京アニサイトの更新で本気(と書いてマジ)モード来ましたね。
そう、「愚者のエンドロール」登場人物でまとめた販促画。
少し前に発表されたキャラデザと比して、段違いのオーラが出てます。
江波もさることながら、何と言っても「女帝」入須冬実。ここまで描き込まれると、かなり行けてます。
沢木口も改めてハルヒっぽく感じます。
そして、BD/DVD告知スポットでは、、、ついに「える」がウィッチになってしまいました。。。
なんてね。猫(犬?)耳に尾っぽとは、やってくれましたね。京アニはん。まさかの角川はん繋がり。
むろん「える」のズボンは見え。。。 つ
むしろこのくらいの演出は、地味に捉えられがちな原作を飾るものとして諸手を挙げて賛成。
。。。といいますか、絶対京アニはんの演出陣に「ストパン」好きがいるに違いない。
と、ここまで書いて、これから某掲示板を覗こうかと、、、荒れてそう。。。
© 米澤穂信・角川書店/神山高校古典部OB会
***************************************
やっとのことで、「野生時代」収録の「連峰は晴れているか」を読むことができた。
「遠まわりする雛」の単行本刊行後の発表なので、素直にその後のエピソード、ととらえればいいのかどうかなのだが、
季節や時期の記述がないため、詳細は不明です。
また、ことのほか短い。あっという間に読めてしまう。
でも、謎解きの際に見せる「える」の描き方で萌えた方も多いんでしょうね。
わたしも萌えましたとも。
ただ、全般キャラの描き方が「古典部シリーズ」から少しそれている、というのも正直な感想。
「摩耶花」は「奉太郎」に優しいし、その「奉太郎」もヒトの心の機微が読めすぎ、という風に描かれていると思う。
あくまで「野生時代」収録にあたってのエキストラ・ボーナス・トラック的な感じでまとめられたものなのだろうか。
この「野生時代」は米澤穂信特集なのだけど、やはり作家は本の虫なのね。
読まなきゃ書けない、っていうのは世間一般で言われていることか知らないが、あの100冊、読んでみようかしら、と思ってしまうあたりが怖い。悲しいかな、100冊とも読んでいない。。。
「映画 けいおん!」が佳作だからと言って、オールタイムベストで語れるものではないし、映画を語るにも幅広く観た知識の蓄積があってこそ。むろん、監督が影響された作品(可能なら紙ベースのものも含む)は観ておくに越したことはない。
一見さんの感想と、それで金もらっている人の評論が異なるのは、やはりこの点なんだろうと。
その本や映画だけを見て、そこだけを掘り下げる感想がつまらないのは(自分も含め)そのため。
そこからの他作の引用や描き方、背景の解説も含めた論評は面白い。
以前書いた町山はんのそれが興味深いのはそのため。