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menehuneの写真旅の記録。ヨコハマ、京都、北九州など、SONYの一眼レフデジカメα900、α99、そしてミラーレス一眼カメラα7で撮影した写真とインプレッションを紹介します。お気に入りの温泉、映画、グルメ、アニメのインプレもたまに更新します。


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DTP業界で話題のマルエスに続き、今度は[金麦]でキムタクが!?

一部で話題のデザインのいか天大王

もう数年前から、世間の一部で話題となっている件について、menehuneも気になっていたので調べてみました。

 

wedge.ismedia.jp
上で例に挙げたサイトでは、以下のように指摘しています。

 

  もう一つ、致命的なミスが話題になった商品を紹介したい。マルエスが販売する「いか天大王」だ。
デザイン関係の人が見たら思わず三度見くらいしてしまうパッケージのおつまみを見つけました。 素材にも仕上げにもこだわったのになぜ解像度にこだわらなかったのだ…… https://twitter.com/oshiroi_you/status/561421885607391233
 パッケージの一番大きなキャッチコピーの文字が、ボヤけてしまって不明瞭になっている。このツイッターユーザーが言うとおり、商品パッケージやDTPなどに関わるデザイナーだったら見た瞬間に胃がきゅっとすくみそうだ。ツイッターでは「酷い。なぜベクトルじゃなく画像にしたんや」「eps埋め込み忘れ?とか、借り置き素材?とか、色々と考えちゃいます」などと、ミスの原因を検証するユーザーもいた。本当になぜこのミスが気づかれず、店頭に並んでしまったのか不思議でならない。現代においてここまで粗が目立つパッケージは逆に珍しく、「むしろ目を引くという意味でつくったんですかね 笑 私今度買うかもしれません」という声も上がった。
 ミスは致命的であればあるほど、ネット上では話題になりやすい。企業としてミスは痛手だが、ポジティブにとらえれば知名度が上がるという好結果になったのではないだろうか。DMMもマルエスも、再度ミスが起きないための原因究明は必要だが、ミスを犯した担当者のことをあまり責めないでほしいと思った。

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本当にそうなのだろうか? というか、肝心なことに言及していないよね、とmenehuneは思ったの。他のサイトを参照してみても同様の論調が多いのだけど。

ということで、私が知りたいこと、何故このような事態となったのか、メーカのマルエスに訊いてみた。
回答の要旨は以下の通り。

あれはマルエスが委託しているデザイン会社からの提案をそのまま具体化した結果で、DTP上のトラブルではありません。
いただいた意見は今後の検討材料とします。

 

驚愕の結果と言うべきか、開き直られたというか、あれは最初から「ああいうデザイン」だったということなのです。差し替えたほうが、というmenehuneの意見はテーブルには乗せますよ、と。

証左として、最近の同社のウェブサイトを見る限り、「素材にも仕上げにもこだわりました」というコピーは使ってはいるものの、フォントはベクトルデータを素直に使用しているように見えます。おそらく近いうちにヘッドコピーのデータは差し替えられるものと予想しますが、奇を衒いすぎた感は否めませんね、やっぱり。

もっとも、製品自体に瑕疵があるわけではないので、一部の真面目なデザイナー界隈の反応が、飛び火しただけということなのでしょう。

マルエスさんはラジオスポットに昔から力を入れている企業さんで、ラジオ好きのmenehuneにとっても親和性が高い。次はラジオスポットの出来で、世の中の話題を創造してもらいたいものです。

www.maruesu-web.co.jp

マルエスさんのラジオスポット一覧はこちらで聴くことができます。

【3月16日追記】

デザイン差し替え後のいか天大王
今日、新幹線の売店で見かけた〈いか天大王〉は、ヘッドコピー「素材にも仕上げにもこだわりました」のデザイン処理が変更されたものでした。





こんなマルエスさんの事例を書いて外出したら、京浜東北線の中刷り広告で信じられないものを目にしてしまった。最初誰だか分らなかったが、木村拓哉さんですね。iPhoneXで撮影したのち、公式サイトを覗いて確信しました。以下が車内で撮影した中刷り広告です。カラーなので175線(350ppi)かと思われます。
リアルタイム検索では、キムタクの起用について指摘するつぶやきが多いですね。
しかし。。。マルエスさん同様のことがここでも起きています。

解像度の粗い金麦の電車内ポスター


www.suntory.co.jp
正直言って、この公式サイト、ヘッダのキムタク画像からしてすでに「粗い」んです。
現場でスチール撮影は行わなかったのでしょうか。

