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京アニ新作アニメ「氷菓」5話、雑感。


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アニメ「氷菓」5話、雑感。
といっても、たいしたことも書けないし、書く才能もない。思いつくまま。

作監の堀口はんは先入観なしで観てもそう思えたか。虹彩の「れんが」的な書き込みは他の回でも見受けられた。
でも摩耶花のかわいらしい仕草、たとえば机に突っ伏す描写は「平沢 唯」を彷彿とさせたし、奉太郎の瞳のそれも氏の作画に。里志の顔の造詣などは、そのまま「田井中 律」に見えたりもして。
短足気味で、足の先に向かって極端に細く見せる感じもそうかな。
作画陣は「TEAM堀口」で固められていたように見えなくもない。

今後の「氷菓」シリーズの中で、山田尚子はんが演出する回はあるのかも気になりますね。

糸魚川養子教諭の年齢遡り演出と作画の力の入れようには舌を巻いた。これがアニメのチカラ。
全部キャプチャしてじっくり見てみたいです。
そして高校生の郡山養子はんは、他の方の感想の通り「琴吹 紬」を連想しましたね。
そして三つ編み。もちろん、あれは「コクリコ坂から」のヒロイン「海」(あだ名はメル)を意識していると。

氷菓」の英語読みについては、奉太郎は発音せず、画で「見せる」だけでよかった気がします。
あそこは原作既読、未読にせよ、劇中の里志と摩耶花が気づいたように、想像力で観る側が補うべきだったかなと。

単行本「氷菓」の最終回にあたる今5話。気になっていたことが二つありました。
ひとつは、ロリえるが泣く描写があるのかどうか。そして現在のえるはどの程度目を潤ませるのか、です。
京アニはんはどちらも大々的に打って出ました。特にえるの方は大げさなくらい。
でも私は好きです。この見せ方。

もう一つ気になっていたのは、原作ラスト前、「サラエヴォへの手紙」の直前エピソード「未来ある古典部の日々」の描かれ方です。
アニメ版では原作準拠の台割描写のあと、アニメオリジナル(だよね?)のえると奉太郎のやり取りが加えられている。

そして逆に、アニメ5話では、原作から抽出して描かねばならない(描いた方が話が絞まる)描写が省略されていました。
私はこの短いエピソードのあの場面が、今後のアニメシリーズのどこかで挿入されるとみています。

京アニはんの「氷菓」サイトでは、次回以降の2話は時系列にのっとり、「遠まわりする雛」の短編から2話を抽出。
そして文化祭前のエピソード、〈古典部シリーズ〉2巻、「愚者のエンドロール」へとなだれ込んでいくわけですが、
このエピソードの終盤、ないし、〈古典部シリーズ〉3巻、「クドリャフカの順番」の序盤のどこかに、前記「未来ある古典部の日々」のエピソードが若干の演出を加えられ、出てくるのではないか、とみています。
多分、「クドリャフカの順番」の初回、アバンかなあと。

アニメ「氷菓」では夏服、冬服とも女子の制服は白基調のキャラデザなので、えるの「喪服」がどう描かれるのか、糸魚川教諭はそこにいるのかも含め、シリーズの今後に期待しつつ、今日はこれまでです。


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