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広島の純喫茶〈PEARL〉(パール)へ行って撮影してきました。2008年7月13日


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市電袋町停車場広島平和記念公園の帰り、広島駅前の喫茶店に立ち寄る予定を立てていました。「袋町」停車場から市電に乗り込みます。
 



広島・純喫茶パール外観
純喫茶パール
広島県広島市南区松原町5-4
広島駅前の松原町の再開発地区に〈純喫茶パール〉はあります。1957年(昭和32)から町の変遷を見つめてきました。

広島・純喫茶パール外観
確かに開口部(窓)の面積が多く、3階建てとはいえ、建物の強度としては若干の不安を感じます。

広島・純喫茶パール店内〈純喫茶パール〉の内装。古めかしいが手入れは行き届いています。なにより、現役で使われていることに驚きです。日曜の朝8時。まだお客さんはまばらです。

広島・純喫茶パール店内
建物の中央に等間隔に並ぶ円柱は、装飾されていますが実際に建物の強度を担保するためのものでしょう。

広島・純喫茶パール店内のらせん階段
さらに、入り口を入ってすぐのらせん階段も、建物の強度を低下させる可能性があります。構造計算という言葉は知っていますが、実務は全く明るくないので、あくまで私見ではありますが。

広島・純喫茶パール店内らせん階段〈純喫茶パール〉の入り口を入ってすぐにある2階、3階へ向かう螺旋階段。ママさんのお話だと古くてお客さんは立ち入り禁止なのだとか。言うても戦後の構造物なので、老朽化という言葉もそぐわない気もしますが、上がってみたい気持ちと折り合いをつけるしかありません。しかし、2009年から始まる再開発でこの建物も取り壊される運命にあるという。
最近、新藤兼人監督の映画「石内尋常高等小学校 花は散れども」のロケに使われたのだというママさんのうれしそうな表情が印象的でした。

広島・純喫茶パールのモーニングセットちょっと大げさなトレーで提供される、いくつかあるうちのモーニングセット。東京ではめったにお目にかかれない丁寧な仕事です。食べるのがもったいない。バターロール自体最近は口にしなくなってしまったが、二つのかわいらしい小ぶりなバターロールに、ハムとスライスしたゆで卵がサンドされています。フルーツサラダもバナナ、パイン、モモ、ミカンと手が込んでいます。コンパクトで可愛いのだが、コーヒーは、やっぱりこの年代の喫茶店だとカップが小さいので絶対量が足りません。お代わりしたくなります。

広島・純喫茶パール外観
この微妙なセンスがイイ! 3階建てのこのビルの裏側はたとえるなら築地場外市場の入り組んだ問屋街を連想します。近隣で火事など起こそうものなら延焼は免れないはずだ。2008年の今日までよくぞ無事でいてくれたと思います。

周辺の取り壊しを待つ店舗〈純喫茶パール〉周辺の再開発地域で、取り壊しを待つ店舗群です。

谷口織物(旧住友銀行東松原支店)偶然撮影したものですが、後で調べると、〈谷口織物(旧住友銀行東松原支店)〉のこの建物は、8月6日被爆全焼したものの内部を、戦後造作し直し、現在に至るそうです。

「キケン」という貼り紙が悲壮感を漂わせます。確かに危険そうです。

同じく〈純喫茶パール〉周辺の再開発地域で、取り壊しを待つ店舗群です。

再開発エリアではないようですが、近隣の〈喫茶マツヤ〉です。
ここまでの撮影機材はSONYα700と、MINOLTA AF17-35 F3.5 でした。

【追記】
〈純喫茶パール〉は、2012年11月25日閉店。63年の歴史に幕を下ろしました。一帯は取り壊しを経て、現在は、地上52階建ての複合ビル〈BIG FRONT ひろしま〉として機能しています。「ビックカメラ広島駅前店」などの商業施設や医療施設、ホテル、オフィスや住居フロアなどがあるようです。紹介した〈クジャク洋装店〉画像に写り込んでいる〈ホテル川島〉も等価交換で再開発後の〈BIG FRONT ひろしま〉にホテルとして入居し、営業を続けています。

【追記】
その後、2014年9月20日、に広島東映プラザビル(広島市中区八丁堀)に9月20日オープンした映画館「サロンシネマ」ロビーに併設する形で「純喫茶パール」も再開しました。しかし名義貸しの側面が多く、アルコール販売や、メニューの変更など、往時を踏襲するものはほとんどないようです。

 

純喫茶の空間 こだわりのインテリアたち

純喫茶の空間 こだわりのインテリアたち

 

 


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