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岡崎琢磨『珈琲店タレーランの事件簿』聖地巡礼、妄想の旅(5)2013年5月5日


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岡崎琢磨さん著『珈琲店タレーランの事件簿』シリーズに登場するモデル物件を妄想し巡礼しようという企画。その5にして最終回。これから書くことは、一部管理人menehune の妄想です。アニメのそれと異なり、視覚情報のない小説の文字面だけで勝手に妄想、判断したものですので、そこのところ、ご了承の上ご覧くださいませ。

※以下の記述はシリーズ2巻「珈琲店タレーランの事件簿 2 彼女はカフェオレの夢を見る」の設定バレを含みます。未読の方は少しご注意を。

今回の妄想巡礼は今回で終了です。お付き合いいただいた諸兄に感謝です。
どーでもいいとはいわないけど、『珈琲店タレーランの事件簿』のロケ地で紹介していなかった物件と、以前お世話になった回転寿司屋を誤紹介します。



原作、『珈琲店タレーランの事件簿 2 彼女はカフェオレの夢を見る』第二章で〈美星〉の妹〈美空〉を〈アオヤマ〉と〈美星〉が迎えるシーンで登場した、京都駅物件です。
こちらはJR新幹線中央口です。〈美空〉がある理由で待ち合わせ場所をごまかした処になります。


そして、ここが京都駅の中央口。ここで〈美星〉と〈アオヤマ〉は〈美空〉の到着を待っていると。この二つの「中央口」。勿論、新幹線を下車して、この中央口から出札できないわけではありませんが、そこは物語ですから。


同じく第二章で、〈美空〉を待つ間、〈アオヤマ〉と〈美星〉がランチでパスタを食したのが、京都駅地下1階の「プロント」と、向いのカフェを混合したモデルではないかと思われます。このフロアには京都の汎用土産物店も入居していますから、原作の設定とマッチします。


ホテルアバンシェル京都の閉館に伴い、ZEST御池に移転した回転寿司「魚倖」。
「けいおん!」の聖地巡礼の際の常宿だった同館の閉館後、移転した先を訪れるのを楽しみにしていました。


客捌きがビジネスライクになったのと、シャリの量が減りましたね。でも、相変わらず混んでます。確かにそこそこのコスパで旨いからなあ。今回の訪問を経た今でもオススメです。
【閉店しました】2020年2月追記
カナート洛北時代からお世話になった、〈魚倖〉は2019年8月末をもって閉店しました。残念です。


それと、河原町三条の交差点にほど近い、「ロイヤルパークホテル ザ 京都」は「タレーラン」の巡礼にはうってつけ。


各種巡礼物件に近いのと、食事などの近隣店も選択肢が多くある。季節を選ばなければそれなりの価格で押さえることができるでしょう。しかし、ホテルのせいではないけれどこのエリアのカラス対策は万全とはいかないようで、今回もおびただしい数のカラスが早朝の木屋町三条を支配していました。これは考慮のうちに入れておいたほうがいいと思います。ホテルのせいじゃないけど、苦手な方にはお勧めできないロケーションです。

はい。これで今回の『珈琲店タレーランの事件簿』」の妄想巡礼レポはおしまい。天気にも恵まれ、楽しい息抜きになりました。そして最後に、お願いだから「アニメ」で公開してはいただけないだろうか。宝島社はん。
もっとも、それはふたりの「バリスタ」のあれこれが完結しないといけないかもしれないので。岡崎はんには続刊へのエールを送らせていただきつつ締めます。ありがとうございました。

 

珈琲店タレーランの事件簿 2 彼女はカフェオレの夢を見る (宝島社文庫)

珈琲店タレーランの事件簿 2 彼女はカフェオレの夢を見る (宝島社文庫)

 

 



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