
今回は、〈LAMY safari JETSTREAM INSIDE〉の魅力を簡単にまとめてみます。と言っても、実モデルを購入するのではなく、替え芯(リフィル)のみを手に入れ、元来手元にあった〈LAMY safari〉に装着してみた、というお話です。
2025年初頭のニュースで、ボールペン界隈に激震が走ったのだけれど、慌ただしい日常もあって、すっかりそのことを忘れていました。そして2月11日、ふとそのことを思い出し、すでに〈LAMY safari JETSTREAM INSIDE〉が発売されていることを知りました。同時に思ったのは、当然替え芯もリリースされるよね、それって従来の〈safari〉にアタッチできるのかしら?という点でした。三菱鉛筆のニュースリリースや、LAMYの公式サイトを確認したら、本来〈LAMY safari〉に装着されているリフィル「M16」と互換性があるとのこと。そこで、〈ETSTREAM替芯 M17〉だけを購入して、手持ちの〈safari〉に装着してみようと相成ったのでした。でも出だしが遅れたためすでにネットショップでも街中の文具店でも完売・入荷未定というところが多い。それでも数件目のお店でリフィルを手に入れることができました。ボール径が0.5ミリの〈M17EF〉と0.7ミリの〈M17F〉のどちらにしようか、両方買っちゃおうか逡巡しましたが、もっとも私自身、日ごろ「黒インク」のボールペンを使っているかと言えばそんなこともなく、メモは基本スマホかタブレットですし、日常仕事で使うボールペンは「赤インク」がメインなので、メインのモデルは〈JETSTREAM INSIDE 3〉です。ですから今回は0.5ミリのリフィルのみを購入しました。一本税別1,000円もするリフィルですが、裸で売られています。大丈夫なのでしょうか。引換券式にした方がいいんじゃないでしょうか。それと、〈JETSTREAM INSIDE〉のスペル間違ってます。。。
この替え芯がリリースされるまでは、サードパーティ各社から、他モデルのリフィルを〈LAMY safari〉に装着できるアダプターが発売されていましたが、ほぼ意味をなさなくなってしまいそうですね。他社モデルの替え芯や黒以外のインクを使いたいとか、ボール径が0.5でも0.7ミリでもないタイプを使いたいとかならともかくですけど。
〈LAMY safari JETSTREAM INSIDE〉は2025年2月現在、限定販売とのことなので、いずれ終売となるでしょうが、リフィルはある程度継続販売されるでしょう。それにしても
替え芯が一本1,000円というのは。オリジナルの〈M16〉でも7、800円はするのであまりヘビロテで使っても財布に優しくありませんね。因みにこの金属製のリフィルって使い捨てなのでしょうか。だとすればもったいないし、プラ素材にして中身の残量がわかるようにして、コストも下げられないのかしら、と思ってしまいます。

〈LAMY safari〉オリジナルのリフィル〈M16〉の書き味は、他の方の指摘にもある通り、フィールは重めで、小回りも効き辛い印象。インクの出にも少しばらつきがあるように感じられる点でしょうか。ペン先のボール径は0.8ミリです。一方、〈M17EF〉のボール径は0.5ミリ、軽快で小回りの利くフィールで、本来の〈JETSTREAM〉の醍醐味を〈safari〉のボディで体感できるのですから所有欲をくすぐられるアイテムであることに間違いはないでしょう。インク色に関しては、オリジナルにあるような青や赤に関しては(安価な)サブ機を使えばいいでしょうから、ここぞというときの一本として機能させるなら、「黒インク」一択でいいのかもしれません。
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