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公開オーディション再び⁉ アニメ『響け!ユーフォニアム3』第11話の雑感。話題となっている12話に向けて。


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子供のころ、まだプロレスがTVのゴールデンタイムで放送されていた頃の思い出。誰の技かは定かでないのだが、「ベアーハッグ」という締め技を観た記憶があり、その記憶は令和のいままで深層心理の中で眠っていたのでしょう。しかしつい最近、「ああ、そういうことなんだ」と納得したので書いておきます。「ベアーハッグ」。これ分解すると、「ベア」と「ハグ」だったんですね。つまり、「熊の抱擁」なんですよ。熊については人的被害が相次いでいる日本の現状において、「ハッグ」って要は「ハグ」なので、ああ、それで熊の抱擁みたいなキツイ締め技の命名なのね、と気づいたわけです。「ハグ」という単語は近年ポピュラーになっており、aikoさんの『Kiss Hug』という曲しかり、アニメ『響け!ユーフォニアム』劇中でも〈大好きのハグ〉といういい回しがされています。長い年月を経て、往時のプロレス技の語源に気付きました、というお話でした。

さて、世の中の流れに全く追いついていない本ブログですが、『響け!ユーフォニアム3』第11話がオンエア/配信され、更に12話の予告編まで公開されてしまっている今日、2024年6月22日ですが、今更ですが11話の雑感と12話の展望を書いておきます。本作終盤に向け、当ブログのアクセス数も伸びてきているのですが、更新が遅れガッカリさせてしまっているのではないかと。

©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会2024



参考までに過去のデータをご紹介します。TVアニメ『響け!ユーフォニアム』のOSTがリリースされたタイミングを見てみましょう。第1期『響け!ユーフォニアム』は2015年4月から6月までオンエアされ、『響け!ユーフォニアム』オリジナルサウンドトラック『おもいでミュージック』が発売されたのは2015年7月8日。第2期『響け!ユーフォニアム2』は2016年10月から12月までオンエアされ、『響け!ユーフォニアム2』オリジナルサウンドトラック『おんがくエンドレス』 のリリースは2017年1月11日です。比して、第3期のオンエアは2024年4月から6月まで。OST(タイトル未定)のリリースは2024年7月31日です。前2作がアニメ放映終了の翌月、10日もかからずに発売されているのに対して、3期のそれは1か月後です。少し時間が空き過ぎではないでしょうか?しかも6月22日現在、収録曲のINDEXも決まっていません。何か原因があるのでしょうか。各所で指摘されている劇中での演奏シーン、演奏楽曲が極端に少ないことと関連があるのでしょうか。少し匂う印象をmenehuneは持っています。記憶では3期のサンフェスシーンで流れた曲は『365歩のマーチ』でしたよね。北宇治吹部の演奏ではないし、ほぼBGレベルで流れた程度。何かこれ以外に楽曲流れましたっけ?それくらいサウンドトラックの構成・曲目を決定する要素が少ないのでは?と勘繰らざるを得ないです。でもCD2枚組でリリースなんですから、ホンマ、構成どうするんでしょうね。

本件との関連で想定できるのが、同日7月31日発売の主題歌ベストアルバム『"Sound! Euphonium" Best Theme Songs Collection Wind Orchestra Ver.』との関係でしょうか。ここまでのベスト盤がリリースされるのなら、追加の劇場版や、分割オンエアの可能性はなくなったと理解するのが妥当なのかもしれません。

ひとつの可能性として挙げられるのは『響け!ユーフォニアム』1期、2期でシリーズ演出を務めた山田尚子さんの存在でしょうか。京アニ退社に伴い『響け!ユーフォニアム3』には参画していません。あの方の作風として、劇中の音楽の使いかたが挙げられます。これは勝手な邪推ですが、1期、2期であれほどまでに音楽が劇中にあふれていたのは、シリーズ演出を担当した彼女の功績だったのではないか?というものです。もちろんそのあとに同社を襲った悲劇の影響もあるかもしれませんが、今まで述べたことが少なからず3期のOST構成に影響しているのではないでしょうか。

