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箱根底倉温泉の〈函嶺(かんれい)〉が、2019年4月29日再開。浸かってきた。


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2019年4月29日再開した函嶺の外観箱根底倉温泉の〈函嶺(かんれい)〉に浸かってきました。少し足が遠ざかっているうちに、箱根底倉温泉の函嶺が営業を再開していました。再開したのは2019年4月29日だそうだ。一か月ほど気づかなかったことになります。入浴と施設利用料込みで1500円税込。1時間の貸切予約制です。
印象をまとめておきます。

 

そもそも〈函嶺〉ってなに?

f:id:sepyas:20210528162049j:plain因みに現地の看板にある「凾」は旧字体となり、現代では「函」が一般的ですので、ここでは〈函嶺(かんれい)〉の表記で統一します。では、〈函嶺(かんれい)〉って?そうお思いの向きも多いでしょう。函嶺とは、箱根山の別称です。箱根山は神奈川県と静岡県にまたがる火山帯の総称で「箱根」は古くは「函根」とも記したが、箱根山も「函根山」が転じて「函嶺」となったそうです。1892年、当時病院のなかった箱根のこの地に開業したのが「函嶺医院」だそうで、建物は改装されましたが元々病院だったものです。当時から温泉療法が行われていたそうですよ。

 

箱根底倉温泉〈函嶺〉は事前予約を行ないましょう

事前に電話を入れ、希望の時間を伝えると、予約が成立します。公式ウェブサイトはありませんので、不定休ということもあって、必ず電話で予約をしてから浸かりに行きましょう。敷地内には2-3台の駐車スペースがありますが、駐車の可否については事前に確認したほうがいいでしょう。因みに施設の私道入口すぐのところに箱根登山バスのバス停〈木賀温泉入口〉があります。箱根湯本のバスターミナルからだと、L・T・TPの路線が停車します。

 

箱根底倉温泉〈函嶺〉の浴室棟はこんな感じです

箱根函嶺の本館と浴室棟を結ぶ階段〈函嶺〉本館の受付で利用料1,500円を支払うと、外履きを履き替えて建物の背後へ回り込みます。浴室はいったん建物の表に出て、あまり足場の良くない階段を下った先にあります。雨の日などは注意が必要です。これは浴室棟から本館を見たもの。

箱根函嶺の浴室棟〈函嶺〉の浴室棟は内部から鍵をかけられるので、ほぼ安心です。

箱根函嶺浴室棟のトイレ脱衣所に温水洗浄便座付きの便器がデンと鎮座しています。ドアはありません!

箱根函嶺浴室棟の脱衣所脱衣所にエアコンがないのはこれからの季節ちと心配かも。扇風機を置いた方がいいでしょう。アメニティの類もありません。浴場にシャンプーとボディソープは備えられていますが、汎用のポンプ式ボトルに継ぎ足される仕様でブランド名は不明です。
menehuneは愛用しているシャンプーと石鹸をミニボトルに詰めたものを持参し使いました。

f:id:sepyas:20210528162056j:plain箱根底倉温泉〈函嶺〉の温泉成分表です。

リニューアルされた箱根函嶺の源泉かけ流し半露天風呂リニューアルされた箱根〈函嶺〉の源泉かけ流し半露天風呂です。源泉の温度が高いため、加水して42度程度に調整しています。循環なし、消毒なしの掛け流しです。1時間とはいえ、他者に気兼ねなく小ぶりな浴槽を独占できる気分はいいものです。カラン、風呂いす、洗面器はそれぞれ3つ用意されています。脱衣所の篭は4つ。おひとりさまからカップル、最大3名くらいまでの使用を想定しているようです。初夏といってもいい気持のいい陽気の中いい湯に浸かった後は、本館で休憩です。



箱根底倉温泉〈函嶺〉の本館内部をご紹介

f:id:sepyas:20210528162040j:plain先にご紹介した通り、以前は病院だった建物は、改修後もその趣を各所に残しています。

 

箱年函嶺本館のカフェスペース本館には暖炉が据えられたカフェスペースがあります。エアコンがあるので、これからの季節はひと風呂浴びた後のいい休憩スペースになりそう。この暖炉が使われるであろう真冬の再訪を誓います。

f:id:sepyas:20210528163557j:plainビールやソフトドリンク、ミネラルウォーターが提供されています。自動販売機の類はありません。menehuneは持ち込んだペットボトル飲料をあおりました。
2階は私用で使っているため一般には提供されていないとのこと。本館1階にも内風呂があるのですが、オーナー専用。つまりこの〈函嶺〉、オーナーさんの個人住宅も兼ねているんです。2階が解放されていたらいい風が抜けて気持ちいいだろうな、と思っていたので、ちょっと残念ではあります。
1階には上のような丸テーブルと椅子が数組設置されていて、ソファや座敷などは用意されていないため、あまりゆっくりまったりすることは叶わないかもしれません。
Wi-Fi環境はありませんが、4Gは受かります。源泉は、閉館した〈てのゆ〉と同じものだそうです。

箱根底倉温泉〈函嶺〉のご紹介、まとめ

リニューアルした箱根函嶺の外観と青紅葉箱根底倉温泉の〈函嶺(かんれい)〉ほぼ自然のど真ん中にある施設なので、樹木や雑草、虫や獣など、自然との戦いは厳しいものがあるでしょう。1日最大7時間の営業で、見込める来場者の上限もあるので、あまり施設側に多くを求めても詮無いことでしょう。menehuneは、純粋に湯を楽しむ「隠れ湯」として今後とも利用していきたいと思います。リボーンがマスコミに取り上げられる前に楽しむのも手ですが、恐らく秋から冬がここ〈函嶺〉の湯を楽しめるベストシーンではないかと勝手に予想していますので、定期的に通わせていただきつつ、そのころまたレポートしたいと思います。

箱根底倉温泉 函嶺(かんれい)
営業時間 10:00〜17:00 不定休。予約状況により早仕舞いあり。
神奈川県足柄下郡箱根町底倉558
電話 0460ー82ー2017



〈函嶺〉の改装工事の進捗などをまとめた過去の記事はこちらです。

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