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梅小路ポテル京都 Umekoji Potel KYOTOに泊まってみた。


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梅小路ポテル京都 Umekoji Potel KYOTO

宿泊日 2020年11月
ホテル名称 梅小路ポテル京都 Umekoji Potel KYOTO
開業 2020年10月
URL

https://www.potel.jp/kyoto/

住所 京都市下京区観喜寺町15
電話番号 075-284-1100
部屋番号 306
客室グレード ガーデンダブル
客室面積 31.6平米
Pの字レイアウト
ベッドサイズ 180×203
客室スリッパ 〇使い捨てタイプ

梅小路ポテル京都 Umekoji Potel KYOTO2020年紅葉シーズン、〈梅小路ポテル京都 Umekoji Potel KYOTO〉に泊まってきました。Go Toの割引前価格が朝食付きで4.2万円。このキャンペーンがなければ宿泊に躊躇するかもしれませんが、泊って損はないホテルでした。以下レポートをまとめておきます。
〈梅小路ポテル京都 Umekoji Potel KYOTO〉は京都水族館や、京都鉄道博物館に隣接することで知られる梅小路公園の敷地に食い込むような形で位置します。

梅小路ポテル京都 Umekoji Potel KYOTO木津屋町通り側にあるエントランスの自動ドアをくぐると、開放感のある広いロビー空間が広がります。向かって右側がレストラン。左側がカフェ/バーとなっています。


フロントスタッフは滞在中若者しか目にしませんでしたが、落ち着いた物腰で、開業1か月しか経っていないとは思えないですね。


広く東と南側に採光窓を撮ったロビーは眩しい朝陽の射し込む朝食空間の演出に成功しています。朝食の模様は後ほど改めて。

1階カフェ脇の通路を突き当りまで進むと喫煙ブースがあります。公式サイトでは公にしていない情報です。滞在中何度か利用しましたが、この喫煙ブース、Gがいました。10ミリほどのクロGの幼虫ですね。


〈梅小路ポテル京都 〉には近隣住民向けに開放した銭湯〈梅小路銭湯 ぽて湯〉が敷地内別棟にありますが、宿泊者は2階の連絡通路からアプローチできます(客室カードキーが必要)。ここも沸かし湯なので、温泉や薬湯に浸かったようなありがたみは薄いのが正直なところです。


銭湯以外にも、〈あわいの間〉という遊び場が用意されています。平日の日中でも親子連れで賑わっていました。


2階以上に上がるには階段も制限があり、エレベーターもカードキーが要るため、一応宿泊者向けの施設の位置づけですね。

ホテル内にコインランドリーはありますが、自販機はありません。徒歩10分弱のところにファミマ、セブンがありますので、部屋飲みしたい方は事前に買い込んでおきましょう。

客室階のエレベーターホールには京都の写真家による「旅写真」が展示されていて、JR系ホテルらしい旅の提案の役割も果たしています。


306号室のドアを開けたとき、真っ先に「広っ!」と感じました。と同時に、ルームキーホルダーがないことにも気づきました。節電という概念は忘れてくださいという提案だと受け止めました。同じPの字レイアウトでも、通路部分の幅自体がすでに広いです。


すぐ右側には大きなクローゼットが天地高を目いっぱい使って配置されています。室内履きの使い捨てスリッパと、館内用で使用できる外履き用のスリッパ(リユース)が用意されます。

バゲッジラックと収納引き出しを兼ねたボードが贅沢に奢られています。


ルームキーホルダーがないことは書きましたが、部屋にはホテル側が必要ないと判断したものがなく、この割り切りが小気味良い。例えば目覚まし時計、携帯充電用ケーブル、衣類用ブラシ、メモパッドとボールペンなどだ。もっともコロナ対策の可能性もありますが。


荷物台にはトロリーケースを余裕で二つ並べられます。




客室のティーセットはスリランカの茶葉〈ムレスナティー〉を扱う「MLESNA TEA HOUSE」のフレーバーティーバッグが2包、東京の「MI CAFETO」がプロデュースしたテイストの異なるドリップコーヒー2包が提供されています。


夜のイメージ。180センチ!幅のベッドの両サイドにはそれぞれ調光コンソールと充電用USB端子、そして携帯端末や眼鏡などを置いておく棚も用意されています。1階の銭湯へそのまま持っていけるオリジナルバッグの中にバス/ハンドタオルが最初からセットされていますが、リユースのこのバッグ、清潔感は担保されているのか、少し心配になります。デュベスタイルのベッドカバーは足元だけの巻き込みで、楽にカバー(掛け布団)を剥がせます。ベッドスロー(上からかけてある帯状の布)がないのも好印象。

ベランダのあるホテルの部屋に泊まるなんて、ハワイ以来でしょうから15年ぶりかもしれません。加湿機能付き空気清浄機は標準装備です。


南側に面したベランダからは、梅小路公園が望めます。籐椅子の経年によるメンテナンスが大変そうですがここでは触れません。公式サイトで案内されていた梅小路公園の幼児の歓声についても、地元の園児たちの遊び場として公園は機能していますが、チェックインの15時以降は静かになるので、特段問題ありません。


ここでもLEDライトが天井から垂直に下りてきて、手前正方形のソファを照らすように設計・配置されていますが、逆にここを外すと手元が急に暗くなりますので、キーボードなどが見づらくなります。