 

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さて前置きが長くなりましたが、11話の雑感です。職員室での滝先生と、久美子の会話。毎年メンバーが替わる吹奏楽部の様を滝先生は「賽の河原で石を積む」ようだと例え、亡くなった細君は「石ではなく人だよ」と応えたと言いますが、両者にあまり違いはないとmenehuneは考えます。仏教でいわれる〈越えなばと 思いし峰に きてみれば なお行く先は 山路なりけり〉の通り、ヒトは幾度も目標を乗り越え、乗り越えたと思ったら次の目標に向かって突き進まなければばらないのですね。石を積んでは鬼に壊され、人を積んでもまたゼロから。ですので、あまりいいこと言ってはないんですけどね。

それと、「今日の黒江真由」コーナー、相も変わらずソロ(ソリ)辞退を申し出る真由ですが、奏の言い回しも含め、まったく原作とは描き方が変わっています。久美子があすか宅を訪ねるタイミングとか、すでに原作改変は日常茶飯事のようなのですが、これを書いている2024年6月22日現在、12話の予告編が公開されてしまっているので、それを見てしまうと、12話の流れに持っていくための11話だったんだな、ということも理解できます。久美子と真由、どちらがソロを吹くのか、どちらが麗奈とのソリを組むのか。その選考方法に対して久美子が大胆な提示を行なうというのが12話のメインテーマになるでしょうから、この大改変は吉凶どうなるのか見ものです。

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久美子と麗奈、中吉川と希美がみぞれのコンサート鑑賞で落ち合う駅は京福北野線の北野白梅町駅です。これ以降登場する物件は知見がないので省きますが、この駅がある西大路通は北は金閣寺から平野神社、北野天満宮と来て、南はJR円町駅まで、見どころのある観光スポットと、美味しい洋食屋さんがいくつもあるエリアで、個人的にもおススメです。ちな、久美子が音大に入った場面をみぞれが想像できるかどうか、といった記述や会話は原作にはありません。

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11話のコンテ/演出は京アニ作品の中でも比較的地味な回を担当する傾向がある、という印象がある北之原孝將さん。大概失礼かとは存じますが、今話は地味ながら溜め回ですし、物語終盤に来て、OSTのいつもの楽曲にも聴き馴染みが出てきて、見ていて気分が上がります。しかし物語前半にはその記憶がありません。時間があれば見返してみたいところです。


©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会2024


「何となくっていうのが一番抗えないからねえ。大人になるっていうのはそういうことかも」とは11話の黄前麻美子のセリフですが、12話では黄前久美子の進路決定、黒江真由との最終決戦が京アニ風の味付けで大幅改変。全国大会のオーディションで一度は結論が出されるものの、久美子が公開オーディションの提案を行ないます。会場は、全国大会前日の練習会場となった名古屋市内のホールとなるのでしょう。全国大会に際して北宇治吹部は前乗りして前日入り、ホールを貸し切り練習を行います。上の12話先行カットはそのホールを指していると思われます。

©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会2024

こちらが12話予告。久美子の股の向こうに滝センセイの姿が確認できます。右に立つ白い衣装は松本先生か、新山先生の可能性がありますね。原作ではこの前乗りですが、ホール練習と宿舎にも橋本、新山両氏が帯同しています。

©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

『響け!ユーフォニアム』11話「おかえりオーディション」における公開オーディション、ステージに立つ中世古香織を見つめる部員と滝センセイ。構図は同じですが、この行為を通じて、黒江真由の心境にどのような変化が起こるのか?それとも起こらないのか?部員も納得、久美子も真由も、そしてソリを2回吹くことになるであろう麗奈、全員納得の結果となるのでしょうか。制作チームの改編っぷりが見ものですね。

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