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menehuneの写真旅の記録。ヨコハマ、京都、北九州など、SONYの一眼レフデジカメα900、α99、そしてミラーレス一眼カメラα7で撮影した写真とインプレッションを紹介します。お気に入りの温泉、映画、グルメ、アニメのインプレもたまに更新します。


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2015年4月オンエア。京アニはんの新作「響け! ユーフォニアム」原作を読む。


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2015年4月オンエア。京アニはんの新作「響け! ユーフォニアム」原作を読む。


宝島社文庫から出ている、武田綾乃はん原作、「響け! ユーフォニアム」~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~を読んだ。
同社からは、本ブログでも取り上げさせてもらった「珈琲店タレーランの事件簿」も発行されており、彼作同様、本作も舞台は京都である。
厳密に言えば、「タレーラン」は京都市内が舞台だが、本作「響け! ユーフォニアム」は宇治市が舞台である。
京アニはんには「タレーラン」を映像化して欲しいと以前書いたが、思わぬところからの発表に驚いています。

本作を読んで感じたのは、聖地巡礼型小説だな、という点。
物語は京阪宇治線黄檗駅(おうばくえき)から宇治駅という限られた範囲で繰り広げられる。世界遺産である平等院を中心に、巡礼対象となる固有名詞が頻出するので、巡礼のし甲斐があろう。
ここからは原作に記述が無いので、menehuneの妄想だが、主人公たちが通学で利用するのは京阪宇治線の「木幡駅」。北宇治高校のモデルは、駅からそう遠くない高校なのでは。
ご存知の方も多いだろうが、京都アニメーションはんの本社/スタジオが置かれている地である。

ブラバンに中学時代所属していた同僚に訊くと、「ユーフォニアム」という楽器はもちろん知っていた。私はその存在を知らなかった。本作で北宇治高校吹奏楽部がコンテストで演奏する課題曲も、実在する曲のようなので、親近感がわくことだろう。この点も聖地巡礼型といっても良かろう。

本作を読んで感じた点で、もう一つ特筆しておきたいのは、「エロい」ということ。
いわゆるラノベ的なものではない。実際、本原作中にパンツや入浴シーンやラッキースケベ的記述は一切無い。では何がエロいのか。
一言で言えば「文体」そのものがエロいのだ。もちろんそういったタッチで描かれる場面は原作中さほど多くは無い。しかし、そこで繰り出される筆致に若干驚きを禁じえなかった、というのが正直な感想。ネタバレになるけど、「百合」です。ハイ。あとは読んでください。
少し前のエントリで、(日本の)アニメーションで女子の下着の線を意識しない風潮はいかがなものか、的なことを書いたが、本書はそんなわたしの憤りに応えてくれたタイトルでもある。
気持ち悪いとお思いかもしれないが、本作では女子高生の下着のラインをとても上手く使っています。

物語として全体の印象は、やや荒削りで、少し記述に齟齬があるような印象も持ったが、一人の少女を軸に、ともに成長していくものと、そうではないものを良い意味で淡々と描いた佳作である。

さて、ここからが本題、なのだが、京アニはんがアニメ化するとして、この原作をどう料理するのか?気になる点を挙げて本エントリを締める。
※公式サイトはこちらです。

*アニメ版で「男」は登場するのか。
原作では主人公・久美子の幼馴染で高校でも吹部で一緒の男子が登場する。結構ストーリーのアクセントになるので、出さないわけにはいかないか?
因みに、新しく赴任する吹部顧問がイケメン設定なのだが、これも出さないわけにはいかないだろうなと。

吹奏楽部なのか。
原作では吹部全体で80名を抱えるので、当然、前記以外の男子も登場する。約一名だけど。
モブの数が大変そう。ビッグバンド・ジャズ程度の編成に変えてくるなら「男」問題の解決にもなりそう。
それと楽器の描写はCG絡めても大変そう。「けいおん!」とは比較にならないくらいに。
もちろん、原作でたびたび描かれる金管楽器に写りこむ主人公の顔とか、なんて効果も演出しなきゃならないのでなおさら。

それと、音源。
「あんまり上手くないですね」レベルから、痺れるくらいまでの完成度まで、各パートの音を用意する必要がある。協力してくれる先があるんだろうけど。
ちなみに原作には京都にその名を知らぬものはいないとされる吹奏楽部の強豪校として私立「立華高校」が登場する。
偶然だろうか。福岡の「精華女子高等学校吹奏楽部」が話題だそうで、何かあるんじゃないかと勘ぐってしまう。 まさかの楽器演奏協力にクレジット、なんていうのは出来すぎだろうか。

*素直に宇治市を舞台とするのか。
コレばかりは現時点ではさっぱりわかりません。

*百合要素を入れてくるか。
これもわかりませんけど、京アニはんが本作を選んだ理由のひとつはここだと思うので、前記の下着のラインの件も合わせて期待したいところ。


その他、池田晶子はんがキャラデザ担当するのって、「ハルヒ」以来だよね。彼女の画を見る限り、主人公の久美子は原作ほど酷い描かれ方はしないような気もする。

監督の石原はんはロケハン好きな印象なので、宇治の街(近所だし)をフィーチャーするものと予想。

演出に山田はんを起用したのは女子同士の機微をコントロールする担当なのかと。

総作画監督が不在なのは最近の京アニはんでは珍しくは無いのかも。

4月までに妄想先行巡礼するつもりなので、その模様は追って。

 

 


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