中刷り広告に話を戻すと、少しかじった方ならこれが、「動画から切り出された」素材であることがわかるでしょう。臆面もなくモアレが生じていますし、よくこれで木村さんの側からOKが出たものだと思いましたが、一昔前とはお立ちの環境も変わられて、細かいことは気にされなくなったのでしょうか。破顔された表情も珍しいと思います。

PCディスプレイではきれいに見える写真や画像も、フライヤーなどの印刷物に使ったら仕上がりが粗い、というケースがDTP業界ではたまにあります。
これは、使用している画像(デジタルデータ)の解像度が足りないからです。

さらに、動画のデータは一旦「動画用に圧縮されている」ので、そこから切り出した画像は、初めから静止画で撮ったものに比べると画質は落ちますし、そもそもこのポスターに使われている画像の解像度がどの程度だったのか不明ではありますが、さほど多くはなさそうです。

動画の切り出しだしで流用できる、と高をくくっていたのかもしれませんが、サントリーさんのことですし、クリエイティブに抜かりはないと思いますし、スチールカメラ(とデータ)に何かトラブルがあったのか、フォトショの【再サンプル】チェックを外す確認工程を忘れたのか。

まさかマルエスさんのように、「これが狙ったデザインです」とはおっしゃるまい。
というわけで、サントリーさんにも訊いてみた。回答の要旨は、当該部署と共有し今後の参考とさせていただきます、という定型句でした。



姥子温泉〈秀明館〉へ行ってきた。

箱根の姥子温泉〈秀明館〉へ行ってきたので、報告しておきます。
最初は2017年8月16日のこと。


真夏ですから、木々は緑色で溢れています。


雨上がりで陽が差してきたところです。こういうシズル感が似合う建物です。


何ともダイナミックな造りです。湯が湧出する地層をそのまま建屋内に配置しています。地層のある場所に囲いを付けたといったほうがいいでしょう。


これは2019年3月1日の様子。私道が舗装されましたね。


朝から雨模様で、周囲は濃い霧で覆われ、幻想的なのだが。


岩盤自然湧出泉をうたっているが、奥の湯壺は空っぽです。2017年8月のときはそれなりに貯まっていましたが、公式サイトにあるように、手前の浴槽にオーヴァーフローするほどの勢いはありません。
公式にもエクスキューズが打ってあって、自然のままの岩盤湯壺なため、日によって湯量に差があり、湯枯れ時季は揚湯泉がこれに代わると。
この施設、姥子温泉〈秀明館〉は毎年2月を丸々休館としているようだが、ちょうどこの時期が「湯枯れ」にあたるそうだ。この2月の休館、公式サイトでの記載が判りづらいので、ここでも注意喚起のため書いておきます。
これ以外にも、姥子温泉〈秀明館〉は施設側が主張するレギュレーションが高いので、行動に際し、検討に検討を重ねることもお勧めしておきます。



本館と、貸座敷、浴槽棟を結ぶ廊下。中庭に灰皿があります。

 


公式サイトを事前にチェックして、希望の部屋があったらしっかり伝えましょう。画像は部屋番号5の和室です。洋室を希望していたけれど希望は言葉にしないと叶いません。そうしないと、同じ価格でもスタッフの差配となってしまいますよ。
朝10時にオープンですが、その時点で最初に並んでいた客から受付が開始されます。事前の予約は受け付けていません。朝10時から午後3時までは入浴のみの受付はしていません。逆な見方をすれば、15時以降ならルームチャージなしの1,800円で入湯できます。
ルームチャージには入湯料金が含まれているので、チェックイン後は最大4時間、部屋で自由に過ごせます。受付時の前払いですが、画像にある手提げ篭と部屋の鍵を渡されます。篭には浴衣とフェイス/バスタオルのセットが入っています。
チェックアウト時にカギと手提げ篭、浴衣類はフロントへ返却します。使用済みタオルは浴室手前に用意されたBOXに返却します。

とにかくこの時期、まだ箱根は余裕で寒いですから、チェックインすると、室温の低さにびっくりします。この施設、各部屋にエアコンはありません。部屋のグレードによって暖房設備が異なるようで、3,100円以上の部屋には電気カーペットと石油ファンヒーターが備わっているようですが、2,500円の部屋には電気カーペットだけしか装備されていない様子です。
各部屋には浴衣の上に羽織る丹前が用意されていますが、布団やブランケットの類はありません。寒い時期に出向く際には、個室の暖房について事前に確認することをお勧めします。
夏だとエアコンがなくても涼しいんですけどね。


