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「TARITARI」におけるアニメの「聖地」設計についての雑感。


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「TARITARI」におけるアニメの「聖地」設計についての雑感。

とか言ってますが、この作品、観てません。
江ノ島の実店舗が主人公の実家らしいのですが、、、こういう「聖地」の設計はどうなのかしら、と感じたので。

江ノ島には当該店以外にも土産物屋を営むお店が多数あります。狭いコミュニティです。
「海の家れもん」なら、なんら問題はありません。実在しませんから。

しかし、実際デジ一眼持ってロケハン行って、まんまの意匠で設定しているとしたら、製作会社は罪なヒトたちです。
下手すりゃ村ハチですよ。あのお店。

江ノ島って言ったって、夏場はともかく、経営的に苦しい観光地ですよ。
それを一店舗だけ持ち上げてることになりはしないかと。

同製作会社は能登の温泉街を舞台にした作品でも同様の設定を施していた、と記憶している。

例えを出すと、別のある製作会社は某作品(「けいおん!」ね)で京都の修学院エリアという「ざっくりした」設定を施し、予め想定されるトラブルを未然に防ぐ設定をしていると思う。
修学院駅」がモデルだとしても、誰もエイデンを恨むまい。
「マックス バーガー」然り、「旧豊郷小学校校舎群」も同様だ。
実店舗や実ホテルを引用したことはもちろんあります。でも、それは限られたコミュニティの中の話じゃない。業種も違うし、少なくとも、○○市や○○区の中での話だ。

同じ製作会社の作品で現在オンエア中のそれ(「氷菓」ね)では、高山市に実在する喫茶店が2店モデルとして登場している。それにしたところで、○○市という範疇で収まる話ではないかと私は思う。
高山のそれは、それでも狭いコミュニティの範疇なのかとは思うが。

しかし、その作品ではやはり高山市郊外の狭いコミュニティの温泉宿一軒を「持ち上げる」設定を行ってはいるのだが。。。

まとめると、狭いコミュニティに実在する同業他社の中で、一店舗だけを持ち上げる「聖地」の設計はやらないほうがいいんじゃね。

ということになる。下手すりゃ、後々訴えられるよ。こういうのは。

傾向としては、「聖地」設定を施すなら、周囲に同業がなく、それが孤高の存在であること(例:旧豊郷小学校校舎群)。
狭いエリアに同業が密集するようなエリアで、一軒だけを取り上げないこと(例:江ノ島、温泉街等)。
狭いエリアなら、設定が観光に結びつくように、公共施設(例:寺社、町並み等)に抑えておくこと。これなら商業施設は等しく恩恵を被る機会を得るのだから。


ということだろうか。



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