前回のエントリから季節も変わりましたので、久しぶりにSONY α7III(ILCE-7M3)とミノルタのオールドレンズ〈MINOLTA MC ROKKOR-PG 58mm F1.2〉で撮影してきました。今回の試写も、以前のエントリでご紹介したAFアダプター、TECHARTの〈LM-EA7〉を使い、AF化した〈MINOLTA MC ROKKOR-PG 58mm F1.2〉のものです。
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〈MINOLTA MC ROKKOR-PG 58mm F1.2〉で撮ってみる(1)のエントリでも書いたとおり、このレンズとTECHARTの〈LM-EA7〉はあまり相性がよくありません。マルチセレクターで追い込めるフォーカスエリアの幅が狭くなり、マニュアルでピントを追い込んで殆ど合焦しているのに、そこでシャッターを半押ししても合焦しないといった症状は、比較的軽量なほかのミノルタレンズでは見られなかったものです。というわけで作例です。今回も〈横溝屋敷〉まで出かけてきました。
〈横溝屋敷〉のモミジの木は少しだけわかりずらい場所にあるので、探してみてください。
借景に何かを入れ込むと、その場所で撮った、という印象を残せるときがあります。
〈横溝屋敷〉のモミジの木は母屋の裏側に位置するので、母屋をアングルに入れることが難しいです。この作例では倉を背景に入れています。
蚕小屋の屋根に落ち葉が積もって、冬の始まり。
モミジの木の下には粋な演出がなされています。
母屋にニップル・フルーツ(ツノナス)が置かれていました。乳頭というより、動物の頭部を想起。。。いや、やはり乳頭ですね。
あくまで観賞用で食べられないそうです。
母屋から長屋門をツノナス越しに。
絞りを開放のF1.2ないし、F2あたりでシャッターを切ると、盛大なリングボケが発生するようです。
四季折々の風情を見せてくれる〈横溝屋敷〉ですが、管理されているスタッフの方のおかげであること忘れてはいけません。今年の冬は暖冬傾向じゃなさそうなので、雪景色も撮ってみたいですね。
さて、次回はウィンターイルミネーションを試写してみます。