こちらは入浴するだけの客向けの休み処。これで充分なんだけどな、と思う向きもいるだろう。自販機はここにあります。

shumeikan.biz
伊豆箱根バス小田原駅発「湖尻」もしくは「箱根園」行きの「J路線」を選んでください。乗り場は5番です。〈姥子〉バス停下車、湖尻方面に歩いてすぐ左に私道が見つかります。途中、箱根湯本の渋滞で、平日でも20分は遅れる覚悟はしてください。土日は大涌谷の渋滞も加わるため、バスはお勧めできません。
箱根登山バスの「T路線」に〈姥子温泉入口〉というバス停がありますが、明後日の場所に降ろされるので、決して選んではいけません。

【増補】2009年7月5日、ヨドコウ迎賓館(旧山邑邸)へ行ってきた。


※2009年当時の記事を増補、再掲載しました。
関西出張の帰りに、淀川製鋼所のゲストハウスとして保存されている、ヨドコウ迎賓館(旧山邑邸)に行ってきた。
Frank Lloyd Wright  (フランク・ロイド・ライト)設計の国内で現存する数少ない物件で、国の重要文化財に指定されている。

ヨドコウ迎賓館


撮影はSONY A900とminolta AF17-35 F3.5G または、AF70-210 F4の組み合わせです。

阪急神戸線芦屋川駅から徒歩10分も歩くと、山裾の林の間に特徴的な建物が顔を出している。開森橋の上から撮影。


近くを流れる芦屋川から、斜面に階段状に施工されている迎賓館を望む。
夏場で緑が生い茂っているが、冬場ならもう少し全体像が見渡せるのかも。


建物を崖下から仰ぎ見るように、急峻な通称「ライト坂」をしばらく行くと、入口が現れます。


玄関に至る途中に公衆トイレとドリンクの自販機があります。その代わり、建物内のトイレは(もちろん)使えません。さあ、敷地の内部へ進みます。


サービス、メインテナンス用の通路が右方向に延びています。本当はこういうところを見たいのだけれど、我慢して左方向へ進みます。


程なく玄関が見えてくる。
開館の10時少し前、カラッと晴れてはくれませんが、夏場の朝の強い光が、建物にコントラストの高い影を落とす。


ついにやってきました。ヨドコウ迎賓館(旧山邑邸)のファサード(車寄せ)です。
写真では見えないが、玄関は思っていたよりもかなり狭い。もっとも家具は概ね設え物なので、後から搬入するなんていう思想はなかったんだろうし、別途搬入口があるのかもしれない。
ちなみに「公式には」建物内部の撮影は禁止されています。
【追記】その後、2010年に内部撮影が解されましたので、このとき撮影させていただいた画像も2019年の今日、掲載します。


玄関のドア、これだけしか開口部がありません。




建物のそこかしこに大谷石が用いられている。
旧帝国ホテルでも多用された大谷石だが、加工のしやすさの反面、風雪への耐久度に問題があったようだ。
明治村へ移築され、玄関周りのみ僅かに原形をとどめるそれを見てもよくわかる。

ヨドコウ迎賓館(旧山邑太左衛門邸)は1918年にライトによって設計された。
フランク・ロイド・ライトが日本の滞在期間を終え帰国したのは1922年。その後も建物は着工されず、1924年上棟式が行われたことが後の調査で確認されている。
実際の設計監督者はライトの日本での弟子である遠藤  新が務めている。
建物の随所に配置されている飾り銅版は建物内部の売店でキーホルダーとして販売されています。


1階で受付を済ませ、2階への階段を上がると、まず応接室が現れます。南側一番奥のガラス戸を開けて、バルコニーへ出ることができます(現在はクローズ)。さて、左下の尖ったものの正体は。


