発表はないものの実質梅雨入り状態のヨコハマ。ニュースでは鎌倉長谷寺のアジサイが一部見ごろという、気の早い告知めいた報告もあって、一足早くいってきました、鎌倉へ。
紹介する画像はすべて SONY α7III(ILCE-7M3)とミノルタのオールドレンズ〈MINOLTA MC ROKKOR-PG 58mm F1.2〉の組み合わせです。そして、今回の試写も、TECHARTの〈LM-EA7〉を使い、AF化した〈MINOLTA MC ROKKOR-PG 58mm F1.2〉のものです。
まずは北鎌倉の〈明月院〉へ。参道両側のアジサイは御覧の通り開花したてで、色づくにはもう少し時間がかかりそうですね。
そんな中、わずかに色づき始めた房を。〈MC ROKKOR-PG 58mm F1.2〉F2で撮影。
〈明月院〉の奥に広がる庭園の菖蒲がわずかに開花していました。これもシーズンはこれからですね。
続いて〈長谷寺〉へ。参道の両側に活気はなく、更地となっている個所も。鎌倉駅前も空きテナントだらけだったし、相当良くないようですね。
長谷寺へ至る道すがら、乾物屋さん〈石渡源三郎商店〉の店先。
昭和初期竣工の日本建築〈對僊閣(たいせんかく)〉。現役の旅館です。
見ごろを迎えくすんでしまう前。開花したてのころの方が、花弁が生き生きしていて写真映えしますからね。
紫陽花(アジサイ)には記憶に残る小説があって、米澤穂信さん原作『さよなら妖精』の中で、主人公の〈守屋〉がヒロインの〈マーヤ〉にプレゼントした紫陽花の髪飾りを思い出してしまいます。数奇な運命で〈古典部シリーズ〉として採用されず、カドカワではない出版社から刊行された本作は同シリーズと同じく、岐阜県高山市を舞台に描かれており、その結末は何とも言えないものとなっているのですが、その話はこのあたりにしておきましょう。
www.hasedera.jp今年2021年は、御本尊〈十一面観世音菩薩〉造立1300年にあたるそうです。
確かに、明月院よりははるかに開花が進んでいる印象です。でもこっちも季節先取りで、薮蚊が結構いて参りました。
ひと風呂浴びて昼食としましょう。
〈稲村ケ崎温泉〉は晴れていれば江の島と富士が望めるが、あいにくの梅雨空。ここの泉質はどちらかと言えば美肌の湯系で、肩こりにはいま一つという私見です。
経営母体でもあるレストラン〈MAIN〉だが、今日はここではなく、
打越駅近くの海鮮料理か中華を目指したのだが、ともに休業。。。代案として飛び込んだのは蕎麦〈川邊(かわべ)〉。そばに300円プラスで釜揚げシラス丼(ミニ)が付けられるのだが、コスパはよくありません。しかしもりそばは冷たく締まっていてのど越しも良く満足のいくものです。お腹は満たされない感じですが。〈MC ROKKOR-PG 58mm F1.2〉F2.8で撮影。
鎌倉駅前のクラシックホテル〈ホテルニューカマクラ〉。駐車場の「モータープール」という呼び方が関西風でなんともレトロです。もともとこの単語に「駐車場」という意味はないそうです。
結局、地元鶴見で追加ランチとなってしまった。西口の〈蓬莱春飯店本店〉は840円でご覧のようなボリューミーな定食をいただけます。ご飯は1回まで無料! コクと辛みが両立した付け合わせの麻婆豆腐がいい仕事をしています。〈MC ROKKOR-PG 58mm F1.2〉F8で撮影。WB弄ってます。
鎌倉フライング・アジサイ撮り。2021年5月20日に鎌倉を訪ねた模様でした。