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menehuneの写真旅の記録。お気に入りの映画、書籍とアニメのインプレ、ライフハックもたまに更新。


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MINOLTAのカメラとレンズの広告を記録に残しておく(3)XD・XG-E


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訳あって、1970年代から1980年代の雑誌を見る機会があり、そのなかで、貴重なミノルタの広告を目にしたので、ここで紹介することにしました。今回はその3回。

ミノルタ、1979年の広告

約40種にも及ぶ豊富 な交換レンズと、100種を数えるシステムアクセサリー

世界初の撮影機能をかずかず備えたミノルタの一眼レフが、世界の代表機と呼ばれるにはそれにふさわしいシステムが必要です。いまミノルタシステムは完璧な陣容。約40種を数える交換レンズ群、100種をゆうに超えるシステムアクセサリー群が完備しています。これらのシステムはミノルタの一眼レフなら共通して使えます。すぐれた撮影機能をもつミノルタ一眼レフと、このシステムが結びついたとき、映像の世界は限りなく拡がっていきます。 

世界を拡げるミノルタシステム。

 

ところどころ、言い回しがおかしいな? と感じなくもないですが、結構強気な表現ですね。広告なんだからこんなもんでしょうか。推しのレンズには対照番号が振られ、わかりやすいですね。MDロッコールF1.2は、フードとケースは別売りで、50,000円だったんですね。今回紹介するのはいずれも1979年(昭和54年)の雑誌広告です。

 

ミノルタXDの広告

7つの撮影方式で一眼レフの頂点に立つー世界のデュアル

いま、プロ、アマチュアを問わず世界のカメラファンから圧倒的な支持をうけているミノルタXD。西独で開かれた世界のカメラショー・フォトキナでもすばらしい人気を獲得。世界の代表機と呼ばれています。評価を決定的にしたのは先進的な高性能と使いよさ。世界初のデュアルオートや超自動露出など7つの撮影方式をこの一台に集約、しかもだれでも使いこなせる明快な操作性を備えているからです。ミノルタXDの7つの撮影方式 1.完全自動露出とマルチプログラム AE 方式を実現した超自動露出撮影2.絞り優先AEと3.シャッター速度優先AEのデュアルオート機能 4.マニュアル撮影 5.メカニカルシャッター、6.ワインダー連続撮影 7.秒2コマのストロボ連写。

XD
50mm F1.2付・・・¥128,000   50mm F1.4付・・・¥108,000
50mm F1.7付・・・¥98,000   ネオ・ブラック・・・¥6,000高
ケース・・・¥4,000   デラックスケース・・・¥6,000
ワインダーD・・・¥20,000(ケース付)
連写ストロボ・・・¥17,000(ケース付) 

 

一眼レフに新しい感覚をふきこんだ 連写/連発センサー一眼 

ミノルタ XG-E を手にとって撮影してみると、変わったなという実感がわいてきます。世界初のセンサースイッチを内蔵したミノルタ XG-E。 シャッターボタンに軽く指を触れるだけで電子頭脳が働き撮影システムすべてのコントロールを開始します。同時に赤い LED がファインダー内に撮影情報を表示して常に美しく映像をキャッチします。ワインダーもストロボもワンタッチで装着できるすばやさも大きな特長。ニッカド電池を使えば秒2コマで完璧な連写連発が楽しめます。最新のエレクトロニクス技術の粋を集めたに乗った XG-E は、セルフタイマーも電子化。シャッターボタンを押すと、赤いランプが点滅し、サイクルが早くなって撮影直前を知らせます。

XG-E
45mm F2付・・・¥65,800   50mmF1.7付・・・¥69,800 
50mm F1.4付・・・¥79,800   ブラック・・・¥4,000高   
ケース・・・¥4,000
ワインダーG・・・¥20,000(ケース付)
連写ストロボ・・・¥17,000(ケース付)

 世界は いま ミノルタを追う。


拙ブログでもインプレをご紹介した〈MDロッコール 45mm F2〉が、XG-Eの入門的標準レンズの位置づけになっているのが興味深いです。このころからすでに広告のキャッチコピーは句点で締める、という慣習があったんですね。

ミノルタXDの広告

 一枚の写真は世界も動かせる

Minolta,Just my type

写真の前では言葉は無力です。どんな言葉よりも一枚の写真が、的確につたえます。単なる記録を超えて、撮る人、撮られる人の感情の陰影まで映しこんでいるからです。一枚の写真が、見る人を酔わせ、微笑や涙を誘い、時には社会や世界に対しての強烈なメッセージとなり得るのもそのためです。フォトジャーナリストとして、私は一台のカメラに私のイメージすべてをゆだねます。いまそのカメラはミノルタ XD。 世界で初めてという撮影システムが、私に新しい映像の世界を開いてくれました。見る人の心をゆさぶる写真、それがいま、私の美意識や主張で確実にモノにできるようになったのです。

フォトジャーナリスト キャンディス・バーゲン 

 

インターネットというメディアがない時代ならでは、という気がします。メディアといえば新聞、雑誌、ラジオにテレビという時代です。ジャーナリストは特権階級でしたが、もはや全世界の多くの人が同じ立場にもなれるし、下世話に染まることも。この方のことは存じませんが、高校2年の夏、篠山紀信が使っているからという理由で、menehuneはミノルタのカメラを買いました。
さて、次回はそんなmenehuneのカメラ・ライフに多大なる影響を与えた〈X7〉の広告をご紹介します。となると、やはりあの方ですよね。お楽しみに?

 

 


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