATURE HOTEL KYOTO〉は、ホスピタリティ全般と朝食の質はいいけれど、ホテルからの提案、客室の広さ、眺望の有無、交通の便、インバウンドなどの客筋、ルームチャージなど、総合的に判断してブッキングするといいでしょう。


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