大きな暖炉の装飾です。どうやって開閉するのだろう、とは思いますが、天井には明り取りを兼ねた通風口が並んでいます。


左右に配置された大きな窓が、額縁効果を演出していますね。ベンチに座れないのが残念です。


飾り棚も全体に統一された衣装が素敵です。


南側から北側を。暖炉脇の階段室に戻り、3階へ上がります。


3階の長い廊下は、西側に天地を目いっぱい使った大きなガラス窓によって、とても明るくなっています。


西日が差し込むと、光と影の共演がみられることでしょう。


3階はほとんどが和室です。もう少し時間をかけて見てみたかったですね。
緑青を吹いた銅板の欄間が面白いですね。


北側の階段を4階に上がると、天井周りの装飾が特徴の食堂に続きます。右奥が厨房、手前にはカウンターが設えてあります。モダンです。


天井の明り取りの小窓が凝っていますが、水漏れしそうです。


食堂南側からは、実際にバルコニー(屋上)に出ることができます。


バルコニーを出たあたりから食堂方向を。


大阪湾まで見渡せます。


3階と4階から階段を通じてそれぞれアプローチが可能です。右下の階段下ると、


大谷石の装飾がここでもアクセントになっています。ここを下ると、


3階和室側の出入り口があります。
7月5日は日曜日。見学者層を観察してみると、私と同年代の40代中年男性はいないことに気づく。
偶然だろうか。この日は圧倒的に学生と思われる女性が多い。
みな熱心にメモを取り、カメラのシャッターを切っている。
建築関係の学生だろうか。服装ひとつとってもそこらではしゃいでいる若い娘とは違い、「個性」が垣間見える。
滞在時間は10時の開館からおよそ90分ほどだろうか。
その間遭遇した客層は
女学生風・約10名
男子学生・1名
親子づれ・1組
そしてわたし、といったところ。
のんびり見学できたのは嬉しい限り。

3階の売店にはこの建物の関連グッズが販売されている。
個人的なお勧めは東側立面図をモチーフにしたTシャツ。白・黒2色あります。
恐らくここでしか買えません。
日本では旧帝国ホテルの業績があまりにも大きいため、米国における住宅設計の巨匠という評価は案外知られていないかも。
有機的建築を標榜し、米国では〈Falling Water〉 など数多くの実績を残したフランク・ロイド・ライトの国内において唯一現存する貴重な住宅遺構であることは間違いない。
(旧・林 愛作邸はもはや別物)
1974年、重要文化財の指定で、大正期の建築物・第1号指定も意義深いこと。
桜の季節にもう一度訪れてみたい。

【2019年2月追記】
このとき訪れてから、ここ2年、修復工事のため休館していたことを知った。
当時書いたとおり、桜の時も近いし、計画してみようか。

 

 




2019年、カナダグース(CANADA GOOSE)の真実をまとめておく。

2019年、カナダグース(CANADA GOOSE)の真実をまとめておく。

公開しようとして、なあなあになっているうちに、〈カナダグース〉のフェイク(今日に始まったわけはないが)が、2019年初頭、NHKのニュースでも取り上げられるような事態となっているので、menehuneの経験をまとめてみた。

ショッキングなタイトルになってしまったが、日本で現在流通している〈カナダグース〉についてまとめておく。

menehuneが最初に購入したのはヤフオクで、しかも粗悪コピー(=上質コピーがあるということではない)が出回る前のことで、10年以上前のことだ。
VANCOUVER JACKET(バンクーバージャケット)に始まり、CONSTABLE PARKA(コンスタブルパーカ)、モントリオールヴェスト、ドライビングコート、M65トラベルジャケット、とかなり入れ込んだ記憶がある。

正規品かどうかを心配することもなく、当時の輸入元であるグリフィンインターナショナルのタグが付いたものを購入できた。
※2016年3月末に輸入総代理店契約が終了されるまで、同社の〈カナダグース〉製品の取り扱いは16年に及んだ。

コンスタブルパーカもベスト系も、カナダ本国仕様の「モコモコダウン」が奢られており、日本の、特に関東の平野部で着こなすには完全に「オーヴァースペック」だった。
銀座のSHIPSで買ったバンクーバージャケットは、東京のビジネスパーソンには荷が重すぎたのだ。
日本人に限らないとは思うが、ヒトは引っ掛けた外套をそうそう脱がないものである。
それは寒風吹き荒む屋外からバスや電車に乗ったときが顕著で、コート掛けの類も在来線の普通車両にはないものだから余計そうなる。

こうなると、〈カナダグース〉のダウンは着用者に牙を剥き、「あったか地獄」が待っているのだ。首筋や額から汗が滲むようになり、かといって、満員電車の中では容易に脱ぐこともできない。これがmenehuneのいうところの「オーヴァースペック」たる所以である。

筆者(menehune)が知るだけで、グリフィン時代だけでもダウンの量を減らす「日本仕様」のマイナーチェンジが数度行われている。所詮カナダと日本とでは環境が違いすぎるのだ。

そして、輸入総代理店が、2016年4月からにサザビーリーグに変わり、ダウンの量はさらに減り、販売価格はさらに値上がりするという状況となっている。価格のことは触れずにおくが、ダウンの量は目を疑うほど減らされているのが分かる。
それはここ2年くらいの〈カナダグース〉の爆発的ヒットにより、南極大陸のワッペンを付けた同社のジャケットを羽織る、特に女性が増えたことによるのだが、細身のシルエットはいかにダウンが日本向けに減らされているかが分かる。
※ネットで公式を訪ね、販売店を確認すること。再販制度並みに売価を譲らない「定価」的価格は、表現は正しくないが、とにかく正規の販売店を確認すること。それらは値崩れの状況を作らない。結果として、フェイクの跋扈が、日本でも通用する「ダウン」が流通している現状を生んでいるのかもしれない。

www.canadagoose.jp

輸入総代理店が、サザビーリーグに変わったのと時を同じくして、公式サイトのデザインも奇を衒ったものとなり、モデルの名称まで変えてしまう始末で、私としては少し敬遠気味なこの頃となっている。

