前回のエントリでお知らせしたとおり、今回はウィンターイルミネーションを撮ってみました。カメラとレンズは、SONY α7III(ILCE-7M3)とミノルタのオールドレンズ〈MINOLTA MC ROKKOR-PG 58mm F1.2〉の組み合わせです。
そして、今回の試写も、TECHARTの〈LM-EA7〉を使い、AF化した〈MINOLTA MC ROKKOR-PG 58mm F1.2〉のものです。
夕方まで降り続いた雨が、いい演出の助けになっています。
撮影地:よこはまコスモワールド
〈MC ROKKOR-PG 58mm F1.2〉F1.2
さくら通りは路面が濡れているので、少しだけ幻想的です。土曜の夕方で、ホテル2棟の窓にも結構な明かりが見えますね。ここにもGo Toの影響があるのでしょうか。
ドックヤードガーデンのイルミネーションは規模が縮小されたみたいです。今年の撮影は縦位置グリップを装着しているので、撮りやすいです。しかし、右掌のあたりで勝手にシャッターが切れてしまうことがあり、LOCK機構があるとはいえ、若干使いずらいですね。Aマウントの縦位置グリップと比して、カメラ本体ともサイズダウンした悪影響です。
雨上がりにできた水たまりにLEDが写り込んで、上から下からイルミネーションを楽しめます。
花壇の花越しのイルミネーションです。もっと絞ったほうがよかったかも。液晶越しの撮影ですが、明るいレンズなので、さほど操作に支障はありません。
MARK IS みなとみらいのクリスマスツリーは去年と同じものでした。景気悪いから仕方ありませんね。〈MINOLTA MC ROKKOR-PG 58mm F1.2〉のF1.2の開放で生じる独特の光源ボケ。大量のクラゲに見えなくもありません。去年と同じ「ロンリーマン」では寂しいので、「恋人たち」っぽく撮ったつもりです。今年はマネキン人形が同じ方を向いているので。
撮影地:MARK IS みなとみらい
〈MINOLTA MC ROKKOR-PG 58mm F1.2〉でF2に絞ると、ほぼ円形のリングボケとなります。
因みに「ロンリーマン」については昨年のエントリを。彼女の首の向きが明後日の方を向いているのがわかります。
天井から照らされるライトが、印象的な影を落とします。
撮影地:ランドマークプラザ
ランドマークプラザのツリーも昨年と同じものでした。にしても、こうやって目と心の保養を演出してくれるスタッフの方々には感謝です。
この日は寒かった。今年は久しぶりに雪景色を収められるかもしれません。以前書いたとおり、重量問題のせいか、TECHARTの〈LM-EA7〉と〈MINOLTA MC ROKKOR-PG 58mm F1.2〉とはあまり相性がよくありません。次回はいっそのこと、マニュアルフォーカスで撮ってみようかと考えていますが、ピントリングのストロークが大きいこのレンズ、マニュアルでの合焦は歩留まり良くないかも。〈ルテイン&ゼアキサンチン〉のサプリだけが頼りです。