menehune旅写真プラス

menehuneの写真旅の記録。お気に入りの映画、書籍とアニメのインプレ、ライフハックもたまに更新。


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『エキスパートナース』から始まり、『泣きたい私は猫をかぶる』をネットフリックスで観るまで。


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『エキスパートナース』という雑誌をご存じですか。今回はとある雑誌のイラストからネットフリックスを契約してアニメーション作品を観るに至った件です。

 

『エキスパートナース』という雑誌をご存じですか?



menehuneがその存在に気付いたのは、新横浜駅ビルの書店脇のトイレで用を足してフロアに戻ってくると、ちょうど目に付く書棚に置かれていたからなのだが、それだけではないキャッチ―な魅力があったからこそ視線を奪われたのだろう。そう、『エキスパートナース』という雑誌の魅力は、表紙のイラストに他ならない。陳列された医療系書籍の中で、ひときわ目を引くのはそのためだ。もちろん中身もためになるんだろうけど。

www.expertnurse.shorinsha.co.jp

とはいえ、余裕のない生活を送っていると、そこから一歩踏み込んだ行動にはなかなか繋がっていかないもので、こうして日々は過ぎていったのでした。それでも最近、ほんの少し心に余裕ができたため、〈エキスパートナース  イラスト〉として検索をかけてみたのです。そこから広がったお話を少し書いていきます。

『エキスパートナース』の表紙イラストを手掛けるのは新井陽次郎さん



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Copyright © 2020 エキスパートナース

 

『エキスパートナース』は照林社という出版元が発行する看護専門情報月刊誌です。調べてみると、何ともキャッチーで魅力的な表紙イラストを担当されているのは新井陽次郎さんでした。menehuneが大好きなアニメーション作品『ペンギンハイウェイ』(監督:石田祐康)でキャラクターデザインを手掛けた方です。スタジオコロリドが手掛けたこのアニメーション作品。新井さんはスタジオジブリ入社後、『借りぐらしのアリエッティ』『コクリコ坂から』『風立ちぬ』などの作品に参加され、2012年にスタジオコロリドに移籍。『陽なたのアオシグレ』でキャラクターデザイン・作画監督を担当。2015年『台風のノルダ』で初監督を務め、第19回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門新人賞を受賞。2018年に『ペンギン・ハイウェイ』のキャラクターデザインを務めました。2020年よりフリーランスとして活動されているそうです。

nakineko-movie.com

 

新井さん繋がりでスタジオコロリドのアニメーション作品『泣きたい私は猫をかぶる』を観たくなりました

そんな新井さんが『ペンギンハイウェイ』同様キャラクターデザインとして参画されているアニメーション作品『泣きたい私は猫をかぶる』という作品が存在していることを知りました。『エキスパートナース』という雑誌のイラストレーターについて調べなかったら、恐らく永久に知ることはなかったかもし知れません。

『ペンギンハイウェイ』に続く、スタジオコロリドが手掛ける長編アニメーション作品第二弾でもある『泣きたい私は猫をかぶる』は、2020年6月に劇場公開ではなく、ネットフリックスにて独占配信されています。監督はmenehuneが大好きだったTVアニメ『たまゆら』シリーズを手掛ける日本アニメの重鎮、佐藤順一。脚本は数々の話題作に携わる岡田麿里。新井陽次郎さんはメインキャラのデザインを手掛けている(クレジット上のキャラクターデザイン表記は池田由美)。公式サイトをご覧いただければ豪華なキャスト陣も目に留まり、ネットフリックスの資本力に驚かされます。

 

こうして、2022年2月のある日、『エキスパートナース』という雑誌のイラストレーターを調べたことにより、偶然にもスタジオコロリドの最新作を遅ればせながら知ることとなったわけですが、こうなるとこの長編アニメーション『泣きたい私は猫をかぶる』を無性に鑑賞したくなりました。こうしてmenehuneは人生初の〈NETFLIX〉視聴契約を結ぶこととなったのです。情弱なmenehuneはつい最近までネットフリックスがコンビニで買えるプリペイドカードで視聴契約できることを知りませんでした。もっとも、特段観たい作品があったわけでもないのですが。フルHD (1080p) の高画質で視聴可能なスタンダードプランが月額1,480円です。UHD 4KとHDRの最高画質で視聴できるプレミアムプランが月額1,980円なのですが、調べると『泣きたい私は猫をかぶる』の画質は1080pまでしか用意されていなかったので、プレミアムは選択しませんでした(視聴環境は4Kモニターなのですが)。

こうしてアニメ『泣きたい私は猫をかぶる』を視聴したのですが、作品として満足はでいませんでした。愛知県常滑市が舞台設定なのですが、街が魅力的に描かれていませんし、物語の説得力や推進力も弱い。各キャラクターはよく動きますが残念ながらキャラクターたちにも魅力やシンパシーを感じることはできませんでした。これなら当時menehuneのアンテナに引っかからなったのも道理かな、なんて。

スタジオコロリドの長編アニメ3作目『雨を告げる漂流団地』の公開が楽しみ

 

しかしながら同時に、今回の検索の結果、スタジオコロリドの最新作情報を手に入れることができました。もっともこの情報も2021年9月には解禁されているのですが、2022年公開予定で進行している同スタジオ3作目の長編アニメーション作品のタイトルは『雨を告げる漂流団地』。劇場公開はされますが、メインプラットフォームは全世界で公開できるネットフリックスですね。

www.hyoryu-danchi.com

監督は『ペンギンハイウェイ』を手掛けた石田祐康(いしだ ひろやす)。スタジオコロリド所属で、33歳にして長編アニメーション2作目となります。登場人物は『ペンギンハイウェイ』同様小学生たちのようです。さらに物語舞台は「団地」というマニアックなもの。物語に大人がどう絡んでくるのかによるでしょうけれど、子供たちだけで物語を進めていくとなると、若干の不安要素もmenehuneは感じています。以上、雑誌の表1イラストからアニメーションの公開情報を得るに至るまでの経緯をご紹介しました。


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