現在手元に残っているものは、偶然にも2015年12月30日、京都駅ビル伊勢丹で購入した、グリフィン時代最後のモデルであるKAMLOOPS(カムループス)の日本向けモデルと、ヤフオクで落札したアーティクルワッペンなしのクルーベストだ。
※ワッペンがついていない件については、当時の状況からして、作りと縫製がサンプル品であるという確信がある。あえて、ワッペンがない品物を入手出来て満足している。それに、その品物は、真冬の室内で使う分には暖房がいらない、という利点も与えてくれるのだ。横浜限定だが。

大げさだが、これで残りの人生、最上のダウンは手に入れたので、もうよかろう。
流行とは異なる次元の質実剛健一生物を手に入れるとはこういうもの。

関東の平野部で、本当に〈カナダグース〉のダウンが活躍するのはせいぜい1月から2月の2ヶ月間程なのだ。使う期間が短ければ、材質が朽ちない限りモノは長持ちする。
東京の平均最低気温は1月で2度、2月が2.4度なのに対し、〈カナダグース〉の本社があるカナダのトロントの平均最低気温は1月が-6.7度、2月が-5.6度なんですね。
千駄ヶ谷の旗艦店にはマイナス10度の試着室があるそうですが、東京では、正直言って宝の持ち腐れです。


これは2012年2月に訪れた白川郷です。ここでは、コンスタブルパーカが大活躍した。
本来の使い道を証明した貴重な機会でした。

気軽に脱ぎ着ができない〈カナダグース〉のダウンは、日本のように生活のスケールが小さい地域にはそぐわないガジェットなのかもしれないけれど、それでも、横浜ではない寒いどこかへ旅する貴方をサポートする、ベストバイであることは間違いない。

映画『THE GUILTY ギルティ』(原題:Den skyldige)を観た。

若干のネタばれありますので、未見の方はご注意を。

緊急通報指令室のオペレーターであるアスガー・ホルム(ヤコブ・セーダーグレン)は、ある事件をきっかけに警察官としての一線を退き、交通事故による緊急搬送を遠隔手配するなど、些細な事件に応対する日々が続いていた。そんなある日、一本の通報を受ける。それは今まさに誘拐されているという女性自身からの通報だった。彼に与えられた事件解決の手段は”電話”だけ。車の発車音、女性の怯える声、犯人の息遣い・・・。微かに聞こえる音だけを手がかりに、“見えない”事件を解決することはできるのか―。
※公式サイトより

 

guilty-movie.jp

公開初日に観てきました。
まず、上の公式サイトの紹介文に少々突っ込みさせてもらうと、「音だけを」手掛かりに事件は解決されるものではありません。それ相応の近代兵器を駆使して、主人公は自己流の推理を繰り広げ、真実に着地させようとするのですが。。。

観客は本作を観ていくに従い、ある違和感を感じ始めるでしょう。その違和感は確実なものとなり、主人公が犯した「ある判断」の真偽についても確証を得ます。といいますか、気づいちゃうんですよね。割と早い段階で、「あああ、コイツ、やっちゃったよ・・・」とね。

主人公の「アスガー」が最初に電話のやり取りを行い、別室に移動し、そして再び通信室の大部屋に戻ってくる。この明暗の差が何を意味し、ラスト、再び暗い廊下へ一人歩みを進める主人公の行く末を暗示している判りやすい演出です。

警察官としての自身の身の置き方が主人公をある行動へ駆り立て、たまさか電話でつながった女性や関係者とのやり取りを経て、その資質に対する贖罪の気持ちが、その後の主人公の行動につながっていくのですが、本編を通じて主人公が選択してきた行動そのものに本作のタイトルがダブルミーニングしていることは確かです。

ただ、中盤からラストにかけての明かりのない部屋での主人公の描写はちょっとだれます。ただでさえスクリーンが暗く、かつ「音」でしか話が進んでいかないのでなおさらです。正直眠くなりました。
予告編の出来が良いかったので、鑑賞しましたが、結構本編で裏切られますね。ネガティブな方向に。ここって、「警察という市民を守る組織」の中で起こっていることだよね、ってね。
このあたり、もう一度見直してみたいと思います。



 

