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箱根 塔之沢の旅館〈環翠楼〉で、使われていなかった棟の修繕・改修を開始。〈環翠楼別館〉として再生。


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箱根 塔之沢の旅館〈環翠楼〉で、使われていなかった棟の修繕・改修を開始。

箱根 塔之沢の旅館〈環翠楼〉

箱根を多く旅する方なら、〈環翠楼〉(かんすいろう)と聞いて、憧れる向きも多いことでしょう。箱根湯本駅からバスで2つ目。温泉街の情緒を楽しみながら、徒歩でも15分はかからない場所に〈環翠楼〉はあります。江戸時代に遡る由緒溢れる温泉宿として認識される〈環翠楼〉ですが、そんな一方で、その裏手に放置されていた建物が気になられていた方も多いでしょう。

 

箱根 塔之沢の旅館〈環翠楼〉

2018年11月12日の現場です。そこで、〈環翠楼〉スタッフの方にお話を伺いました。なぜ、長らく放置されなければならなかったのか、そこのあたりの事情を訊きたかったのですが、そこは今後の報道に譲りましょう。

2018年12月5日現在の現場です。

M:本館の裏手にある棟ですが、長らく使われずに放置されていましたが、ここ最近、養生がされ、改修が始まっているようです。再利用の計画があるのでしょうか?

スタッフ:「一応、現在は「補修」という工事です。客室を増やすというよりも、先ずは、相当傷みが激しいので、屋根とか、補修に入りました。
地震に見舞われたりしたら、壊れてしまいます。そうでもなったら、本館にも影響を及ぼしかねない。そのための補修です。(現在は閉鎖しているが)本館とつながっていますからね。ということでの補強工事です。どんな用途で使用するかはこれから先の検討事項です。」

ということでした。

湯河原の〈富士屋旅館〉が横浜銀行の支援で再生を進めている。ことの是非はともかく、このような古い建築物の再生利用を積極的に進めることができる環境というのは素晴らしいことだと思います。

年老いた両親に風呂付の部屋をプレゼントするもよし。自身でも是非泊まって見たい宿 〈環翠楼〉。工期は2019年6月末までの予定となっています。
この工事が終わったころ、内部の探検を兼ね、泊まってみたいものです。

 

【追記】

そうこうしているうちに箱根から足が遠のいてしまい、2019年11月1日に〈環翠楼別館〉(KANSUIRO ANNEX)として再生されたそうです。スタッフの方に話を訊いたときにはもう計画は決まっていたのでしょうね。

www.kansuiro.co.jp


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