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menehuneの写真旅の記録。お気に入りの映画、書籍とアニメのインプレ、ライフハックもたまに更新。


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アニメ『メイドインアビス(MADE IN ABYSS)』についての雑感。


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メイドインアビス(MADE IN ABYSS)。
2017年夏アニメのひとつであり、menehuneが期待しているタイトルでもある。
つくしあきひと〉はんという方の初連載らしい。

アニメのキャラデザ自体は原作コミックの独自なタッチを追従できるはずも無く、管理できる範囲内のもので運用せざるを得ない事情がよく判るものとなっている。
そういう意味では少しつまらない部分は否定できない。

第2話で公開されたOPアニメーションを見る限り、若干駆け足だとは思うが、原作既刊の5巻までの物語なんだろうと。

〈THE ABYSS〉というのは、言うまでも無い、ジェームズ・キャメロン監督が1989年に制作した米国の【傑作】実写映画であり、本作も、その影響を受けていることは、想像に難くない。
深海に人類が潜ることの難しさと、その危険性はむしろ、浮上する際に牙を剥く、という設定込みの話である。というか、これ自体は事実なんだけどね。

本作では、目に見える見えない、というルールを設け、水圧という存在を排除しているけど、その代わりとなる要素を設定しているので、同義と捕らえれば問題ない。

つまり、〈減圧〉をすれば、アビスの呪いとやらからと対峙できるのではないか?という読後感ではあるのだが、アニメでそこまで追求できるわけでもなく、原作でもまだそこまで追いついてはいない。

つくしあきひと〉はんの世界観と、物語構成がマッチングして、世に出るのはもう少し先のことなんだろうけど、興味は湧きますね。

あと、この原作、なんだかんだで、結構ぬるい作品なので、現状、さほどトラウマになる感じではない。つまり、登場人物、全部良い人系、な訳で。逆な意味で、〈度し難し〉となるのかは未知数ですね。


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