富士通 27型ワイド デスクトップパソコン 〈ESPRIMO WF2/C3〉 を使ってみた印象。

2018年11月、パソコンを富士通の〈ESPRIMO WF2/C3〉に入れ替えました。いい加減、Windows7を使うわけにもいきませんし、無線LANにもBluetoothにも対応していない自作タワーPCはスペック的にも見劣りするようになってしまったからです。USBなんて、1.1なもんですから、デジカメで撮影したRAWファイルをコピーするのに結構待たされるわけですよ。
さらに、アニメ『君の名は。』のUltra HD Blu-ray(ウルトラ エイチディー ブルーレイ 略称:UHD BD)を再生できるパソコン環境をしばらく模索していたのですが、一向に光明が差しません。
現在、パソコンでUltra HD Blu-ray の再生を行うには、高い処理能力だけではなくクリアしなければならない様々な基準がありますが、既存の多くのパソコンではその基準を満たしていないのです。
パソコン工房から発売されたコンパクトな対応モデル、例えば〈STYLE-C13N-i5-UHS-BD〉は魅力的でしたが、完売状態が続いており、再販のめどが立っていないようです。

そんな中、menehuneの目に飛び込んできたのは、富士通からリリースされた〈ESPRIMO WF2/C3〉 でした。カタログモデル名は、〈SPRIMO FH-X/C3〉ですね。年の瀬を新しいPCで過ごしたかったので、即決して検討に入りました。標準メモリ(8GB)が心もとなかったのと、公式通販サイトで「My Cloud」に会員登録すると、割引クーポンが適応されることから、「富士通ショッピングサイト WEB MART」でカスタマイズを行い、購入しました。

富士通ショッピングサイト WEB MART」でカスタムしたスペックは次のようなものになりました。

商品名 ESPRIMO WF2/C3 4K液晶モデル(一式)
・OS:Windows 10 Home 64ビット版
・CPU:Intel Core i7-8750H (6コア/12スレッド/2.20〜4.10GHz)
・メモリ:16GB (8GB×2) [デュアルチャネル対応]
・ストレージ:約256GB SSD+約3TB HDD
光学ドライブ:Ultra HD Blu-ray& BDXL対応 Blu-ray Discドライブ(スーパーマルチドライブ機能対応)
・ディスプレイ:27型ワイド 4K(3840×2160) スーパーファインLH液晶
・テレビ:BS4K・110度CS4Kチューナー×1 + 地上・BS・110度CSデジタルチューナー×2 (ダブル録画対応)
・カメラ:HD Webカメラ内蔵 (有効画素数 約92万画素)
・無線通信:内蔵 (IEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠+Bluetooth v4.2準拠)
・拡張I/F:HDMI入力×2、HDMI出力×1、USB3.1 (Type-A)×2、USB3.0×2
・カラー:オーシャンブラック
・キーボード:ワイヤレス・キーボード
・マウス:BlueLEDワイヤレス・マウス
・Office:Office Personal 2016 (個人向け)
・Office互換ソフト:なし
・セキュリティ:マカフィー リブセーフ 3年版
・主な添付品:ACアダプタ、単4形乾電池×4 (テレビ選択時はリモコン、単4形乾電池×2追加)

テレビチューナーの搭載はカスタマイズ項目なのと、利用する個人の環境により、ケーブルの長さが異なるため、室内のアンテナ端子と本機を接続する分波器は付属しません。チューナー付きモデルを購入された際には、分波器を別途購入する必要があります。3-5千円と結構な値段になります。

こうして11月中旬にオーダーした〈ESPRIMO WF2/C3〉は、2018年12月初旬に我が家に配送されました。今まで使っていた自作PCから各種データをコピーし、使っていたアプリケーションを〈ESPRIMO WF2/C3〉にセットアップし、付属していたセキュリティソフト、「マカフィー リブセーフ」をアンインストールし、従来使い続けてきた、「カスペルスキー セキュリティ」をアクティベートしました。

また、従来使っていたタワーPCには、Cドライブ以外の後付け内臓HDDが3台もあったので、USB3.1で〈ESPRIMO WF2/C3〉に接続する、センチュリー「裸族のカプセルホテル USB3.1」〈CRCH35U31CIS〉も導入することにしました。

ケースにさくっとHDDを差し込めば、準備完了の便利な奴です。完全にUSBデバイス感覚でHDDを扱えます。気を付けたほうがいいのは、背面の空冷FANの影響で、最下部の床面に細かなダストが積もるあたりでしょうか。

君の名は。』のUltra HD Blu-rayの鑑賞も果たし、綺麗な画質にため息が出ましたね。ただし、これはあくまで今まで使っていた〈FlexScan SX2462W〉で同作のBDを鑑賞した際との差異ですが。

