menehune旅写真プラス

menehuneの写真旅の記録。お気に入りの映画、書籍とアニメのインプレ、ライフハックもたまに更新。


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〈ホテル京急油壺観潮荘〉で温泉掘削工事が始まる。〈油壺マリンパーク〉のカワウソも。


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京急油壺マリンパークの手前にある〈ホテル京急油壺観潮荘〉は、たまに利用する日帰りに対応した入浴施設です。menehuneが勝手に「潜水艦岩」と呼んでいる岩礁が浮かぶ小網代湾を臨む露天風呂は海水風呂。ミネラルたっぷりの海水をそのまま沸かした露天風呂は保温効果があり、しばらく汗が引かないくらいです。休憩処が畳敷きなのは好みが分かれ、menehuneはあまり好みではないのだけれども、Wi-Fiが利用できる利点もある。京急系のホテルなので、併設されるレストラン〈潮彩〉の仕事は確かです。
宿泊客の朝風呂を優先するため、日帰りに入浴対応ついては、オープンが11時からと遅めですが、料金は税込1,000円だし、ネット上のクーポン利用で800円で入浴できます。
※貸しタオルは300円
今週、その〈観潮荘〉の日帰りに浸かってきたのだけれど、どうも様子がおかしいです。




この櫓(やぐら)って、まさか。。。ボーリングをしているってことだよね。ってことは、、、工事看板に近づいてみると、予想は当たっていました。


『ホテル京急油壺観潮荘温泉揚湯設備設置工事』。施工は京浜急行電鉄。ボーリング作業のことを「さく井(さくせい)」工事というそうです。「市井(しせい)の人々」と同じ読みですね。これは、〈ホテル京急油壺観潮荘〉に「天然温泉」施設が併設される可能性が出てきたということです。

以前から、三浦海岸から三崎口にかけては温浴施設が極端に少なく、もったいないなあ、と感じていました。天然温泉はないと言って差し支えないでしょう。
「長井海の手公園ソレイユの丘」の〈海と夕日の湯〉と観音崎の〈SPASSO(スパッソ)〉は空いてはいるけれど所詮沸かし湯だし、〈横須賀温泉 湯楽の里〉は混んでるし、〈佐野天然温泉 のぼり雲〉は交通の便が良くない。

京急が手掛ける、黒湯天然温泉の弘明寺〈みうら湯〉も地元のサロンと化している。〈天然温泉平和島〉はツーリスト向けなのと、メジャーすぎて足が遠のく。観音崎京急ホテルの〈SPASSO(スパッソ)〉と城ヶ島京急ホテルの〈雲母の湯〉は天然温泉ではないため、京急にとって、このエリアの温泉開発は悲願だったのかもしれません。
もっとも、〈観潮荘〉自体、建物の老朽化が進んでいるので、あのエリア全体の再開発計画があるのでしょうか。

観潮荘のスタッフの方に訊いてみました。
現在の作業は試掘の段階で、温泉が出るかどうか、2月の現在ではわからない、とのことです。また、温泉が出た場合、現在の施設に増築する形で温泉施設の事業を進めるそうです。計画が良い方向に進むよう、心待ちにしています。

京急はんの話題としては、人口・観光客数の低下が進んでいた三浦市を活性させるべく2009年8月に発売を開始した「みさきまぐろきっぷ」の販売が絶好調で、姉妹商品の「よこすか満喫きっぷ」「葉山女子旅きっぷ」の売り上げも好評らしい。
油壺マリンパークエリアのテコ入れを図りたい意図が見えてきます。

〈ホテル京急油壺観潮荘〉で温泉掘削工事が始まる。

【追記】
その後工事期間が2019年5月末から10月末まで延長され、9月初旬には櫓は解体されました。
果たして温泉は出たのでしょうか? 観潮荘のスタッフ数名に訊いてみましたが、京急から口止めされているのでしょう。明確に答えてはくれませんでした。

〈ホテル京急油壺観潮荘〉で温泉掘削工事が始まる。
でもこうやって掘削口が大事に保持されているってことは、掘り当てたんでしょうね。

〈ホテル京急油壺観潮荘〉で温泉掘削工事が始まる。

温泉施設の工事が始まればそういうことなのでしょうし、しばらく静観するとしましょう。

【2020年3月4日追記】

京急から正式なアナウンスがありました。2020年4月17日、〈観潮荘〉と〈SPASSO〉の既存施設で温泉供給が始まります。

〈ニュースリリース〉
三浦半島の最南端「油壺温泉」が誕生

www.keikyu.co.jp

〈「油壺温泉」ホームページ〉

www.keikyu.co.jp
【2020年4月12日追記】

一連の騒動により、4月17日のオープンは延期となりました。
残念ですが、仕方ありませんね。

【2020年6月1日追記】
緊急事態宣言解除により、6月1日から営業を開始するそうです。

 

鎌倉&三浦半島 山から海へ30コース

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〈油壺マリンパーク〉も回ってみた。コツメカワウソの飼育に力を入れているようで、だいぶ人に慣れている様子。餌付けを行うイベントも開催されています。ネットで調べても、かなり知能があるようです。

飼育係の姿を察知すると、


「餌くれよー!」

飼育係が定時で生魚を配って回るのだけれど、待ち遠しくてたまらない様子ですね。
飼育は大変のようだけれど、ペットとして人気があるのもわかります。

 


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