久しぶりに、SONY α7III(ILCE-7M3)と〈MC TELE ROKKOR-PF 100mm F2.5〉で炎天下の街ブラ。画像はすべてこの組み合わせです。定番の〈横溝屋敷〉周辺で撮影をお行いました。まずは〈新横浜プリンスホテル〉。ISO100 F8 1/125秒
今回の試写も、以前のエントリでご紹介したAFアダプター、TECHARTの〈LM-EA7〉を使い、AF化した〈MC TELE ROKKOR-PF 100mm F2.5〉のものです。このレンズは重量が500gに満たない程度なので、TECHARTの〈LM-EA7〉での駆動が可能です。
畑の唐辛子ですね。ネットの向こうに対象があるので、前ボケのネットがこんな風に写ります。ISO50 F2.5 1/800秒
〈MC TELE ROKKOR-PF 100mm F2.5〉ISO50 F2.5 1/2000秒
〈MC TELE ROKKOR-PF 100mm F2.5〉ISO50 F4 1/800秒
〈MC TELE ROKKOR-PF 100mm F2.5〉ISO50 F5.6 1/400秒
〈MC TELE ROKKOR-PF 100mm F2.5〉ISO50 F8 1/200秒
ISO50 F2.5 1/8000秒 周辺減光はこのくらいなら「味」と思えます。
これもおなじみとなったフウセンカズラです。ISO50 F2.5 1/200秒
トロロアオイの花。ISO50 F2.5 1/5000秒
前回の〈MINOLTA MC ROKKOR-PG 58mm F1.2〉での撮影から5日経ちましたが、〈横溝屋敷〉前の田んぼでは、稲穂が視認できるようになっています。ISO50 F4 1/800秒
この日も午前中から過酷な日差しでしたが、〈横溝屋敷〉に上がると、開け放った障子からいい風が吹き込みます。下手に図書館なんかで過ごすより気持ちいかもしれません。
絞りボケの再現。ISO50 F2.5 1/40秒 ラグビーボール状の絞りボケが、
ISO50 F4 1/30秒 なめらかな六角形に変わっていきます。
ISO50 F8 1/13秒 はっきりと六角形のボケが発生しています。
ISO50 F2.5 1/160秒
このレンズ、〈MC TELE ROKKOR-PF 100mm F2.5〉も、前回紹介した〈MINOLTA MC ROKKOR-PG 58mm F1.2〉同様、ピントリングの可動範囲が広いため、TECHART〈LM-EA7〉ではピント合わせが間に合わない(駆動しない)ケースが間々あります。その場合は、手動である程度までピントリングを回して軽く合焦させ、そのタイミングでシャッターボタンを半押しすると、TECHART〈LM-EA7〉が作動し合焦する、といった具合です。
このクラスのオールドレンズは玉数は多いものの、程度のいい中古品はあまり見かけない気がします。こうやって夏の風景を切り取っていると、オーバーホールに出してよかったと思います。
そのときの経緯をまとめた記事はこちらです。