のんびり足を伸ばして寛げるこのソファーセットは素敵です。


客室に入って右側の大きな引き戸に目隠しされるように水回りは配置されています。トイレには専用の引き戸が用意されます。


提携企業の「牛乳石鹸」赤箱。ダブルルームですから、普通にアメニティー類やティーセット、水のペットボトルは2つづつ用意されています。


洗い場のサーモフロアを白ではなく、汚れが目立たない色味にするのがトレンドのようです。バスタブは140×78センチ。実内寸は115×65センチと客室面積の割に浴槽は広くありません。


これも最近のトレンドのようで、トイレ用の引き戸も、「がしゃん!」と閉じずに、直前で制動がかかるストッパー機能付きです。個室の広さは十分です。


以前書いた円柱形の独立洗面台のいい手本がこれです。といいますか、あれがダメなだけですけど。蛇口と排水口が奥方向へオフセットされているため、洗面のため顔を近づけても、シンク周りに余裕があります。ただし、この部屋の洗面台は、照明が直上から照らすLEDライトだけなので、顔に直接照明が当たらない(顔面の下方面に影が出てしまう)ため、メイクやフェイスメンテナンスがしづらいですね。


シャンプーとコンディショナーは英国の「AROMATHERAPY ASSOCIATES」というブランド。有名らしいです、知らんけど。


1階ロビーのELV手前には宿泊者専用のフリードリンクコーナーがありますが、セルフでコーヒー豆を挽き、セルフで淹れる方式で、今回は遠慮しておきました。

夕方目についたのは、ここで淹れたコーヒーをゲストがELV内でこぼした結構大きなシミが翌朝になっても放置されていたことでしょうか。フロントスタッフが気付かないはずもなく、「これは清掃のおばさんの仕事」とせず、気が付いた時点で清掃すべきでしょう。

梅小路ポテル京都のルーフトップテラスからの眺め特筆すべきは、5階客室フロアのさらに上、RFにルーフテラスがある点。夕暮れ時や日の出のタイミングでカメラを手に赴けば、京都タワーと新幹線や在来線を収めながらなかなかの景色を撮影できます。不覚にもスチールカメラで撮影し忘れたため、動画からの切り出し画像です。東寺と新幹線、京都タワーまで一望できます。近隣の住宅や小学校が視線に入る北側を機械室として目隠しし、開放感のある南側のみテラスを設ける工夫がなされています。

【追記】YouTubeに動画を公開しました。


www.youtube.com

 


朝食スペースはゆとりある配置で密によるストレスを感じません。ブッフェ形式なのですが、ビニール手袋をしてセルフで行う配膳は問題なく行えます。何しろ開放的で、朝日の差し込む設計思想が絶妙に気持ちいい。今日一日のやる気が湧いてきます。スタッフは押し並べて若い連中だが大きな声も出さず、そつなく仕事をこなしています。


他のホテルで経験した定食方式では許されなかった配膳の自由がブッフェにはあります。料理のサポートは「下鴨茶寮」が担当。地場野菜を使っています。お皿も一部紙皿を使っています。納豆、サラダなどを除き冷めたおかずは少なく、お米も美味いし大満足ですね。


なんといっても眩しい朝陽を感じながらいただく朝食が美味しくないはずがありません。

今どきの京都市街地では造りたくても造れない採光のアドバンテージがこのホテルにはあります。予約時には朝陽が射し込む東山方面の部屋か、南側に面した部屋のリクエストを出すといいでしょう。

ロイヤルパークホテル京都梅小路〈梅小路ポテル京都 Umekoji Potel KYOTO〉周辺には〈ロイヤルパークホテル京都梅小路〉が2021年3月の開業に向け準備中。また、このエリアには、〈ホテルエミオン京都〉も2020年7月に新規オープンしており、JR梅小路京都西駅周辺のこれらのホテル群は、しばらくの間、京都の穴場ホテルエリアになるかもしれませんね。もはや、四条あたりの狭い敷地に新規オープンさせた、周囲をビル群に囲まれ眺望もへったくれもなく、碌なホスピタリティも受けられないホテルに泊り、嫌な思いをするくらいなら、むしろ実りある選択肢といえるのではないでしょうか。

そして、こんな選択肢もあることをホテル側もゲスト側も情報発信すべきときが来ているのではないでしょうか。最近の京都観光を通じて、ホテルの立地アドバンテージは高瀬川/鴨川界隈と、梅小路界隈にあると感じました。初めて京都の一人旅で宿泊したのが、いまは無き〈ホリデイイン京都〉で高野川沿いの眺望の良い、いまとなっては貴重なホテルでした。周囲に高層建築がないホテル、というテーマでホテル探しをするとあなたの京都旅がより有意義なものになるかもしれません。

今回の旅で初めて京都中央卸売市場を訪ね、市場内の食堂で朝食をいただきました。その模様は別の記事で書きますが、活気ある市場の中で食べる朝食もオプションとして選べるのが、市場まで徒歩圏内のこのエリアにあるホテルの利点です。交通の便はあまりよくありませんが、それを補いあまる利点・美点が〈梅小路ポテル京都 Umekoji Potel KYOTO〉にはあります。

 

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