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2020年6月6日、東京メトロ〈虎ノ門ヒルズ〉駅が開業。変わりゆく虎ノ門を見てきました。


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東京虎ノ門グローバルスクエア以前勤めていた職場は虎ノ門にありました。〈虎ノ門ヒルズ〉が竣工して、しばらくしてから退職したので、その後の虎ノ門の変遷についてはほとんど目にも耳にも情報が入ってきませんでした。
そんな中、ラジオのニュースで、日比谷線虎ノ門ヒルズ〉駅が2020年6月6日に開業するという知らせを耳にし、緊急事態宣言も一時解除されたことだし、久しぶりに都内へ出かけてきました。

JR新橋駅はいつまでやってんだよという感じで、いまだ構内の工事が行われていて、少しだけ呆れました。

虎ノ門の交差点に到着すると、1階に三菱UFJが入っていた角のビルは再開発の最終段階で、〈東京虎ノ門グローバルスクエア〉として、2020年開業予定です。

虎ノ門ヒルズビジネスタワー雑居ビルや西松建設、そして芝教会などが立ち並んでいたエリアが一つの街区にまとめられ、〈虎ノ門ヒルズビジネスタワー〉として出来上がりました。

虎ノ門ヒルズビジネスタワー〈芝教会〉も建て直されて元の場所に。

虎ノ門ヒルズビジネスタワー虎ノ門ヒルズビジネスタワー〉から地下に降りる、東京メトロ虎ノ門ヒルズ〉駅出入口があります。

東京メトロ〈虎ノ門ヒルズ〉駅地下通路神谷町方面へ進むと、改札へ続く通路が伸びています。

東京メトロ〈虎ノ門ヒルズ〉駅改札へ続く通路
突き当りを右に折れると、中目黒方面の改札に向かう通路となります。

東京メトロ〈虎ノ門ヒルズ〉駅改札へ続く通路カメラマンさんは脚立に上がって撮影しているので、巨大なわけではありません。

銀座線〈虎ノ門〉駅までの地下通路日比谷線虎ノ門ヒルズ〉駅は、銀座線〈虎ノ門〉駅と直結という触れ込みですが、少し誤解があるといけないので、見てきた様子を書くと、桜田通りそのものの真下には日比谷線が通っているので、これに沿うように地下通路を作るわけにはいかなかったようです。

2020年6月6日時点で、連絡通路で行き来できるのは、日比谷線虎ノ門ヒルズ〉駅の中目黒方面行改札を抜けた場合に限られます。北千住方面行の改札を出ても、桜田通り沿いの地上出入口に出るしかなく、こちら側からは現状銀座線〈虎ノ門〉駅まで地下からアプローチすることはできません。

しかし、虎ノ門の再開発はまだ道半ばで、整備中の街区が完成した暁には〈虎ノ門三井ビル〉方面から行き来できる計画が予定されているようです。
話を元に戻すと、日比谷線虎ノ門ヒルズ〉駅と、銀座線〈虎ノ門〉駅を結ぶ地下通路は、おかき屋の〈きや〉や、居酒屋の〈升本〉が並ぶ通りの地下に造られています。

虎ノ門三丁目交差点から新橋方面虎ノ門三丁目交差点から神谷町寄りには〈虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワー〉が竣工間近のようです。

虎ノ門ヒルズビジネスタワー虎ノ門ヒルズビジネスタワー〉の愛宕下通側へ回ってみました。

〈虎ノ門ヒルズビジネスタワー〉の愛宕下通側愛宕下通側の敷地は、災害時対応でしょうか、公開空地のようにセットバックが施され、〈砂場〉までよく見通せます。

港屋が入っていた建物が取り壊されました。かつて絶大な支持を得て、惜しまれながら閉店した立ち食い蕎麦〈港屋〉の建物が取り壊され、更地になっていました。

虎ノ門三丁目交差点から米国大使館側を望む驚いたのは、ポニーキャニオンの本社ビルが跡形もなくなくなっていたこと。あんな立派な自社ビルをわざわざ建てたのに。それでも調べると20年は経っていたんですね。2019年5月に、六本木へ移転されたそうです。

虎ノ門三丁目交差点から米国大使館側を望む虎ノ門三丁目の交差点からアメリカ大使館方面を見ると、ほぼ何も残ってないことがわかります。魚の定食で人気だった〈美村〉も2018年12月に閉店、取り壊しとなったようです。ホンマに浦島太郎にでもなった気分です。

虎ノ門ヒルズビジネスタワーまたしばらく訪ねることもないかもしれませんが、変貌を遂げる虎ノ門を見ることができて懐かしかったですね。景気の先行きも不透明なので、再開発自体にも影響が気になるところです。コロナ禍で〈ハングリータイガー〉が土曜休業となっていたのが残念でした。「ダニエル」食べたかったなあ。


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