JR鶴見駅西口に、新たなホットスポットが登場した。
〈元祖ニュータンタンメン本舗 鶴見店〉が入居するビルの並びである。
その名も、〈ハマのちゃんぽん〉。『ちゃんぽん』を前面に押し出した店自体が少ないので新鮮。
スープ
豚骨と鶏ガラをじっくり煮込んだコラーゲンたっぷりのスープです
麺
長崎の有名店でも使用している三和製麺所から麺を直送
具材
13種類の山海の具材がたっぷり
店頭の壁面を大胆に使った施政方針演説コピーである。かくしてお味のほうは。
まずは皿うどん。iPhone5 で撮影
うどんといってもなぜか乾麺なのはお約束。その乾麺の量が結構多い。具も多く食べ応えはある。
だが、後述するが、スープが付かないので損した気分。
ちゃんぽんのスープをお椀に盛って出すことは無理でも、中華料理屋で供される『あれ』が欲しい。
2017年12月現在930円。上記理由で、これで930円か、と感じてしまう。ボリューム的には満足なんだけどね。1,030円で【野菜まし】【野菜ましまし】の2つから希望の追加が可能だけど。。。
そしてちゃんぽん(ノーマル)。iPhoneXで撮影
看板に偽りなし、というか、ご覧の通り、結構な具の多さである。ちゃんとしてる。
ちゃんぽんはラーメンとは似て非なるものなので、麺にコシを求めるのは筋違い。よってここの麺もいわゆるちゃんぽんのそれを逸脱していない、常識範囲のもの。コシのないパスタ麺に近い。
驚きなのはそのスープの美味さで、若干塩辛さを感じるも、ダシと具材の旨味がぎっしり詰まった感じ。とはいっても、ちゃんぽん自体をそう多く食す機会がないので、スープの飲み比べの機会もない。あくまでもmenehuneの主観である。
長崎飯店の記事は以前書いたが、比しても負けてはいないと思う。彼店のスープはコショーで誤魔化されている気がするのだが、こちらは後からテーブル上のコショーや七味、お酢、そしておろしニンニクで好みの味に調整できる。ベースの味がしっかりしているからできるとも言えるだろう。よって、スープの個性は当店を推す。
2017年12月現在880円。980円だすと、【野菜まし】【野菜ましまし】の2つから希望の追加が可能。
ここのちゃんぽんは、たまに食べたくなる一店になりそうだ。
【2018年4月15日追記】
この間、また食べたくなって店の前まで行ったら、カウンターの立ち上がりにでかでかと「食後のどんぶりはカウンターに上げてください」という意味合いの貼紙が貼られていた。
残念だがこういう主張をするラーメン店とは付き合わないようにしているので、この貼紙が無くなるまで行くことはない。
【2020年9月13日】
2020年の春から夏にかけてのいずれかで閉店されました。コロナ禍もありましたが、昨年から入ってなかったから。