そんな中、トラブルに見舞われました。スリープ状態から復帰できない、また電源ボタンを押しても起動しない、といった症状が頻発したのです。サポートに電話して、指示されるまま復旧作業を行いましたが、症状は改善しません。対応がサポートから工場に変更され、工場の担当者から連絡をいただきました。初期不良として新品交換という提案を受けたのですが、肝心の納期が年越しになるというのです。この時点で、12月25日です。余りの間の悪さに自身を呪いました。折角、新年を新しいPCで迎えられると思っていたのになあ。担当者に一通り文句は言いましたが、受け入れるしかありません。改めて納期の連絡をいただくということで電話を切りました。しかし結論としては、12月29日に代替品を配達してもらい、同時に故障品を回収することで決着しました。不幸中の幸いといいますか、富士通スタッフの対応には感謝するしかないでしょう。
しかし、もう一度同じ作業を繰り返さなければならないので、年末はそれ以外のことに手が回りませんでした。
その後、2019年に入り、2か月が経とうとしていますが、これといったトラブルは発生していません。それでも〈ESPRIMO WF2/C3〉を使用していて、感じたことや気づいたことはいくつかあるので、検討される際の参考になればと思います。

1)ほこり対策
ほこりの舞わないクリーンな書斎などで本機を使用されるという恵まれた使用環境をお持ちなら構わないだろうが、書斎兼寝室など、使用する場所によっては見る間にほこりが積もるものです。

〈ESPRIMO WF2/C3〉は空母サラトガよろしく、モニターのてっぺんに通風孔があるのでなおさらです。そこで、menehuneは通電しないときはカバーをかけるようにしました。サンワサプライの〈マルチカバー〉です。2000×1500ミリのポリエステル・クロスなのですが、こうして、就寝時などはすっぽり本体を覆ってしまいます。ほこりの多い冬場なので完全ではありませんが、かなりの効果があります。



2)ディスプレイは動きません
通常のPCモニターをイメージしないことです。〈ESPRIMO WF2/C3〉のモニター部は上下方向には動かせませんし、首を振ることもできません。わずかに後方へモニターを傾斜させることができる程度です。

3)飲み物等をこぼす心配
※画像は筐体を持ち上げたところ。4隅を35ミリの円形ゴムで支えている。ふたつのサブウーファーが確認できる。
※それなりにチリが積もっているのがお分かりだろう。まめな掃除は必要でしょう。
〈ESPRIMO WF2/C3〉の筐体部下には4ミリ程度の空間しかありません。また筐体の上端90ミリの所からモニター部となるため、ドリンクをこぼした際のリスクが高くなりがちです。制振ゴムを敷いてみてもいいかもしれません。カップ麺なのどの汁物もモニターや筐体にいろいろ飛んでしまうので、避けたほうが賢明かも。
この点については、特にノートPCでも従来から同様の対応策はあったので、本機だけの注意点ではありませんけれど。少なくとも、タワーケースからケーブル這わせて別添えのモニターで視聴する環境とは異なりますので、より注意が必要、と言えましょう。

4)Blu-ray Discドライブの作動音は大きめ
27型の比較的大きな画面とはいえ、本機の基本的な運用として、数メートル離れて動画を鑑賞するというよりも、ライティングデスクの一番奥に本機を置き、ライティングチェアに腰かけて動画を鑑賞する、というスタイルでしょう。そうすると、本体と鑑賞者の間には600-700ミリ程度の間隔しかありません。しかも、BDドライブは鑑賞者の正面にありますから、それなりの大きさでドライブ音が響きます。本機は「大きなノートPC」的な構造のため仕方ありません。

5)液晶パネルはSDRでHDR対応ではありません。しかし!
4辺狭額縁デザインで高輝度・広視野角のパネルを搭載した、没入感の高い大画面27型液晶一体型デスクトップパソコンですUHD BDに対応した光学ドライブを搭載してはいますが、残念ながら、〈ESPRIMO WF2/C3〉搭載のディスプレイの色空間は標準ダイナミックレンジ(SDR)です。HDR非対応となります。購入者特典で、パネル交換サービスとか将来やってくれないかしら。
しかしながら、ここで、重要な情報を付け加えておきます。富士通に確認したところ、本機のHDMI出力端子から外部モニタに接続し、本機のUltra HD Blu-ray対応ドライブで再生した映像を外部モニタに表示できるとのことです(もちろん社外品なので作動の保証はありませんと付け加えられましたが)。どうしてもHDR対応モニタで、UHD BDを再生されたい方は、本機をUltra HD Blu-rayプレーヤー兼オーディオバー、として活用できる、いう理解でいいでしょう。

6)使っていて気持ちい点
やはり、画面のサイズが大きいので、マルチタスクで作業ができる点が大きいですね。今まで使っていた 〈FlexScan SX2462W〉は、当時は最高級の1970×1200ドットでしたが、DTP作業や、ブラウザとMSアプリを同時に立ち上げると、使いづらかったですが本機〈ESPRIMO WF2/C3〉はそんなことはありません。作業に対するモチベーションが大きくなっているのが意識できます。
最初のうちは文字の大きさ調整に戸惑いますが時期慣れます。
それに、気軽にライティングデスクでBDやUHD BDを観賞できる環境というのは2019年初頭の現在、貴重な存在であることは確かです。menehuneは殆どTVを観ませんが、それでも、本機に搭載されたチューナーで、地デジと4Kコンテンツを観ることができるアドバンテージは気持ちがいいものです。

以上、富士通 27型ワイド デスクトップパソコン 〈ESPRIMO WF2/C3〉 を使ってみた印象は、追って気づいた点を追記していくつもりです。


〈ホテル京急油壺観潮荘〉で温泉掘削工事が始まる。〈油壺マリンパーク〉のカワウソも。

京急油壺マリンパークの手前にある〈ホテル京急油壺観潮荘〉は、たまに利用する日帰りに対応した浴場です。
網代湾を望む露天風呂は海水風呂。ミネラルたっぷりの海水をそのまま沸かした露天風呂は保温効果があり、しばらく汗が引かないくらいです。休憩処が畳敷きなのは好みが分かれ、menehuneはあまり好みではないのだけれども、Wi-Fiが利用できる利点もある。そもそも本体は京急系のホテルなので、併設されるレストラン〈潮彩〉の仕事は確かです。
宿泊客の朝風呂を優先するため、日帰りに入浴対応ついては、オープンが11時からと遅めですが、料金は税込1,000円だし、ネット上のクーポン利用で800円で入浴できます。
※貸しタオルは300円
今週、その〈観潮荘〉の日帰りに浸かってきたのだけれど、どうも様子がおかしい。


この櫓(やぐら)って、まさか。。。ボーリングをしているってことだよね。ってことは、、、工事看板に近づいてみると、予想は当たっていました。


ホテル京急油壺観潮荘温泉揚湯設備設置工事』。施工は京浜急行電鉄
ボーリング作業のことを「さく井(さくせい)」工事というそうです。「市井(しせい)の人々」と同じ読みですね。
これは、〈ホテル京急油壺観潮荘〉に「天然温泉」施設が併設される可能性が出てきたということです。

以前から、三浦海岸から三崎口にかけては温浴施設が極端に少なく、もったいないなあ、と感じていました。天然温泉はないと言って差し支えないでしょう。
長井の〈長井海の手公園ソレイユの丘〉の〈海と夕日の湯〉と観音崎の〈SPASSO(スパッソ)〉は空いてはいるけれど所詮沸かし湯だし、〈横須賀温泉 湯楽の里〉は混んでるし、〈佐野天然温泉 のぼり雲〉は交通の便が良くない。

京急が手掛ける、黒湯天然温泉の弘明寺〈みうら湯〉も地元のサロンと化している。〈天然温泉平和島〉はツーリスト向けなのと、メジャーすぎて足が遠のく。観音崎京急ホテルの〈SPASSO(スパッソ)〉と城ヶ島京急ホテルの〈雲母の湯〉は天然温泉ではないため、京急にとって、このエリアの温泉開発は悲願だったのかもしれません。
もっとも、〈観潮荘〉自体、建物の老朽化が進んでいるので、あのエリア全体の再開発計画があるのでしょうか。

観潮荘のスタッフの方に訊いてみました。
現在の作業は試掘の段階で、温泉が出るかどうか、2月の現在ではわからない、とのことです。また、温泉が出た場合、現在の施設に増築する形で温泉施設の事業を進めるそうです。計画が良い方向に進むよう、心待ちにしています。

京急はんの話題としては、人口・観光客数の低下が進んでいた三浦市を活性させるべく2009年8月に発売を開始した「みさきまぐろきっぷ」の販売が絶好調で、姉妹商品の「よこすか満喫きっぷ」「葉山女子旅きっぷ」の売り上げも好評らしい。
油壺マリンパークエリアのテコ入れを図りたい意図が見えてきます。


油壺マリンパーク〉も回ってみた。コツメカワウソの飼育に力を入れているようで、だいぶ人に慣れている様子。餌付けを行うイベントも開催されています。ネットで調べても、かなり知能があるようです。

飼育係の姿を察知すると、


「餌くれよー!」

飼育係が定時で生魚を配って回るのだけれど、待ち遠しくてたまらない様子ですね。
飼育は大変のようだけれど、ペットとして人気があるのもわかります。

 


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